ウエスト・シアトル橋の補修工事、今年半ばに完了の見込み
5/27/2022・KING5
シアトル市運輸局は、ウエスト・シアトル橋の補修工事に関して、橋の補強に必要な新しい鋼鉄ケーブルを固定する構造用コンクリートの打設が26日（木）に完了し、2022年半ばの再開通に向けて一歩前進したと伝えている。建設業者は今週2日間で、プロジェクト全体に必要な構造用コンクリートの半分以上に相当するトラック15台分のコンクリートを打設した。この作業は今年2月に開始される予定だったが、コンクリート業者などのストライキの影響で遅れており、橋の再開が遅れるかもしれないと懸念されていた。現時点では、工事は当初の予定通り完了する見込み。交通量が多かったウエスト・シアトル橋は、2020年3月にひび割れが確認され、安全性の問題からすぐに閉鎖された。KING5の関連記事はこちら
クリスタル・マウンテンがスキー場の営業期間を再延長
5/26/2022・Seattle Times
スキーリゾートのクリスタル・マウンテンは、今シーズンのスキー場営業期間を6月12日（日）まで再延長すると25日（水）に発表した。同スキー場は先月、5月30日（月）までの営業延長を発表している。今年は4月の気温が平年より低く、4月、5月も山岳部で多くの積雪があったため、営業の延長が可能となった。クリスタル・マウンテンのグリーン・バレーは、金曜から日曜の間、午前9時から午後2時半までスキー客の利用が可能。メモリアルデーの週末は月曜も営業している。マウント・レーニア・ゴンドラは、金曜から日曜の午前9時から午後5時までの運転。カスケード山脈にあるほとんどのスキー場が5月も営業しているが、ミッション・リッジやスティーブンズ・パス、サミット・アット・スノーコルミー、ホワイト・パス、マウント・ベーカーのスキー場はすでに今シーズンの営業を終えている。Seattle Timesの関連記事はこちら
Jifブランドのピーナッツバター自主回収、対象商品を拡大
5/25/2022・KIRO7
オハイオ州に本社を置く加工食品大手J. M. Smucker Co. は、同社が製造するJifブランドのピーナッツバター商品がサルモネラ菌に汚染している可能性があるため自主回収を先週20日（金）に発表したが、アメリカ食品医薬品局（FDA）は24日（火）、さらに数社が同ブランドのピーナッツバターを含む商品を自主回収すると発表した。今回追加でリコール対象となった商品には、Garden Cut Apple Wedgesなどのフルーツ・スナックがある。FDAによると、これまでワシントン州を含む12州において、Jifピーナツバター商品に関連する体調不良が14件、入院2件が報告されている。KIRO7の関連記事はこちら
キング郡でサル痘の感染1例が報告される
5/24/2022・KING5
シアトル・キング郡保健局は23日（月）、郡内でサル痘の感染1例が報告されており、現在調査を行っていると発表した。感染が保健局に報告されたのは22日（日）で、患者はサル痘の感染が確認されている国へ最近渡航している大人の男性。感染確認の初期検査は23日に行われており、この後米国疾病管理予防センターがさらに詳しく調べる。患者は入院しておらず自宅療養中で、現在他の人が感染の危険に晒されることはないと保健局は話している。また保健局は、患者が感染中に接触した可能性のある人物の特定も行っている。天然痘に似た症状が現れるサル痘の人への感染は、これまでほとんどが中央および西アフリカで発生しているが、最近アメリカの他、ヨーロッパやカナダ、オーストラリアで感染が報告されており、アフリカに渡航していない人々の間でサル痘が広がっているのは今回が初めて。サル痘の症状は天然痘より軽く、発熱、体の痛み、悪寒、倦怠感の初期症状があり、その後顔や手に発疹がみられ、他の部分に広がることもある。潜伏期間は約5日〜3週間で、入院の必要はなく2〜4週間程度で回復する。人の間では飛沫や体液などを介して感染する可能性がある。KING5の関連記事はこちら
メモリアル・デーの週末の旅行先、アメリカ国内でシアトルが2位
5/23/2022・KING5
アメリカ自動車協会（AAA）はメモリアル・デーの週末の旅行に関して、今年は昨年より8.3パーセント多い3900万人以上が遠出すると予想している。AAAの予約データによると、訪問者が多い国内の旅行先として、シアトルがフロリダ州オーランドに続いて2位。パンデミックで観光客数が激減したシアトルのウォーターフロントでは賑わいが戻ってきており、同エリアのビジネスはメモリアル・デーの週末に旅行客がさらに増えることを歓迎している。国外の旅行先では、カナダのバンクーバーがAAAのランキングで1位となっている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市内の奉仕活動イベントに、約4000人以上が参加
5/23/2022・KING5
シアトル市内各地で21日（土）、コミュニティーへの奉仕活動を行うイベント「One Seattle Day of Service」が実施され、約4000人が参加した。同イベントはシアトル市や地域団体、企業団体、市の公園・レクリエーション局などが共同で開催。清掃や美化、地域住民を救済するための食料の梱包作業などさまざまな活動が行われた。ブルース・ハレル市長は、母校のガーフィールド高校が主催する清掃活動など複数の活動に参加し、参加したボランティアと交流した。One Seattle Day of Serviceは、この日1日だけでなく、参加者が奉仕団体との関わりを継続することを促進し、また他の人が奉仕活動に参加する意欲を高めることを目的としている。KING5の関連記事はこちら