日系の非営利団体、ICEが拘束した不法移民の移送便を監視
2/6/2025
収容施設の閉鎖と移民・難民支援を目的とする日系の非営利団体「Tsuru for Solidarity」は、ボーイング・フィールドにて移民税関捜査局(ICE)に拘束された不法移民の移送便を監視しており、トランプ大統領による不法移民の取締り強化を受けて、移送される人数が大幅に増加していると述べている。同団体のボランティアは、2023年5月から少なくとも週に1度同空港を訪れ、移送される拘禁者を確認しており、日曜に発着があったある便では110人、火曜には118人を目撃したという。同団体が目撃した人数に対し、5日(木)時点でICEからの確認は取れていない。KING5の関連記事はこちら
シアトルのDEAがDHSと協力し麻薬取引に関与する不法移民の取締り強化
2/6/2025
シアトルの麻薬取締局(DEA)は過去数週間、国土安全保障省(DHS)と協力して移民の取締りを強化しており、麻薬取引に直接関与、または犯罪歴のある不法移民を逮捕している。DEA特別捜査官は、パシフィック・ノースウエストおよび全世界におけるフェンタニルの密売の取締りに引き続き注力していると述べ、またDEAは無作為な移民の逮捕は行っていないと話している。その一方で、移民をサポートする団体の間では緊張が高まっており、ある団体関係者はトランプ政権の動きから、多くの移民が連邦捜査官に逮捕されることを恐れ、身の危険を感じていると述べている。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル・タコマ国際空港で日本航空とデルタ航空の旅客機が接触事故
2/5/2025
シアトル・タコマ国際空港で5日(水)午前10時15分過ぎに、成田空港から到着して地上を移動していた日本航空機の翼部分が駐機中のデルタ航空機の尾翼に接触する事故が発生した。場所はSコンコースと南空港整備格納庫の間で、空港の消防、警察、空港関係者が駆けつけた。デルタ航空によると、接触された旅客機はメキシコのプエルト・バジャルタ行きで、事故当時142人の顧客が搭乗していた。同空港は両航空会社と協力し、すべての乗客を安全にターミナルに誘導しており、負傷者は報告されていない。KIRO7の関連記事はこちら
キング郡メトロ、バス運転席に防護壁を新たに設置
2/5/2025
公共交通機関キング郡メトロはバス運転士の安全性を向上させるため、運転席に防護壁を新たに設置する。昨年12月に同社の運転士が刺殺される事件が発生しており、運転士の間で勤務中の安全に対する懸念が高まったことを受けて、この措置を取る決定を下した。キング郡検察局によると、2024年1月から11月の間に発生した公共バスの運転士が関係する暴行事件は193件で、少なくとも17件が重罪暴行の容疑。今後設置される防護壁はパンデミック時に設置されたパネルよりも耐久性があり、70ポンド以上の重さでロックすることも可能。運転席を密閉して暴行に遭う危険性を減らす設計となっている。キング郡メトロはおよそ1,500万ドルをかけて、約1,300台のバスに新しい防護壁を取り付ける予定で、この装備での運行開始は今年晩夏となる見込み。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州西部低地で雪、多くの学校区が始業時間を遅らせる
2/3/2025
ワシントン州西部では週末、低地にある多くの地域にとってこの冬初の降雪があり、ベルビュー学校区、イサクア学校区、レイク・ワシントン学校区など150以上の学校や学校区が3日(月)朝の始業時間を遅らせるなどの措置を取っている。2日(日)時点で、同日夜から3日(月)朝にかけて解けた雪が凍り付き、路面が通行に危険な状態となるブラックアイスなどが懸念されていた。3日もにわか雪が降る予報で、同日夜の気温は氷点下が予想されており、残雪や融けた雪が4日(火)朝も凍結する可能性がある。今週はほぼ毎朝、同様の状態が続くとみられている。KING5の関連記事はこちら