セキュリティ・ソフトの更新で世界的な障害、地元の空港や病院などもに影響
7/19/2024・KIRO7
アメリカ時間の19日（金）未明から発生したWindowsコンピュータでの障害により、世界中の空港、航空会社、銀行、企業、病院、政府機関などの業務に支障をきたしている。地元メディアの取材に対応したマイクロソフトの広報担当者によると、サイバーセキュリティ企業のクラウドストライクによるセキュリティ・ソフトの更新が障害の原因。クラウドストライクCEOのジョージ・カーツ氏は同日早朝にSNSの投稿で、Windowsホストでのコンテンツ・アップデートに欠陥が見つかったことや、修正プログラムをすでに配布していることについて述べている。この障害はシアトルの企業・施設にも影響を及ぼしており、19日朝時点でシアトル・タコマ国際空港での多数の発着便でキャンセルや遅延が出ている。また同空港が運用するFly SEAアプリとターミナルのモニタに表示されるフライトや手荷物の情報にも問題が発生。空港の他には、シアトル子ども病院やワシントン大学病院（UW Medicine）など、地元のいくつかの病院が影響を受けている。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル水族館のオーシャン・パビリオン、8月29日にオープン
7/18/2024・KING5
シアトル水族館は17日（水）、新しい施設のオーシャン・パビリオンを8月29日にグランドオープンすると発表した。Alaskan Way高架橋撤去後のウォーターフロント再開発の一環として同水族館の拡張工事が約4年間行われており、工事費1億7000万ドルをかけて建設された5万スクエア・フィートの展示スペースでは、生物多様性が高いことで知られるコーラル・トライアングルの生態系を観察できる。展示が予定されているのは、サメ、エイ、シノノメサカタザメ、マングローブ、約30種のサンゴなど、3,500の動植物。またこの秋には、オーシャン・パビリオン屋上がパイクプレイス・マーケットにつながる歩道橋に接続される。8月29日以降の入場を含むチケットは、水族館のウェブサイトで購入可能。KING5の関連記事はこちら
元シアトル・ストームのスー・バード氏、バービー人形のモデルに
7/17/2024・KIRO7
大手玩具メーカーのマテル社は16日（火）、女子リーグの発展の道を切り開いてきたバスケットボールの伝説的選手であるスー・バード氏をモデルにしたバービー人形を発表した。バード氏が付けていた背番号10番のユニフォームを着たこの人形は、マテル社のロールモデル・シリーズの一部で、バービーの65周年と同社のスポーツの夏への取り組みを祝うもの。43歳のバード氏は、WNBAシアトル・ストームで21シーズンプレーしており、同球団の4度のリーグ優勝に貢献し、2022年に引退。2021年の東京オリンピックまでアメリカ代表チームの一員として、金メダル5個を獲得した。同氏は現在、ストームのオーナーの1人。
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車庫のリモコンを使って留守宅に不法侵入、10万ドルなどを窃盗
7/16/2024・KING5
シアトル・タコマ国際空港の駐車場で車を盗んだ容疑者が、車内にあったガレージドア・オープナーを使って車の所有者の留守宅に侵入し、10万ドルと貴重品を窃盗する事件が先週発生した。容疑者は車両書類からベルビューのニューポート・ショアーズ地区にある被害者の住所を知り、9日（火）夜と10日（水）午後の2回にわたって被害者の住居に不法侵入して窃盗を働いた。被害者の息子からの通報により、警察は10日に容疑者2人を現行犯逮捕したが、1人は逃走。警察は、盗品は全て回収したと話しており、また逃走した容疑者の目撃情報を求めている。車庫のリモコンを使った不法侵入を防ぐため、車内にリモコンを置かない、キーホルダー式のオープナー／リモコンを購入する、非常ロック解除装置を確認してガレージドアが施錠されていることを確かめるなどの注意点がオリジナル記事に記載されている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市交通局が路上駐車の料金を改定
7/15/2024・KING5
シアトル市交通局（SDOT）は15日（月）から、市内各所の路上駐車料金を改定する。1時間あたりの料金が50セント値上げとなるのはベルタウン、デニー・トライアングル、キャピトル・ヒル、ウォーターフロント、ウォーター・フロント、コロンビア・シティ、フリーモント、グリーンレイク、ユニバーシティ・ディストリクトなどで、値上げの時間帯は場所により異なる。また50セント値下げされるのはダウンタウン（ファイナンシャル・ディストリクト）、パイオニア・スクエアの一部、サウス・レイクユ・ニオン（南部）、ルーズベルトの午後の時間帯。新しい駐車料金の詳細はこちら。SDOTは同局のデータに基づいて季節ごとに路上での駐車料金の調整を行っており、各ブロックに常時1～2台の駐車スペースを確保することを目標としている。KIRO7の関連記事はこちら
シアトルのサダコ像が足首から切断され行方不明に
7/15/2024・KING5
シアトルのピース・パークに立つ銅像「サダコ像」が足首から切断されてなくなっていたことが12日（金）朝にわかり、シアトル警察が捜査している。価格が高騰している銅を狙った窃盗の可能性も考えられている。クエーカー教の組織であるユニバーシティ・フレンズ・ミーティングの関係者によると、現場から半径100マイル以内の金属スクラップ業者に、この事件について通知された。サダコ像は2003年12月にも腕が折られ、また鼻や足首も傷つけられる被害に遭い、その8か月後に寄付金で修復された。高さ５フィートのこの像は、広島の原爆での被爆から10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さん（享年12歳）さんがモデル。クエーカー教徒で平和活動家であったフロイド・シュモー博士は1990年に、受賞した谷本清平和賞の賞金を使ってユニバーシティ・ディストリクトにピース・パークを建設し、この銅像を設置した。生前に病気からの回復を願って千羽鶴を折っていた禎子さんの実話を基に書かれた子ども向けの歴史小説「サダコと千羽鶴（Sadako and the Thousand Paper Cranes）」は1977年に出版されている。KING5の関連記事はこちら