シアトルのウォーターフロントに立体遊歩道が開通
10/3/2024・KING5
2022年6月から建設工事が行われていたパイクプレイス・マーケットとウォーターフロントを結ぶ立体遊歩道、Overlook Walkが4日(金)の4:30pmに開通する。この遊歩道は、かつてアラスカン・ウェイ高架橋があった場所に位置し、ルーメン・フィールド、Tモバイル・パーク、オリンピック半島やレーニア山などを臨む360度の景観が楽しめる。ダウンタウン・シアトルとウォーターフロントを接続する初の立体遊歩道で、新しいアラスカン・ウェイを横断することなく、2つの観光スポット間の行き来が可能。Overlook Walkの一部には子ども用の遊具なども設置され、2025年にはローカル・ビジネスを紹介するコンセッション・スペースもオープンする予定。シアトル市長のブルース・ハレル氏は「シアトルの入り口、ウォーターフロントからダウンタウンやパイクプレイスがつながるのは、シアトルと人とがつながる、歴史的なひとこま」と述べた。関係者によると、この遊歩道は面積20エーカーの新しいウォーターフロント・パークと接続し、ゆったりと休めるグリーン・スペースやシアトルの歴史を学べるエリアなども設置される予定。4日(金)のオープン時には開通を祝ってフードスタンド、音楽やその他のパフォーマンス、アート・クラフト作品の販売なども予定されている。KING5の関連記事はこちら
シアトル公立学校区、最大21校の閉鎖から5校の統合に計画を修正
10/2/2024・KIRO7
シアトル公立学校区(SPS)のブレント・ジョーンズ教育長は1日(火)、2025-2026学年度の1億ドルにおよぶ財政赤字に対処する計画の修正案について発表した。先月発表した最大21校を廃校にする案について、生徒の家族や職員、地域社会から多くの意見が寄せられたことを受け、5校の統合を含む案へと大幅に変更される。この修正案では、ろう者や難聴者、二言語イマージョン・プログラムのような特別プログラムを提供する学校を含むK-8およびオプション校は、次年度の統合対象にはならないことをジョーンズ教育長は明らかにした。統合の影響を受ける学校の選考プロセスについては、透明性と責任を確かにするため、第三者の専門家が検証を行い、また学校選びには、建物の状態、登録できる生徒数、生徒と職員の混乱を最小限に抑える能力などが基準となる。専門家からの予備勧告は、10月末までに教育委員会と共有される予定。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル・シティ・ライト、約20%の顧客に電気代負担を軽減する支援を提供
10/1/2024・KIRO7
シアトル・シティ・ライトは9月30日(月)、所得条件を満たした9万3000人以上の顧客に対して、9月15日までに電気代の200ドル分のクレジットを提供したと発表した。対象となったのは全顧客の約20%にあたる低・中所得層で、クレジットの総額は1870万ドル。温室効果ガス排出量の大幅な削減を目指すワシントン州気候コミットメント法(Washington Climate Commitment Act)を通じて提供された資金を使っており、クリーンエネルギー転換コストによる経済的負担を軽減するために実施された。この他にもシアトル・シティ・ライトでは、所得条件を満たす住民の電気代負担を軽減するためのプログラムを用意している。KIRO7の関連記事はこちら
来年のFIFAクラブワールドカップの会場にルーメン・フィールドが選ばれる
9/30/2024・KING5
国際サッカー連盟(FIFA)は28日(土)、2025年にアメリカ国内で行われるFIFAクラブワールドカップの会場12カ所を発表し、シアトルのルーメン・フィールドがその1つに選ばれた。これらの会場のうち、ルーメン・フィールドを含む5カ所は、2026年ワールドカップの会場にも選ばれている。FIFAクラブワールドカップの開催期間は来年6月15日から7月13日で、32球団が参加。現在、30球団がクラブワールドカップの出場権を獲得しており、ルーメンフィールドを本拠地とするシアトル・サウンダーズFCによると、同球団は2022年CONCACAFチャンピオンズカップで優勝した後、この大会への出場権を獲得している。
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