シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2024年8月26日~8月30日のニュース

ニュース・トップページ 最近のニュース一覧

ノースゲートからリンウッドのライトレール拡張線が開通

8/30/2024・KING5

シアトルのノースゲートからリンウッドの間で建設されていたライトレール1 Lineの拡張線が、30日(金)に開通する。全長8.5マイルの拡張線は2008年に住民投票により承認され、2019年に着工。リンウッド・シティ・センター、マウントレイク・テラス、ショアライン・ノース-185th、ショアライン・サウス-148thの4つの新駅が設けられ、4〜6分間隔で運行される。リンウッド・シティセンターからウエストレイクまでの所要時間は28分、またマウントレイク・テラスからシアトル・タコマ国際空港までは56分。30日午前11時にリンウッド・シティ・センターにて開通の祝賀式典が行われ、また同日午後4時からは各新駅でナイトマーケットが開催される。現在、複数のライトレール拡張線が建設工事中で、今年4月にサウス・ベルビューからレドモンド・テクノロジー駅まで開通したイーストサイドのLine2は、Line1に接続する残りの区間を2025年に開通する予定。シアトルの南側では、フェデラル・ウェイ拡張線の建設が行われており、開通は現時点で2026年の見込み。KING5の関連記事はこちら


レイバー・デーの3連休、州フェリーやシータック空港利用の注意点は?

8/29/2024・KING5

3連休となるレイバー・デーの週末は、1年のうちで最も旅行客が増える週末の1つとして知られるが、ワシントン州フェリー(WSF)は29日(木)から9月2日(月)の乗船客数は30万人以上になると見込んでいる。車での乗船は長蛇の列が予想されるため、ワシントン州運輸省(WSDOT)のモバイルアプリ、またはウェブサイトで待ち時間を確認することを勧めている。また州フェリーでは人員不足などで欠航することもあり、28日(水)には合計10便が欠航となっているため、乗船前には運航状況についても注意が必要。今週末に混雑が予想されているシアトル・タコマ国際空港(シータック空港)では、先週末のサイバー攻撃の影響でシステム障害が起こっていたが、一部を除いて復旧している。29日の時点で空港は、大半の国内旅行者にとってフライト状況やバゲージクレームなどのモニタ表示が停止していること以外ほとんど影響はないが、国際線や規模の小さい航空会社においては搭乗券の発券、および荷物の預け入れシステム障害が続いていると話している。空港は旅行客に対して、オンラインでチェックインしてモバイル搭乗券を使用すること、また可能な限り手荷物を預けないよう呼びかけている。その他には、シータック空港のウェブサイトや空港内のWiFiなども利用できない。空港では今週末の利用客を50万人以上と予想しており、スタッフを増員して対応する予定。システムの復旧状況についてはこちら。KING5の関連記事はこちら


最も売上税率が高い全米主要都市はシアトルとタコマとシンクタンクが報告

8/28/2024・KING5

連邦や州の税制に関するデータを収集し、調査研究を行うシンクタンクのタックス・ファウンデーションが最近発表した売上税に関する報告によると、全米主要都市の中でシアトルとタコマの売上税率が最も高いことが明らかになった。報告によると、州税と地方税を合わせたシアトルの売上税率は全米で最も高い10.35%で、タコマの税率は10.3%で全米2位。シアトルのあるキング郡は今年4月、文化プログラムを提供する非営利団体に追加資金を提供するため、売上税率の0.1%引き上げを採択している。シアトルとタコマに続いて売上税率が高い主要都市は、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州のロングビーチ、オークランド、フリーモントで、それぞれ10.25%。今回の調査は2021年7月時点で人口20万人以上の都市が対象だが、それに含まれていないシアトル近郊のリンウッド、ミル・クリーク、マカティオでは地方税率が4.1%で、州税との合計が10.6%とシアトルとタコマを上回っている。ワシントン州の売上税率は6.5%だが、所得に対する州の課税はない。ワシントン州住民の中には、売上税のないオレゴン州まで出かけて買い物する人もいるが、オレゴン州では所得税と事業税の税率が高く設定されている。KING5の関連記事はこちら


ダウンタウン・シアトルとキングストンの間の高速フェリーが運休

8/27/2024・KING5

公共交通機関のキットサップ・トランジットは26日(月)、ダウンタウン・シアトルとキングストンの間で運航している高速フェリーをしばらくの間運休すると発表した。同社によると、運休の理由はフェリー1隻の機械的な故障によるもの。シアトルのキットサップ・トランジット乗船パス保有者はワシントン州フェリーの乗船券を入手することができるが、シアトル・フェリー・ターミナルの乗船者専用窓口の係員による対応となる。またキングストンからべインブリッジ・アイランド・フェリー・ターミナルへ路線バスで向かう場合は、パーク&ライドを利用するよう呼びかけている。※(アップデート)8/31(土)に運航再開。KING5の関連記事はこちら


サイバー攻撃によりシアトル・タコマ国際空港でシステム障害が発生

8/26/2024・KING5

シアトル港湾局では、24日(土)に不正アクセスが原因とみられるシステム障害が発生し、同局が管轄するシアトル・タコマ国際空港を利用する多くの旅行客にも大きな影響が出た。港湾局は翌日の25日(日)午後に、サイバー攻撃に遭ったことを確認したと発表している。港湾局関係者によると、25日時点で攻撃をした者やその理由は不明で、現在調査を行っている。また、システムが完全復旧する時期も今のところ不明。このシステム障害により、シアトル港湾局のウェブサイトは閲覧ができなくなっており、26日朝の時点で同サイトへアクセスすると exploresea.org へ自動転送される。シアトル・タコマ国際空港では、職員のインターネット・アクセスが制限され、手荷物預入のシステムなども影響を受けて混乱がみられた。国際線や規模の小さい航空会社のチェックインには係員による手入力での対応が必要となっており、旅行客の待ち時間が通常よりもかなり長くなっている。手荷物検査のTSAは障害の影響はなかったものの、保安検査場の前には長蛇の列ができた。シアトル港湾局は旅行者に対し、空港へ向かう前にオンラインでチェックインを行って搭乗券を入手しておくこと、必要がなければ荷物の預け入れを避けることなど呼びかけている。KING5の関連記事はこちら