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2024年10月14日~10月18日のニュース

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シアトル・タコマ国際空港、顔認証技術による身元確認システムを導入

10/17/2024・KING5

シアトル・タコマ国際空港(シータック空港)では16日(水)、運輸保安局(TSA)のチェックポイントで新しく導入される顔認証技術を使った身元確認システムCAT-2(Credential Authentication Technology) のデモンストレーションが行われた。チェックポイントでは、旅行者がTSA職員に写真付き身分証明書を渡して顔の撮影をすると、CAT-2が身分証明書の情報と撮影した顔、また24時間以内に搭乗する旅行者のデータベースと照合。このシステムは政府発行のさまざまなタイプのIDに対応しており、保安検査に進む前に搭乗券を提示する必要がなく、従来の身元確認作業よりもプロセスを迅速に行うことができる。撮影された写真は確認が終わり次第、コンピュータから消去される。現在、この顔認証での身元確認は任意となっている。KING5の関連記事はこちら


スノコルミーのスキー場、駐車場利用に許可証を導入

10/16/2024・KIRO7

スキーシーズンを前に、シアトル近郊の人気スキーリゾートであるザ・サミット・アット・スノコルミーが、今年から新しく駐車利用に許可証を導入することを15日(火)に発表した。同施設のスキー客が駐車スペースを確保できるようにするためで、11月18日から来年4月30日までの午前7時から午後2時の間、アルペンタルからサミット・イーストのすべての駐車場を利用する時に許可証が必要になる。これまでは無料で利用できた駐車場の許可証料金は、スキー場のパスやチケットを持たない一般向けが1日55ドル。パス・チケットの購入者は別の料金が設定されており、その種類に応じた許可証を取得するためのコードがEメールで送られる。シーズンパスやチケットパックの料金には駐車許可証の料金が含まれ、追加料金なしで駐車場が利用可能(但し、車の台数に制限あり)。他のパスやチケットの購入者は5ドル/台で許可証を取得できる。指定の時間外での駐車場利用は無料。料金など許可証の詳細については、同スキー場のウェブサイトで確認できる。KIRO7の関連記事はこちら


ワシントン州西部で山間部での雪や大気の川による雨の予報

10/15/2024・KIRO7

ワシントン州西部では今週、気温が下がり雨の多い気象パターンに移行して、秋が本格化する天気予報が出ており、山間部では雪、州北部では大気の川(Atmospheric River)による大雨となる可能性がある。15日(火)夜に移動してくる前線により、低地は16日(水)朝までに雨となる見込みで、特に収束帯が形成される可能性があるキング郡とスノホミッシュ郡付近では、雷雨が発生することも考えられる。国立気象局は、16日から17日(木)にかけての低地における降雨量は0.5〜0.75インチ、カスケード山脈のふもとや海岸沿いでは1インチ以上と予想。またカスケード山脈では、16日夜に標高4,000フィート付近から雪となる可能性があるものの、地面の温度はまだ暖かいために本格的な積雪はないとみられている。ワシントン州西部を高気圧が通過する前日の17日には、にわか雨は減少するものの、この高気圧の背後にある大気河川が18日(金)夜にブリティッシュ・コロンビアから移動してくる見込みで、ピュージェット湾地域に強い雨をもたらすことも考えられる。KING5の関連記事はこちら


数百品目の調理済み食品がリステリア菌汚染の恐れで自主回収に

10/15/2024・KIRO7

シアトル地域を含むアメリカ国内において販売された、リステリア菌汚染の可能性がある材料を使った調理済み食品を対象に、自主回収(リコール)が実施されている。自主回収が行われている数百品目におよぶ食品は、BrucePac社から供給された鶏肉を使用しており、米国農務省食品安全検査局(FSIS)による定期検査において、鶏肉のリステリア菌汚染が判明。BrucePac社は9日(木)に、約1000万ポンドの調理済み食肉および鶏肉製品をリコールした。自主回収の対象食品を取り扱っていた店は、セブンイレブン、アルバートソンズ、セーフウェイ、アマゾン、コストコ、ターゲット、QFC、トレーダージョーズなど。FSISはこれらの食品を廃棄するか、返品して返金を受けるよう消費者に呼びかけている。自主回収されている食品が原因の健康被害の報告は今のところ確認されていない。リコール対象品目とその賞味期限の全リストはこちらに記載。KIRO7の関連記事はこちら


シアトル市交通局が路上駐車料金を改定、半数のエリアは据え置き

10/14/2024・KING5

シアトル市交通局(SDOT)はストライキは、市内の路上駐車料金を15日(火)に改定する。これは季節毎に行う調整の一環として実施されるもので、各ブロックに常時1~2台の駐車スペースを確保することを目標として、同局のデータに基づき春、夏、秋の年3回、料金を変更している。今回の改定では、半数以上の有料駐車エリアで料金は据え置かれ、約14%の駐車エリアでは$0.50の値下げとなり、26%は$0.50の値上げとなる。2024年の駐車料金改定に関する詳細は、seattle.gov/transportationに記載される。KING5の関連記事はこちら


ボーイング社、10%の人員削減と767貨物機の生産終了を発表

10/14/2024・KING5

9月13日から機械工労働組合によるストライキが続いている航空機製造大手ボーイング社は11日(金)、従業員10%の人員削減と、民間向け767貨物機の生産終了を発表した。同社CEOケリー・オートバーグ氏が従業員に送ったメッセージによると、人員削減の対象は幹部、管理職、従業員におよび、その人数は約1万7000人で、今後数カ月のうちに実施される見込み。ストライキ中、コスト削減のために行っている従業員の交代での一時帰休は、発表した解雇を考慮して見合わせる。またボーイング社は人員削減に加え、エベレット工場で生産する767貨物機は、現在発注済みの製造・納入後、2027年に生産を終了する予定であると述べた。さらに、開発中である777X型機の初納入も2026年に延期すると発表。3万3000人が加入する同社機械工組合と会社側の交渉は決着が付かず、ストライキは2カ月目に入ったが、この間シアトル地域で製造する737MAXなど、主力商品の生産に影響を与えており、ボーイングは厳しい財務状況に追い込まれている。S&Pグローバルが今月8日(火)に発表した試算によると、このストライキによってボーイングは月10億ドル以上の損害を被る可能性がある。KING5の関連記事はこちら