トランプ大統領、英語をアメリカの公用語とする大統領令に署名
3/3/2025
ドナルド・トランプ大統領は1日(土)、英語をアメリカの公用語とする大統領令に署名した。ビル・クリントン元大統領の命令による、連邦政府機関や組織での英語を母国語としない人々に向けた英語以外の言語支援の提供義務が廃止となる。アメリカ連邦政府が公用語を定めるのは今回初めてで、これまで何十年もの間、英語をアメリカの公用語にする法案が提出されてきたが、可決には至らなかった。すでにアメリカ国内の30以上の州は英語を公用語としているが、ワシントン州やオレゴン州などは公用語を定めていない。1月に行われたトランプ大統領の就任式から数時間以内に、ホワイトハウスの公式ウェブサイトからスペイン語ページが削除されている。トランプ大統領1期目にもスペイン語ページが削除されていたが、2021年にジョー・バイデン大統領の就任の際に復活していた。KIRO7の関連記事はこちら
ベルビューのスプリング・ディストリクト駅近くの開発工事始まる
3/3/2025
ライトレールを運行するサウンド・トランジットは2月28日(金)、ベルビューのスプリング・ディストリクト駅近くで、交通機関にアクセスしやすいコミュニティの開発計画 Transit-oriented development(TOD)の工事を開始したと発表した。27日(木)には起工式が行われており、2026年に完成する見込み。同社が提供する駅から徒歩圏内の土地に2棟のビルを建設し、355戸住宅を供給する予定。そのうち60%は中低所得者向け、40戸は障害者専用となり、サンフランシスコを拠点とする非営利団体BRIDGE Housingが開発を進める。また敷地内には小売店、レストラン、オフィス・スペースも設けられる。サウンド・トランジットによると、このプロジェクトは公的資金やアマゾン・ドット・コムの住宅エクイティ基金から助成金や融資を受けている。KIRO7の関連記事はこちら