ウクライナ難民の仮住まいにレドモンドの旧ホテルを提供
4/22/2022・KING5
キング郡のダウ・コンスタンチン郡長官は21日（木）、ロシアが侵攻を続けるウクライナからの難民の仮住まいとして、郡が所有する元シルバー・クラウド・インの建物を利用する計画を発表した。郡はホームレス対策プログラムの一環として、同ホテルを慢性的に路上で生活する人ための住宅に利用する目的で2021年7月に購入。コンスタンチン郡長官は、ウクライナからの難民がパシフィック・ノースウエスト地域での定住を準備する間、一時的に同建物を提供すると述べている。難民に建物を提供する期間は5月第1週目から9月までの見込みで、施設の運営は州の難民・移民支援機関、レドモンド市、国際救済委員会などと共同で行う予定。2月24日のロシア侵攻開始以来、21日の時点で約1万5,000人の難民がアメリカに到着している。KING5の関連記事はこちら
シアトルのI-5で補修作業に伴う通行規制、夏の間の週末に実施
4/20/2022・KING5
ワシントン州運輸省（WSDOT）はシアトルのI-5南行き、I-90とSpokane St. の間で35カ所の拡張ジョイントを交換するため、夏から秋にかけての週末に車線減少を伴う交通規制を予定している。最初の交通規制は5月6日（金）午後8時〜5月9日（月）午前5時までで、最大16回の週末に行われる。WSDOTは渋滞の可能性があるため、ダウンタウン・シアトル方面へは時間に余裕を持って出かけるよう呼びかけている。また公共交通機関の利用、車の相乗りや午前8時から午後8時の時間帯を避けての移動なども勧めている。祝日などの週末には工事は行われず、また工事日程は天候により変更される場合もある。KING5の関連記事はこちら
シアトル・タコマ国際空港の新国際線ターミナルがオープン
4/20/2022・KING5
5年近くかけて建設工事が行われたシアトル・タコマ国際空港の新しい国際ターミナル（IAF）では、19日（火）に旅客機の利用が開始され、同日朝、同ターミナルへ最初に到着する韓国からの飛行機が放水アーチで迎えられた。シアトル港湾局によると、IAFは国際線での旅行客の体験の向上を目的としており、空港の開港以来73年間で最も複雑な開発となった。新ターミナル開設により、同空港の国際線ゲート数は12から20へ、また1時間に対応可能な旅客数は南サテライトターミナルの旧施設と比較して2倍以上の2,600人に拡大。新型コロナウイルスのパンデミック前のシアトル・タコマ国際空港の利用者数急増に対応するため、9億8600万ドルを投じてIAFの建設が行なわれている。KING5の関連記事はこちら
公共交通機関でのマスク着用義務違法判決、交通機関により異なる対応
4/19/2022・KING5
フロリダ州の連邦地方裁判所が18日（月）に、5月3日（火）まで延長されていたアメリカ疾病対策センター（CDC）による公共交通機関でのマスク着用の義務付けは違法という判決を下した。これを受けて同日、シアトルに本社を置くアラスカ航空を含むアメリカの大手航空会社は、今後乗客や乗務員などにマスク着用を求めないと発表。またシアトル・タコマ国際空港も、アメリカ運輸保安局（TSA）が空港利用者へのマスク着用義務を取りやめると話している。しかしワシントン州の交通機関では異なる対応をしており、公共バスのキング郡メトロとピアス・トランジットはマスク着用義務を継続すると発表。バスやライト・レールを運行するサウンド・トランジットも連邦政府から今後の指針が発表されるまで、マスク着用を求めると話している。ワシントン州フェリー（WSF）は、18日夜に船上やターミナル内でのマスク着用は今後必要ないとSNSに投稿。ライドシェアのUberとLyftは19日（火）に、アメリカ国内において乗客と運転手に対するマスク着用義務を解除している。KING5の関連記事はこちら
マックルモアとマーショーン・リンチがシアトル・クラーケンのオーナーに
4/18/2022・KIRO7
NHLシアトル・クラーケンは18日（月）、グラミー賞を受賞しているアトル出身のラッパー、マックルモアと、NFLシアトル・シーホークスの元選手であるマーショーン・リンチ氏が同チームのマイノリティー出資のオーナーに加わると発表した。発表によると2人は出資以外に、クラーケンと協力して地域社会の積極的関与やアウトリーチに携わる。マックルモアはクラーケンと協力して、クライメート・プレッジ・アリーナの小規模スペースを利用し、試合日に若いミュージシャンが音楽イベントを行えるようにしたり、マックルモアのゴルフ・ブランドであるボギー・ ボーイズとクラーケンがパートナーとなり、チャリティー・ゴルフトーナメントを行う予定。リンチ氏はチームの「Hockey is for Everyone」キャンペーンに協力し、若者や地域活動に焦点を当てたイベントをチームとともに企画する。KIRO7の関連記事はこちら
バイデン大統領、22日に就任後初めてシアトルを訪問
4/18/2022・KING5
ジョー・バイデン大統領が22日（金）のアースデーに、大統領就任後初となるシアトル訪問を予定していることが先週に明らかになった。ホワイトハウスによると、バイデン大統領は前日の21日（木）に、去年11月に署名したインフラ投資法による投資について話し合うためポートランドに立ち寄り、その後シアトルで、国のクリーンエネルギー経済の成長の継続と、一般家庭の負担の軽減に対する政権の取り組みについて説明する予定。KING5の関連記事はこちら