アマゾン・ドット・コム、週5日のオフィス勤務義務付け開始
1/3/2025
Eコマース大手のアマゾン・ドット・コムはこれまで、従業員に対して週3日の在宅勤務を認めていたが、2日(木)より週5日のオフィス勤務の義務付けを開始した。同社はパンデミックにより完全リモートワークを始め、2023年には少なくとも週3日間のオフィス勤務が義務となるハイブリッドの勤務形態に方針を変更。そして昨年9月、考慮されるべき事情がある場合を除いて、年明けよりフルタイムでオフィスへ復帰することを従業員に求めると発表した。アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、オフィス勤務によりイノベーション、コラボレーション、そして社員間の関係性の向上を期待して、この決定を下したと述べている。アマゾン社はシアトル・キャンパスに約5万5000人、ベルビューとイーストサイドでは1万人の従業員を抱えている。ワシントン大学のワシントン州交通センター副所長、ライアン・エイブリー氏は、この変更による交通への影響を予想しており、特に火曜日、水曜日、木曜日のラッシュアワーは渋滞が悪化、またラッシュアワーが長く続くようになるとみている。KING5の関連記事はこちら