キング郡での銃暴力件数が2018年以来初めて減少
2/14/2025
キング郡検察局が13日(木)に発表した2024年の銃暴力に関する報告書によると、郡内で発生した銃暴力事件が2018年以来初めて減少した。銃器による殺人事件の被害者数は2023年の107人から2024年は75人と30%近く減少。殺人以外の発砲事件も減少しており、2023年の1701件から2024年は1591件に減っている。しかし郡検察局の関係者は、銃乱射事件の被害者は男性(82%)と有色人種(76%)に偏っており、まだやるべき対策がたくさんあると述べている。KIRO7の関連記事はこちら
WSDOTが2月末までに道路工事区域でのスピードカメラの使用を開始
2/13/2025
ワシントン州運輸省(WSDOT)は12日(水)、2月末までに州が行う道路工事区域でスピードカメラの使用を開始すると発表した。WSDOTによると、州内の道路工事区域では年間約1,345件の衝突事故が発生。スピード違反は事故の主な原因の1つで、作業員の安全を守る措置としてカメラを導入する。カメラはトレーラーに搭載され、スピード違反が問題となっている工事、保守などが行われる現場を巡回する。カメラが稼動する場所では、標識を設置してドライバーに警告し、可能な場合は車両速度を計測・表示してドライバーに知らせる標識も使用するという。スピード違反が検知されると、画像はカメラ業者から州パトロール警察に転送され、警察が違反かどうかを判断。違反が確認された後、その車両の登録所有者に通知が送られる。最初の違反には罰金は科せられないが、2回目以降は248ドルの罰金の支払いが求められる。2月に稼働するカメラの数は1台で、今後数カ月でさらにカメラが追加される予定。WSDOTは2027年までに最大15台のカメラの稼動を目標にしている。KIRO7の関連記事はこちら
手芸用品店Joannがワシントン州の20店舗以上、全米500店舗以上を閉店
2/13/2025
今年1月に1年ぶり2度目の連邦破産法第11条の適用を申請した手芸用品店Joannが12日(水)、全米800店舗のうち500店舗以上を閉店すると発表した。ワシントン州で閉店する店舗はシアトル、タコマ、エベレットなどを含む20店舗以上。閉店が最も多い州は、カリフォルニア州(61店舗)、フロリダ州(36店舗)、ペンシルベニア州(33店舗)、オハイオ州(33店舗)、ミシガン州(33店舗)。 同社は2024年4月、破産処理の一環として米国証券取引所の上場を廃止して、非公開会社となるリストラを完了した。KING5の関連記事はこちら
タコマの動物園、今月誕生した絶滅危惧種マレーバクの性別と名前を公表
2/12/2025
タコマにあるポイント・デファイアンス動物園&水族館は11日(火)、同動物園で今月2日(日)に誕生したマレーバクの子どもについて、性別はメスで名前をウメと名づけたことを公表した。ウメは日本の梅を意味すると説明しており、両親(ユナとバク)、また同じ親から2019年に生まれた子ども(カズ)も日本の名前が付けられている。ウメは120年の歴史があるポイント・デファイアンス動物園で生まれた2頭目のマレーバク。国際自然保護連合(IUCN)はマレーバクを絶滅危惧種に指定しており、飼育下で絶滅危機に瀕する特定種の保全に努め、遺伝的多様性を維持することを目的とするアメリカ動物園水族館協会の「種の保存計画(Species Survival Plan)」の下で、ウメの両親はペアを組んでいる。動物園のスタッフは、来園者がウメを見学できるのは今春遅くになると話している。KING5の関連記事はこちら
ベルビュー市がダウンタウンなどで路上駐車の有料化を検討
2/11/2025
ベルビュー市は現在、ダウンタウン、オールド・ベルビュー、ウィルバートン、スプリング・ディストリクト、ベルレッドのエリアで、路上駐車の有料化を検討している。市によると、2022年から2024年までのデータでは、これらのエリアでの駐車需要は非常に高く、多くのブロックで満車状態になっていることもあり、駐車スペースを探す何台もの車が渋滞の原因となることもあるという。有料化する場合、ベルビュー市は各ブロックに常時1~2台分の空きスペースを確保できるよう、需要に応じて料金を調整するシステムを採用するが、調整の頻度などは今のところ検討中としている。ベルビュー市は12月に有料駐車場に関する調査を開始しており、今秋にも料金設定を決定する予定。この駐車プログラムからの収入は、駐車違反の取り締まりや交通安全問題に充てられる。路上駐車の有料化に関して、市は10日(月)にバーチャル・オープンハウスを行うなど、地域住民からの意見を募っている。KING5の関連記事はこちら
鳥インフルエンザの流行で卵不足、販売数を制限する小売業者も
2/10/2025
鳥インフルエンザ流行の影響で、アメリカ国内では卵の供給量が不足しており、小売業者によっては1人当たりの販売数を制限している。全米のトレーダー・ジョーズでは9日(日)時点で、1人1日1ダースに制限。サンフランシスコのローカル紙は先週、地元のコストコで1人3カートンの販売数制限が始まったと報じており、ニューヨークのニュースメディアも同地域のホールフーズが1人3カートンに制限していると伝えている。卵の価格も高騰しており、2023年夏頃と比較して2倍以上に上昇。昨年12月時点の国内における1ダース(グレードA大型卵)あたりの平均価格は4.15ドルに達しており、農務省は今年はさらに20%高騰すると予測している。KING5の関連記事はこちら