アメリカ入国前のCOVID-19検査が12日から不要に
6/10/2022・KING5
外国から空路でアメリカ入国する渡航者に義務付けられている、搭乗の1日以内に受けたCOVID-19検査の陰性証明書提出が12日（日）から不要になることが10日（金）に明らかになった。政府高官によると、同義務は12日午前0時1分（ET）に期限切れとなり、疾病対策センター（CDC）が入国前のCOVID-19検査はもう必要ないと判断した。しかし、CDCは90日ごとに検査義務の必要性を再検討し、状況によっては同義務を復活させる可能性もある。昨年11月、感染力の強いオミクロン株の流行を受け、政府はワクチン接種の有無に関わらず、全ての渡航者に渡米の1日以内の検査を義務付けた。航空会社や観光団体などは数ヶ月に渡り、アメリカへの旅行を思いとどまらせるような検査義務をなくすよう、政府に働きかけている。KING5の関連記事はこちら
自主的な銃器・弾薬の引渡しプログラムをキング郡議員が提案
6/9/2022・KING5
銃暴力や銃乱射事件が増加する中、キング郡議会の議員が７日（火）、住民が自主的に不要な銃器や弾薬を郡保安官事務所へ安全に引渡せる通年プログラムについての法案を議会に提出した。提案によると、キング郡保安官事務所が契約する10の市を含む保安官管轄区の事務所に、誰でも不要な銃器や弾薬を持ち込めるようにする。法案を支持する議員4人のうちの1人であるRod Dembowski議員は、2013年に実施した銃器買い戻しプログラムが効果的だったことに言及し、また銃器による負傷で入院した約半数は意図的なものでなく、住民が所有する銃器の量を減らすことで被害を減らす効果があると考えていると述べた。同郡のデータによると、2017年から2020年までの4年間の平均と2021年の比較では、死亡があった発砲件数は54パーセント増加、発砲による被害者数は70パーセント増加となっている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市内のビーチ3カ所、監視員不足により閉鎖
6/8/2022・KING5
シアトル市の公園・レクリエーション局は7日（火）、監視員不足のため、マシューズ・ビーチ、スワード・パーク・ビーチ、イースト・グリーン・レイク・ビーチの水泳場を夏の間閉鎖すると発表した。その他の市内6カ所のビーチでは泳ぐことができ、6月25日（土）から平日は午後12時から午後7時、週末は午前11時から午後7時に監視員が常駐する。同局の職員によると、パンデミック中に認定トレーニングが受けらなかったこともあり、現在雇用している監視員は必要人員数の半分以下で、パンデミックでの解雇や雇用凍結も、監視員不足の原因となっている。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州のCOVID-19による入院件数が増加
6/8/2022・KING5
ワシントン州病院協会（WSHA）は、州内でのCOVID-19による入院件数が先週1週間で10パーセント増加の600件近くとなり、非常に心配な状況であると述べている。5郡を除く全ての郡では入院件数が高率で、新型コロナウイルスによる入院患者数1700人を記録した2月よりは少ないものの、4月の2倍以上に増えている。ただし、検査や治療が受けやすく迅速に行われるため、ほとんどの感染者は重症化していない。ワシントン州保健省によると、現在、1週間あたりのCOVIDによる死亡者数は、住民10万人あたり1人以下。先月、ジェイ・インスリー州知事は新型コロナウイルスの感染増加に関して、マスク着用義務の再開は考えていないと述べたが、保健当局は感染による入院をできるだけ回避するため、室内や人混みではマスクをするよう呼びかけている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市内のガソリン平均価格、1カ月で56.6セント上昇
6/6/2022・KING5
ガソリン販売価格を比較するオンラインサービスGasBuddyがシアトル市内のガソリンスタンド775カ所で行った調査によると、先週1週間でガソリン1ガロンあたりの平均価格は15.9セント上昇し、5.48ドルとなった。シアトルでのガソリン価格は1カ月前と比較して1ガロンあたり56.6セント、1年前と比べて1.78ドル値上がりした。5日（日）時点での市内での最も低いガソリン価格は4.89ドル、最も高い価格は6.29ドル。また同日のワシントン州における最も低いガソリン価格は4.69ドルだった。アメリカ全国でのガソリン1ガロンあたりの平均価格は、1年前より1.81ドル高い4.85ドル。アメリカ自動車協会（AAA）の報告では、先月にシアトル・ベルビュー・エバレット地域のレギュラー・ガソリン1ガロンの平均価格が初めて5ドルを超えている。KING5の関連記事はこちら