ワシントン州西部、今週末から来週にかけて厳しい寒さになる予報
12/16/2022・KING5
ワシントン州西部では今週末から来週にかけて寒気が流れ込み、低地でも冬型の天気が予想されている。16日(金)時点での天気予報によると、北極付近の平均を下回る冷たい空気が18日(日)遅くからワシントン州西部に流れ込み、ほぼ来週いっぱい停滞する見込み。同時に太平洋から小さな大気の乱れが移動し、同地域に湿気がもたすため低地で雪になる可能性がある。19日(月)にはスノホミッシュ郡、キング郡、ピアス郡、サーストン郡、キットサップ郡では雪となる見込みだが、低地ではにわか雪が降る程度。20日(火)には、雪となる標高はエベレットの南側で約200フィート、北側では海面近くまで低下し、現時点では降雪の可能性が高まるとみられている。その後21日(水)から22日(木)にかけては湿度が高くなり、気温も上昇し始める。ピュージェット湾低地の一部では、雪や氷雨、みぞれが降り、夜には雨に変わると予想されている。KING5の関連記事はこちら
連邦政府が無料のCOVID-19家庭用検査キットの注文受付を再開
12/15/2022・KING5
バイデン政権は、この冬懸念されている新型コロナウイルス感染急増に対する危機管理対策の一環として、これまで3カ月間中断していた無料のCOVID-19家庭用検査キットの注文受付けを15日(木)より再開した。専用ウェブサイトcovidtests.govより検査キットの注文が可能。また連邦政府は学校や長期介護施設、地方の診療所など、地域で無料COVID-19検査を受けられる場所を拡大する予定。さらに州や地方自治体に対して、住民に2価ワクチンの接種をもっと奨励するよう促している。COVID-19の感染件数は感謝祭の休暇後に著しく増加し、クリスマスから新年にかけての集まりや旅行でさらに増加すると予想されているが、政府は感染増加による病院や介護施設での人員、設備・用品の不足に備えて、支援の準備ができていると話している。KING5の関連記事はこちら
シアトル公立学校区、雪による休校の代わりに遠隔授業実施へ
12/15/2022・KING5
シアトル公立学校区(SPS)は今学年度の間、雪による休校の代わりに遠隔授業を実施することを生徒の保護者に今週通知した。休校になった分の補講日のために、最終登校日が7月まで延びてしまうことを避けたいという要望が保護者や職員からあったことが、この変更の理由とSPSは述べている。同学校区では教職員のストライキがあったため、現在設定されている今学年度の最終登校日は6月30日。SPSは生徒に配布しているノートパソコンやiPadを冬休み前に持ち帰るよう指示しており、また自宅のインターネット接続が必要な家庭はAffordable Connectivity Programに申請するよう呼びかけている。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州交通委員会、走行距離課税への段階的移行を州議会へ勧告
12/14/2022・KING5
ワシントン州交通委員会(WSTC)は13日(火)、道路整備の財源として徴収されるガゾリン税に代わり、車両の走行距離による課税への段階的な移行を州議会に勧告することを投票により、満場一致で決議した。Road Usage Chargeと呼ばれるこの提言では、ドライバーは公道を1マイル走行する毎に2.5セントが課税される。燃費が25マイル/ガロン以上の車両所有者は2025年から走行距離課税への自発的参加ができること、参加する電気自動車所有者へライセンス料金の払い戻しをすること、2027年には2028年モデルの全車両に対して同課税制度を義務付けることも、WSTCが勧告する項目に含まれている。走行距離の報告は、オドメーターで毎年確認、またはGPSデバイスでの追跡のどちらか。ワシントン州のガゾリン税は現在1ガロン49セントと高いが、電気自動車や燃費の良い車が普及すれば税収は減少する。走行距離で納税する場合のガソリン税払い戻しも勧告に含まれている。KING5の関連記事はこちら
シアトルのI-5・エクスプレス・レーンでバス2台が衝突事故、18人が負傷
12/12/2022・KING5
高速道路I-5・エクスプレス・レーン南行きのシアトルのMercer St. 付近で、12日(月)午前7時過ぎにバス2台が巻き込まれる衝突事故が発生し、午前10時半過ぎまで道路が閉鎖された。バスには海軍の関係者が乗車しており、シアトル消防署は18人を現場で手当てし、全員容態は安定していると報告。またハーバービュー・メディカル・センターは20代〜30代のこの事故によるけが人10人を受け入れている。KING5の関連記事はこちら