シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2022年7月5日~7月8日(7月2週目)

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シアトル断層で大規模地震発生時の津波に関する研究結果を報告

7/8/2022・KING5

ワシントン州天然資源局(DNR)は7日(木)、ピュージェット湾での大規模地震で発生する津波がシアトルに及ぼす影響についての新しい研究結果を発表した。研究によると、ピュージェット湾とダウンタウン・シアトルを東西に走るシアトル断層でマグニチュード7.5の地震が発生した場合、ベインブリッジ島の東側、エリオット湾やアルカイ・ポイント周辺などの多くの海岸線では3分以内に津波が到達。またシアトルの海岸線での浸水は20フィートを超え、タコマ港では最大3マイル内陸まで波が達する可能性があることがわかった。シアトル断層で最後に地震が起こったのは約1,100年前で、研究のモデルで使われた大規模な地震が発生する確率は低いが、津波発生時に避難できる高台の場所や避難時の最短ルートを確認して災害に備えておくよう、DNRは住民に呼び掛けている。KING5の関連記事はこちら


オミクロン株の新たな派生型「BA.5」の感染、急速に拡大

7/7/2022・KING5

新型コロナウイルス・オミクロン株の新しい派生型であるBA.5の感染がアメリカ国内で急速に広まっており、保健当局は警戒を強めている。アメリカ疾病対策予防センター(CDC)によると、国内のCOVID-19感染でBA.5が占める割合は54%となった。6日(水)時点のワシントン州保健省のデータでは、州の感染例全体の約35パーセントがBA.5で、数週間前までの4パーセントから急速に増加している。研究者は、以前のオミクロン株に比べ、BA.5はワクチンで作られた抗体に対する耐性が4倍高いと推定しており、また最近新型コロナウィルスに感染していても、BA.5に再感染することもあると警告している。KING5の関連記事はこちら


アムトラックがシアトルとバンクーバーの運行サービスを9月に再開

7/6/2022・Seattle Times

シアトルとカナダのバンクーバー, BCを結ぶ旅客列車アムトラックが、この9月に約2年半振りに運行サービスを再開する。新型コロナウィルス・パンデミックの影響によるアメリカとカナダの国境閉鎖により、2020年3月から同列車は運休しており、昨年11月に不要不急の移動に関する国境での規制が緩和された後も運休を継続。今年5月に同社は、人員・設備の不足を理由に12月まで運行を再開できないと発表していたが、ワシントン州、オレゴン州の運輸省トップがアムトラックの社長兼CEOに、再開の日程を早めるよう求めていた。パンデミック以前は、年間16万人近くがシアトルとバンクーバーの間をアムトラックで移動しており、両都市間にある街を含むと、さらに多くの旅行客が同列車を利用している。Seattle Timesの関連記事はこちら


ワシントン州の15郡、屋内や公共交通機関でマスク着用勧告

7/5/2022・KING5

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、新型コロナウイルスの感染状況が悪化しているため、ワシントン州の15郡において屋内の公共の場や公共交通機関でマスクを着用するよう勧告している。ピアス郡、サーストン郡、クララム郡、シェラン郡などこれら15郡では、COVID-19の新規患者が過去7日間に人口10万人あたり200人以上、あるいはCOVID-19による新規入院患者が7日以内に人口10万人あたり20人以上となり、CDCが設定しているCOVID-19コミュニティ・レベルは「高い」と評価されている。ワシントン州保健省は先月、6月12日の時点で州内の感染者がわずかに減少していると発表した。しかし感染していても自宅の検査キットで済ませたり、あるいは検査を全く受けない患者も多く、ワシントン州保健省に報告された症例は、感染者全体の10パーセント未満である可能性が高い。KING5の関連記事はこちら