シアトル国土安全保障捜査局、麻薬密売組織の大規模な捜査で12人を逮捕
11/1/2024・KIRO7
シアトルの国土安全保障捜査局(HSI)、ワシントン州西部地区連邦検事、シアトル警察(SPD)などが行った、シアトルのユニバーシティ・ディストリクトを拠点とする麻薬密売組織の大規模な捜査で12人を逮捕した。ワシントン大学近辺のI-5近くの住宅と、大学寮向かいの住宅の2カ所が同組織の麻薬流通の拠点で、さらに暴力行為も犯していたとみられている。情報収集などの1年に及ぶ捜査の結果、30日(水)に31件の捜査令状が出され、エベレットからシータックまでの地域で家宅捜査が執行されている。警察は12人の逮捕のほかに、50丁以上の銃器や数千発の弾薬、数十万の現金と宝石、1キロのフェンタニル、4キロのコカインを押収。30日の捜査は、遠くはフロリダ州から、複数の異なる機関の約600人を招集して行われており、HSIシアトルにとってこの種の捜査としては過去最大の連携作戦だったとHSI特別捜査官ロバート・ハマー氏は話している。KIRO7の関連記事はこちら
連邦政府が運航の大幅な遅延や欠航での自動払い戻しを航空会社に義務付け
10/31/2024・KIRO7
アメリカ連邦政府は航空会社に対し、運航の大幅な遅延や欠航が発生した場合に、乗客に自動的に払い戻しを行うことを義務付ける規則を28日(月)に施行した。新しいルールでは、大幅な変更があった便への搭乗、代替便への予約変更や代替補償に乗客が応じなかった場合、乗客が返金を求めなくても、航空会社が自動的に払い戻ししなければならない。また、受託手荷物の引き渡しが大幅に遅延したり、Wi-Fiなど購入した追加サービスを提供できなかった場合にも規則が適用される。このルールについての詳細は米国運輸省(DOT)のウェブサイトで確認できる。すでにある乗客が払い戻しを受ける権利に大きな変更はないが、新規則によりそれが明確化され、フライトのキャンセルや大幅な遅延に対する払い戻しを受けやすくなる。KIRO7の関連記事はこちら
マクドナルドの大腸菌集団感染でワシントン州のタマネギ生産者を調査
10/31/2024・KING5
アメリカ国内において、ファースト・フード・チェーンのマクドナルドが販売するハンバーガー「クォーターパウンダー」に使われた生のオニオン・スライスが原因とみられる大腸菌の集団感染が先週明らかになったが、この感染に関連して食品医薬品局(FDA)は30日(水)、ワシントン州のタマネギ生産者を調査していることを発表した。この生産者名は今のところ発表されていない。大腸菌の感染源とみられるタマネギは、カリフォルニアに本社を置くサプライヤー、テイラー・ファームが供給しており、コロラド州にある同社の加工センターでも調査が行われている。今回発生した集団感染では、これまで13州において90人が発病しており、27人が入院、また1人が死亡(30日時点)。FDAによると、感染患者の80%以上がマクドナルドのオニオン・スライスを使った商品を食べたと報告している。マクドナルドは感染患者が出た州で、生のオニオン・スライスの使用を停止しており、テイラー・ファームは問題となったタマネギのリコールを行っている。KING5の関連記事はこちら
燃やされたワシントン州バンクーバーの投票箱から投票用紙約475枚を回収
10/30/2024・KING5
ワシントン州南西部のバンクーバーで28日(月)早朝に、来月行われる選挙の投票箱が燃やされる事件が発生したが、クラーク郡はこの影響を受けた投票用紙約475枚を回収したと29日(火)に発表した。同郡監査役グレッグ・キムジー氏は、被害に遭った有権者に投票用紙の再入手について通知するため、30日(水)から火災で破損した投票用紙を確認し、連絡先を探す作業を始めると話した。この火災については、投票箱付近で発火装置が見つかっている。またバンクーバーでの火災の数時間前には、隣接するオレゴン州ポートランド市内で投票箱の火災が発生したが、近くにいた警備員によりすぐに火が消し止められ、被害を受けた投票用紙は3枚にとどまった。この2カ所での火災には関連性があるとみて地元警察や連邦捜査局(FBI)が捜査している。バンクーバーはワシントン州で3番目に大きい連邦議会下院選挙区となっており、全米の中でも民主党候補と共和党候補の接戦が予想されている。KING5の関連記事はこちら
Uディストリクトで53台の車が被害に遭う車上荒らし発生
10/29/2024・KING5
シアトルのユニバーシティ・ディストリクトで28日(月)早朝、約2時間で53台の車が被害に遭う車上荒らしが発生した。シアトル警察署(SPD)によると、容疑者は少なくとも2人で、同日午前2時から午前3時45分の間に、NE15th Ave. とNE17th Ave. 付近にて黒いメルセデスを運転しており、犯行には野球の金属バットが使用されたとみている。通報を受けて警察が駆けつけた時には、容疑者らは現場から逃走しており、28日夜の時点で逮捕者は出ていない。KIRO7の関連記事はこちら
高速道路I-5のケント付近で車両45台が巻き込まれる玉突き事故発生
10/28/2024・KING5
高速道路I-5南行きのケント付近で27日(日)午後1時20分頃、車両45台が巻き込まれる玉突き事故が発生した。ワシントン州パトロール警察(WSP)は、救急隊やレッカー車が到着できるよう事故現場の南行き全車線を閉鎖し、約3時間後の午後4時15分に通行を再開。道路が閉鎖されている間、事故現場に向かって通行する車両はSR516に迂回させられた。WSPとワシントン州運輸省(WSDOT)によると、事故の影響による渋滞は5マイルに達した。この事故による軽傷者は出たものの、重傷者は報告されていない。KIRO7の関連記事はこちら