シアトル・キング郡保健局、インフルエンザ関連の子どもの死亡を報告
11/23/2022・KING5
シアトル・キング郡保健局は今シーズン初めて、インフルエンザによる子どもの死亡を報告している。この患者は学齢期の子どもで、今月13日(日)に亡くなっており、インフルエンザが関連する子どもの死亡は2019-2020年のシーズン以来初めて。保健当局によると、過去と比較して今シーズンはインフルエンザの感染が早く確認されており、急速に患者が増加している。また同地域だけでなく全国的にみても、子どもの呼吸器系ウイルス(RSV)も同時に流行している。保健局はホリデー時期の初めに、季節性インフルエンザ・ワクチンと最新のCOVID-19ブースターを接種するよう住民に呼びかけている。成人のインフルエンザ関連の死亡については、ワシントン州保健省による報告件数は今シーズンこれまで4件で、2019-2020年シーズン以降では140件。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州西部で学校での銃乱射事件の虚偽通報、1日に7件
11/23/2022・KING5
ベリングハムからタコマにかけて22日(火)、実際には起こっていない学校での銃乱射事件が複数通報された。誤った通報があったのはタコマのリンカーン高校など7校についてで、1日に多数の虚偽通報があったのは異例。このような通報は生徒だけでなく、教師、学校の職員、保護者、対応する警察にも多大なストレスを与えると専門家は話している。虚偽の通報をした者は、最高10年の懲役に処せられる可能性がある。KING5の関連記事はこちら
スターバックス、シアトルの店舗を安全上の懸念を理由に閉鎖へ
11/22/2022・Seattle Times
コーヒーショップ大手のスターバックスが、シアトルのBroadway E. とDenny Wayにある店舗を来月12月11日(日)に閉鎖することを、21日(月)夜に従業員へ伝えたことが明らかになった。閉鎖の理由として安全上の懸念を挙げており、安全に営業するための努力も効果がなく、同店舗での問題が増加していると述べている。同社は閉店の影響を受ける従業員について、他店舗への異動の可能性など組合と交渉すると話している。顧客への最終営業日は12月9日(金)の予定だが、ニューヨーク州バッファローでスターバックス初の労働組合が結成された記念日と重なることから、スターバックス労働者連合はこの閉店が一種の報復であると声明文で述べている。また、今回閉鎖するのはシアトルで初めて組合を結成した店舗で、アメリカ国内でも最初に組合を結成した店舗の1つであることにも言及。スターバックスは今年7月にも、安全上の問題を理由にシアトルの5店舗を含む全米16店舗の閉鎖を発表しているが、労働組合結成の動きを遅らせるための策略だと組合は反論していた。Seattle Timesの関連記事はこちら
シータック空港での感謝祭の旅行者数、パンデミック前の水準に近い見込み
11/21/2022・KING5
アメリカ自動車協会(AAA)は、今年の感謝祭の旅行客は2000年以降3番目に最も多い5460万人に上ると予想しており、また450万人が飛行機を利用するとみている。最も旅行者が多くなると思われる23日(水)には、シータック空港では昨年に比べ13%多い15万5000人の利用を見込んでおり、TSAのスタッフを増員して混雑に対応する。最も混雑するのは午前5時から11時で、早めに到着したり、保安検査予約プログラムのSEA Spot Saverプログラムを利用するよう空港関係者は呼びかけている。また車での旅行者が増える道路では、衝突事故や他の緊急通報に対応するだけでなく、旅行者が安全に目的地に到着できるよう、ワシントン州警察はできるだけ多くの警官を配置すると話している。KING5の関連記事はこちら