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2024年11月12日~11月15日のニュース

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この冬、百日咳やマイコプラズマ肺炎など感染症4種が同時流行の可能性

11/13/2024・KIRO7

昨年はCOVID-19、インフルエンザ、そして呼吸器系の感染症であるRSウイルス感染症(RSV)の3つが同時流行する「トリプルデミック」となったが、今年の冬は百日咳やマイコプラズマ肺炎(Mycoplasma Pneumonia)など4種の感染症が流行する「クインデミック」となる可能性がある。CDCは、マイコプラズマ肺炎の症例が今年春に急増したが、秋になってもそれが続いていると警告。またワシントン州保健省(WDOH)は州内における百日咳について、昨年のこの時期は51人だった感染者数が先週の時点ですでに1,193人まで急増していることを報告。スウェディッシュ病院の医師は、現在最も心配されるのは百日咳で、コロナ禍で子どもへの百日咳の予防接種が滞ったのが流行の原因と考えられると述べている。体調不良の際はまずは自宅で休養を取って外部への感染を防ぐこと、外出が必要な際はマスクを着用すること、症状が治まらない場合は早めの受診を推奨している。WDOHは予防接種が受けられる移動クリニックCare-a-Vanプログラムを運用しており、医療保険に加入していない場合は無料でサービスを受けることができる。KIRO7の関連記事はこちら


シアトルCID地区での無差別刺傷事件の容疑者、 別の刺傷事件との関連も捜査

11/12/2024・KING5

8日(金)にシアトルのチャイナタウン・インターナショナル・ディストリクト(CID)で発生した連続殺傷事件で警察は37歳の男を逮捕したが、容疑者が同地区でその前に起きた別の殺傷事件と関わっている可能性があるとして捜査を行っている。8日までの40時間以内にリトル・サイゴン地区で男性9人、女性1人の合計10人が刃物で無差別に刺されており、11日時点で負傷者2人は引き続き病院で治療を受けている。5人が被害に遭った8日の事件については、11日までに容疑者は正式に起訴されていないが、同事件前に別件で逮捕状が出ていたため、保釈金は200万ドルの高額となっている。この事件を受けて、同地域のビジネス・オーナーは、店の経営を始めてからこれまで治安の改善は感じておらず、インターナショナル・ディストリクトでビジネスをするのは非常に難しく、身の危険さえ感じるとコメント。またリトル・サイゴン地区の住民グループは、徹底した警察の見回り強化や薬物中毒者のメンタルヘルスケアなど保健・社会サービスの充実などが必要であると訴えている。警察とブルース・ハレル市長室は、この周辺での治安対策として防犯・監視カメラや照明の設置、警察のパトロール強化で治安改善を図る取り組みを実施中であると述べている。KING5の関連記事はこちら