ワシントン州の食品への週平均支出額、全米4番目の高さ
1/19/2024・KING5
アメリカ国勢調査局による最新の家計調査（Household Pulse Survey）のデータを分析したヘルプアドバイザーの報告によると、アラスカ州とハワイ州を除く48州の中で、ワシントン州は1世帯当たりの食品への週平均支出額が4番目に高いことがわかった。この報告では、ワシントン州の食品への支出は週平均287.67ドル。一番金額が高かったのはカリフォルニア州で297.72ドルとなり、ネバダ州（294.76ドル）、ミシシッピ州（290.64ドル）がそれに続いた。全米の食品支出の平均は270.21ドル。アメリカ国内の主要都市圏をみると、シアトルは6番目に高く平均289.23ドルで、マイアミ（327.89ドル）、ヒューストン（302.65ドル）、リバーサイド（300.50ドル）、サンフランシスコ（298.44ドル）、ロサンゼルス（295.33ドル）に次ぐ。KING5の関連記事はこちら
寒波に見舞われたシアトル地域で5人が低体温症により死亡
1/19/2024・KING5
先週末から寒波に見舞われたシアトル地域では、5人が低体温症で死亡したことが確認されている。キング郡検死官事務所によると、死亡した5人の年齢は37歳から67歳で、11日（木）と12日に合計2人が住宅、12日（金）と13日（土）に合計2人が屋外、13日には1人が車内で発見された。また1月1日以降に発生した寒さに関連する死亡は、現時点で11人に上るとワシントン州保健省は話している。ワシントン州西部では11日（木）から気温が氷点下となり、国立気象局によると、11日夜にシアトル・タコマ国際空港で最低気温は華氏25度を記録。12日と13日には最低気温が15度まで下がった。シアトル市内ではホームレスが寒さをしのげるよう、緊急シェルターとしてシアトル・センターのエキシビション・ホールなどが開放された。KING5の関連記事はこちら
東京発シアトル行きの飛行機で乗客が客室乗務員に噛みつき逮捕
1/18/2024・KING5
全日空が運航する東京発シアトル行きの飛行機で16日（火）夜、アメリカ国籍の男性が客室乗務員に噛みついてケガを負わせ、東京の警察に逮捕された。被害を受けた客室乗務員は軽傷で、飛行機は空港を出発してから約1時間後に東京へ引き返した。シアトルのニュースメディアKING5が取材した目撃者によると、逮捕された乗客は客室乗務員に怒鳴って暴力を振るい、その後パニックになったような状態で飛行機の非常口を開けようとした。しかし他の複数の乗客が客室乗務員を助け、容疑者を取り押さえた。アメリカではパンデミック以降、飛行機内での乱暴など迷惑行為が増えており、連邦航空局のデータによると、昨年は2075人の乗客が迷惑行為を行い、そのうち数十件はFBIに通報されている。KING5の関連記事はこちら
シアトルの有名なガム・ウォールに、前シーホークス監督の姿が描かれる
1/17/2024・KIRO7
シアトルの地元アーティストが今週、パイク・プレイス・マーケットに隣接する有名なガム・ウォールに、最近NFLシアトル・シーホークスの監督職退任を発表したピート・キャロル氏の姿をガムで描き、同氏への敬意を表した。アーティストのルディ・ウィリンガムさんはインスタグラムの投稿で、キャロル氏のイメージを描くために200個のガムを噛んだと語っている。キャロル氏はシーホークスのヘッドコーチ在任中、サイドライン上でガムを噛むことで有名 で、明らかにそれを意識した作品となっている。KIRO7の関連記事はこちら
水道管破裂でワシントン州西部の複数の学校が休校
1/16/2024・KING5
先週末から寒波に見舞われたワシントン州西部では、凍結した水道管の破裂が多発しており、被害に遭ったいくつかの学校が休校などの措置を取っている。シアトル大学では15日（月）朝に寮のホプキンス・ビルでパイプが破裂して茶色い水が漏れ出し、建物の1階などが水浸しになったため寮に住む学生が避難した。レイク・スティーブンス学校区のグレンウッド小学校とスカイライン小学校では、水道管破裂で一部の教室や学習スペースで清掃が必要なため16日（火）に休校となった。またレイク・ワシントン学校区でも、ディキンソン小学校／エクスプローラー・コミュニティ・スクールとワイルダー小学校で消防設備のパイプが凍結により破裂し、一部の教室が水浸になったため16日に休校。他にもエドモンズ学校区やスタンウッド・カマノ学校区の一部の学校を含む複数の学校で、水道管破裂の影響により休校措置を取っている。厳しい寒さとなったワシントン州西部では、多くの地域で氷点下を下回る気温を記録。国立気象局シアトルによると、14日（日）朝のシアトルの最低気温は華氏14度で、2010年11月14日以来の寒さとなった。気温は15日（月）から徐々に上昇している。KING5の関連記事はこちら
シアトル市の新条例、飲食店の宅配サービス手数料が上昇
1/15/2024・KING5
シアトル市では13日（土）に、アプリベースで飲食店の宅配サービスを行う労働者の権利を保護する新しい条例が施行された。同条例はシアトル市議会が2022年5月31日に可決。Uber EatsやDoordashなどのサービスを提供するネットワーク企業は、ドライバーに対し走行距離と労働時間に対する最低限の支払いを義務付けられ、サービスを利用する消費者が支払う手数料は上昇する。市はこの条例について、ギグワーカーがシアトルの他の労働者と同等の最低賃金を受け取れるようにするためのものだとしている。アプリベースのデリバリー・ドライバーにとって安定した最低賃金が保証されるという賛成意見がある一方、アプリの運営企業や飲食店経営者らは、デリバリー・コストの上昇で注文数が減り、配達を行う労働者やレストランなどが悪影響を受けることを懸念している。KING5の関連記事はこちら