シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2022年8月8日~8月12日(8月2週目)

ニュース・トップページ 最近のニュース一覧

ハーバービュー・メディカル・センター、緊急でない患者の受け入れを停止

8/12/2022・KING5

ハーバービュー・メディカル・センターは11日(木)、病院の過密状態を解消するため、緊急の治療が必要でない患者の受け入れを停止すると発表した。また同病院のCEOソマー・クレウェノ・ウォリー氏は、緊急の治療を必要としない入院患者は少なくとも一時的に他の病院に転院することになると話しており、レベル1の治療を行うワシントン州唯一の外傷センターとして、重傷患者の治療を行う能力を維持できるようにする。ハーバービュー・メディカル・センターの11日の時点での入院患者は560人以上で、認可されている収容定員413人の130%以上。そのうち100人以上の患者は入院治療の必要がなくなっており、リハビリ施設などの長期介護施設の受け入れを待っている。(※アップデート:状況の改善により、8月31日には、緊急の治療が必要でない患者を受け入れている)KING5の関連記事はこちら


閉鎖中のウエスト・シアトル橋、9月18日に再開通予定

8/11/2022・KING5

シアトル市運輸局(SDOT)は11日(木)、2020年3月より閉鎖され、現在補修工事が行なわれているウエスト・シアトル橋について、工事が順調に進めば9月18日(日)に再開通する予定であると発表した。工事ではひび割れの補修とともに、橋の内部に鋼鉄製のケーブルを設置してコンクリートのひび割れを防ぐための補強も行っている、橋の閉鎖中、ウエストシアトルを行き来するには迂回しなければならず、住民や訪問者は不便を強いられていた。KING5の関連記事はこちら


シアトルのフレッド・ハッチがファウチ博士に賞を授与

8/10/2022・KING5

シアトルのフレッド・ハッチンソンがん研究センターは9日(火)、アメリカ国立アレルギー感染症研究所所長の免疫学者アンソニー・ファウチ博士に名誉あるハッチ賞を授与した。この賞は通常、1964年にがんのため亡くなった元野球選手・監督の故フレッド・ハッチンソンの精神を最も体現し、ファンに勇気を与えたメジャーリーガーに贈られており、野球選手以外での受賞はファウチ氏が二人目。同日ファウチ氏は、シアトルのフレッド・ハッチで職員や医療専門家約100人を前に、自身のキャリアやCOVID-19などについて話しをした他、夜にはTモバイルパークで行われたシアトル・マリナーズと、ファウチ氏が生涯ファンだというニューヨーク・ヤンキースの試合で始球式を行っている。KING5の関連記事はこちら


シアトル・マリナーズが球団初のクラブハウス犬をアダプト

8/9/2022・KING5

MLBのシアトル・マリナーズは球団史上初となるクラブハウス犬として、4歳のラブラドール・レトリバー、タッカーをアダプトしたことを週末に発表した。タッカーはワシントン州カシミアにある保護施設からマリナーズに引き取られた。同球団のスコット・サービス監督とジル夫人は過去1年間、この保護施設と協力して救助された犬を永久的な飼い主に引き渡す活動を行っており、ワシントン州の保護犬に関心を持ってもらえればと話している。チームの一員となったタッカーは毎日クラブハウスに出入りし、選手のウォームアップ時にはグラウンドで出るほか、遠征先でも選手に合流する予定。マリナーズでは毎シーズン、飼い犬と一緒に参加できるイベント「バーク・アット・ザ・パーク」を数回行っており、次回は今月23日(火)に予定されいる。KING5の関連記事はこちら


シアトル・キング郡保健局、サル痘の集団予防接種を開催

8/8/2022・KING5

シアトル・キング郡保健局は6日(土)、初めてサル痘の集団予防接種をシアトル・セントラル・カレッジで行った。無料で提供する500回分のワクチンが用意されたが、会場にはそれ以上の希望者が集まった。サル痘のワクチンの供給量に限りがあるため、同保健局は感染のリスクが高い住民への接種を優先し、また必要な2回の接種のうちの1回目を迅速に行うことを優先している。シアトル・キング郡保健局が5日(金)までに入手しているワクチン量は4,000回分以上だが、約4万人分が必要。ワクチンが必要な場合はかかりつけの医師か、Harborview Sexual Health Clinicに相談するよう呼びかけている。また来週末にはホワイトセンターで、無料のワクチン接種イベントを予定している。KING5の関連記事はこちら

シアトルで原爆死没者の追悼イベントが行われる

8/8/2022・KIRO7

広島・長崎の原爆死没者を追悼し、平和を祈願するイベント「From Hiroshima to Hope」がシアトルのグリーン・レイクで6日(土)に行われ、数百人が参加した。希望のメッセージが書かれた多数の灯篭が水に浮かべられると、荘厳な雰囲気が漂う中、参加者らは世界平和を願った。同イベントでは灯籠流しに先立ち、原爆の被害者への追悼や日本文化への敬意を表す音楽や詩の披露、その他のアクティビティーが催されている。KIRO7の関連記事はこちら