アメリカ国内でホンダが自動車約25万台をリコール
11/17/2023・KING5
自動車メーカーのホンダは､製造上のミスが原因でエンジンのコネクティングロッドベアリングが不具合を起こし、エンジンが不適切に作動したり、走行中にエンストする可能性があるとして、アメリカ国内で約25万台の自動車をリコールする。ベアリングの不具合でエンジンに影響が出ると、火災や衝突事故などが起こる危険性がある。リコールの対象となるのは、2018年と2019年に製造のホンダSUV「パイロット」とミニバン「オデッセイ」の一部、2017年と2019年に製造のピックアップトラック「リッジライン」の一部。また、2015年から2020年に製造のアキュラTLXと、2016年から2020年製造のアキュラMDX SUVの一部も影響を受ける。ホンダによると、この問題によるクレームはこれまで1,450件に上るが、負傷者の報告は今のところない。本田のディーラーでは点検や、必要に応じてエンジンの修理・交換を実施し、リコール対象の車の所有者には1月2日から郵送で通知される。KING5の関連記事はこちら
ショアライン出身のスネル投手、両リーグでサイ・ヤング賞受賞の7人目の選手に
11/16/2023・KING5
ワシントン州ショアライン出身でショアウッド高校の野球選手だったブレイク・スネル投手が15日（水）、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した。現在サンディエゴ・パドレスに在籍しており、今年の防御率（ERA）は2.25とリーグでトップレベル。受賞者を決める全米野球記者協会の記者による投票で、30票中28票を獲得した。タンパベイ・レイズ在籍時の2018年にもアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したスネル投手は、その年の最優秀投手に贈られる同賞を両リーグで獲得したメジャー史上7人目の選手となった。KING5の関連記事はこちら
シアトル市議会、銃声検知技術導入からホームレス支援に修正した予算案を否決
11/15/2023・KIRO7
シアトル市議会は14日（火）の予算委員会で、ホームレスの支援サービスに約150万ドルを使用する修正予算案について投票を行い、5対4で否決した。元々の予算案では、銃暴力に対処するための銃声検知技術を用いた「ShotSpotter」導入にこの資金を充てることが提案されており、今回の投票の結果により同システムの導入の予算が可能となった。銃声検知技術は過去10年以上にわたって同市議会で取り上げられたことがあり、昨年はハレル市長はその導入を推していたものの、シアトル市の予算から除外された。ShotSpotterに関して市の住民からは、警察が発砲現場をすぐに特定でき、犯罪の解決に役立つという意見がある一方、第三者が管理するマイクを街中に設置すること反対する声もある。ShotSpotterを製造するSoundThinkingのCEOによると、同システムはニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなど全米150以上の都市や海外でも導入済み。1平方マイルあたり20～25個のセンサーを設置して、銃声の可能性のあるデータを収集する。シアトル市議会は11月後半に予算案を採決する予定。KIRO7の関連記事はこちら
ベルビュー警察署が無料の女性向け護身術クラスを開催
11/13/2023・KIRO7
ベルビュー警察署（BPD）は、女性に特化した無料の護身術のクラスを開催する。このワークショップは19日（日）の午後6時から8時に、1414 127th Pl. NE, #104 の会場で行われ、また対象年齢は11歳以上。BPDによると、このクラスは女性向けだが誰でも参加できる。参加申し込みはオリジナル記事に掲載のEメールアドレスにて受付けている。KIRO7の関連記事はこちら
I-5で逆走した車による正面衝突事、妊娠中の女性と子どもが死亡
11/13/2023・KING5
オリンピア近郊の高速道路I-5で10日（金）午後11時47分ごろ、逆走した車による正面衝突事故が発生し、女性と子どもが死亡した。ワシントン州パトロール警察（WSP）によると、ジープに乗ったドライバー（27歳）がI-5の南行き車線を逆走し、妊娠中の女性（31歳）が運転するセダンに正面衝突。セダンには2歳と8歳の子どもが同乗しており、女性と2歳の男の子が死亡した。8歳の女の子は重傷で近くの病院に搬送された。ジープの運転者は負傷しておらず、飲酒運転、危険運転致死罪、危険運転傷害罪の容疑で逮捕された。KING5の関連記事はこちら