リンウッドまでのライトレール延長線、8月30日に開通
4/5/2024・KING5
公共交通機関のサウンド・トランジットは4日(木)、リンク・ライトレール Link 1 線の延長線であるノースゲートからリンウッド区間を今年8月30日に開通すると発表した。全長8.5マイルの同区間には、ショアライン・サウス/148th、ショアライン・ノース/185th、マウントレイク・テラス、リンウッド・シティ・センターの4駅を新設。サウンド・トランジットによると、リンウッドからウエストレイク(ダウンタウン・シアトル)までの所要時間は約28分、ショアラインからワシントン大学までは約11分、マウントレイク・テラスからシータックまでは約56分。また2026年までに、1日あたり4万7,000人から5万5,000人の利用客を見込んでいる。ライトレール延長線開通に伴い、公共バスのコミュニティ・トランジットとキング郡メトロは、ライトレールとの接続を考慮した秋の路線変更を計画している。約31億ドルを投じたLink 1 線長線プロジェクトは2019年に始まり、完成までに5年を要した。シアトルからレドモンドまでのLink 2 線の全線開通は現時点で2025年の予定。KING5の関連記事はこちら
マーサーアイランド市、土壌が不安定なため住民に一時避難を要請
4/4/2024・KING5
マーサー・アイランド市は3日(水)夜、地下の水道管からの漏水で土壌が不安定になっていることを理由に、95th Ct. SE付近の住宅約20戸の住民に一時避難を要請した。土壌の状態が悪化、または水道管が破損すると、洪水や地滑りが発生する危険性があると市は述べている。同日午後に市が地質工学エンジニアによる土壌の状態の調査を行ったところ、水道管の漏水が発見された。この水道管はマーサー・アイランドに水を供給しており、シアトル・パブリック・ユーティリティ(SPU)が所有・管理している。SPUは給水を停止する作業中で、その間の住民への給水は二次水道管を使用する。2022年1月にはベルビューで、水道管の破裂で地盤が不安定になり、住宅が基礎から完全に滑り落ちる事故が発生している。(※アップデート:この避難要請は4日夕方に解除されている) KING5の関連記事はこちら
アマゾン・フレッシュがジャスト・ウォーク・アウト技術から撤退
4/4/2024・KING5
シアトルに本社を構えるアマゾン・ドット・コムは食品スーパーのアマゾン・フレッシュを刷新する取り組みを行なっているが、その一環として同チェーン店が自動決済技術「ジャスト・ウォーク・アウト」から撤退することが2日(火)に明らかになった。ジャスト・ウォーク・アウトでは、顧客はレジの列に並ぶことなく商品の支払いを済ませ、店を出た後にレシートを受け取ることができるが、今後はレジに並ばずに買い物ができる上、リアルタイムで支払額を確認できるスマート・ショッピングカートに置き換える。同社の広報担当者は、レジに並ぶ手間を省きたいが、レシートや節約額を見ながら買い物をしたいという顧客の声を聞いており、スマート・ショッピングカートはこれらの利点を顧客に提供できると述べている。アマゾンは全米で数十店舗のアマゾン・フレッシュを運営しており、そのほとんどはカリフォルニア州、イリノイ州、バージニア州、ワシントン州で展開。ジャスト・ウォーク・アウトの技術は、アマゾン・ゴーの店舗やイギリスの小規模なアマゾン・フレッシュ店舗の一部などで引き続き利用される。KING5の関連記事はこちら
NPSがマウント・レーニア国立公園への7月の入園予約を開始
4/2/2024・KING5
アメリカ合衆国国立公園局(NPS)は4月1日(月)に、7月中のマウント・レーニア国立公園への入園予約の受付を開始した。メモリアルデーの週末から、 南西(ワシントン州アッシュフォード付近)または南東(ワシントン州パックウッド付近)からパラダイスへ午前7時から午後3時の間に入園する場合、時間指定の予約が必要。また7月4日以降、北東(ワシントン州イーナムクロー経由)からサンライズへ同時間帯に入園する場合も予約が必要となる。1回の予約は車両1台に対して1日のみ有効で、入園料またはパスが別途必要。公園内のキャンプ場、または宿泊施設の予約があれば、この入園予約は免除される。5月と6月の入園予約の受付けは2月に始まっている。入園予約が不要なエリアは、オリジナルの記事に記載。KING5の関連記事はこちら
ユニオン湖でハウスボートが沈没し、ディーゼル燃料が流出
4/2/2024・KIRO7
シアトルのユニオン湖で3月30日(土)午後にハウスボートが沈没し、ディーゼル燃料が流出した。 ワシントン州エコロジー省(WSDOE)は、ガス・ワークス公園付近に流れ出た船舶用ディーゼル燃料は100ガロン以上と見積もっている。流出した燃料の拡散を抑えるため、請負業者のサルベージ会社が沈没したハウスボート周囲にブームを設置し、また船舶のタンクから400ガロンの燃料を取り除いた。事故当時、ハウスボートには誰も乗っておらず、また沈没の原因は現時点で不明。ディーゼル燃料の流出で、野生の鳥類などが影響を受けた可能性があり、WSDOEはオイルにまみれた鳥を見かけたら、1-800-22BIRDSまで通報するよう呼びかけている。KIRO7の関連記事はこちら