シアトル・シーホークスに元バイキングスのサム・ダーノルド選手が入団
3/14/2025
NFLシアトル・シーホークスは13日(木)、球団本部にて元ミネソタ・バイキングスのクォーターバック、サム・ダーノルド選手の入団会見を行った。ダーノルド選手は総額1億1,050万ドルといわれる3年契約に合意。先週7日(金)に同球団からラスベガス・レイダーズへトレードされたジェノー・スミス選手の後を引き継ぐことになる。27歳のダーノルド選手は南カリフォルニア大学出身で、2018年にNFLドラフト全体3位指名でニューヨーク・ジェッツに入団。キャロライナ・パンサーズ、サンフランシスコ・フォーティナイナーズでプレーした後、昨シーズンにミネソタ・バイキングスへ移籍。バイキングスでは35タッチダウンを投げ、レギュラーシーズン14勝3敗でチームをプレーオフ出場へと導き、同選手にとってキャリア最高のシーズンとなった。しかしバイキングスでは、2024年ドラフト1巡指名のJ.J.マッカーシー選手が今シーズン前にケガから復帰する見込みで、ダーノルドとは再契約しなかった。シーホークスは2025年シーズンに向けて、オフェンスの補強を続けるとみられる。KIRO7の関連記事はこちら
ベルビューでコヨーテによる人への攻撃が複数発生
3/13/2025
ベルビューで過去1週間にコヨーテによる人への攻撃が複数報告されており、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)は住民に注意喚起している。これらの攻撃は、同じ2頭のコヨーテが関与していると考えられており、3人が噛まれている。WDFWは1頭のコヨーテを殺処分したが、もう1頭は追跡中。コヨーテによる最初の攻撃は、6日(木)朝にノーウッド・ビレッジ付近の住宅で発生し、庭のパティオで女性が足を噛まれた。翌日の7日(金)朝には、ファクトリア地区でガレージの中にいた男性が噛まれており、また同日にタイー中学校の近くで、親の迎えを待つ女子生徒が歩道に置いていたバックパックをコヨーテがつかんで茂みの中に逃げた。この生徒はケガをしていない。さらに11日(火)にも、ファクトリア地区のバス停でコヨーテが子供たちに近づいて噛みつこうとしたが、大人が間に入って阻止。その日の夜にはファクトリア地区でコヨーテが子供の手に噛ついており、通報を受けて駆け付けたWDFWの警官がコヨーテ2頭を発見し、そのうち1頭を安楽死させた。WDFWは地域での巡回を強化し、残りのコヨーテの捕獲を試みている。 この地域で目撃されたコヨーテの情報は、ウッドランド・パーク動物園のCarnivore Spotterで追跡することが可能。コヨーテの攻撃の予防対策などはオリジナル記事に記載。(アップデート)WDFWによると、13日夜に2頭目のコヨーテも見つかり、安楽死させられた。KIRO7の関連記事はこちら
フェデラル・ウェイでライトレールの走行試験開始
3/13/2025
2026年に開通を予定しているライトレールのフェデラル・ウェイ拡張線において、フェデラル・ウェイでの走行試験が始まる。同拡張線はアングル・レイクからフェデラル・ウェイの間の8マイルを結び、ケント・デモイン、スターレイク、フェデラル・ウェイ・ダウンタウンの3駅を新たに設置。アングル・レイク駅とケント・デモイン駅の間ではフェデラル・ウェイよりも先に走行試験が行われており、ライトレールを運行するサウンド・トランジットによると、走行試験は主に夜間に行われる。新駅はバスの乗り換えが簡単にできるように設計されており、フェデラル・ウェイ・ダウンタウン駅前には、これまでのトランジット・センターに代わる新しいバスループが30日(日)にオープンする予定。サウンド・トランジットによると、フェデラル・ウェイとシータック間の所要時間は約16分、ケント・デモイン駅からシアトルのダウンタウンまでの所要時間は42分となる。KIRO7の関連記事はこちら
ワシントン大学が雇用凍結など予算削減措置を導入
3/12/2025
ワシントン大学(UW)は、前例のない急速な連邦政府の政策変更とワシントン州の予算不足に対応するため、一部の雇用凍結や予算削減措置を導入することを、9日(日)にウェブサイトで明らかにした。大学の財政状態は良好であるものの、急激な連邦政策の変化と州政府の予算不足が大学の資金削減のリスクを高めており、大学の既存・新規の研究プロジェクト、患者治療、教育、基本的な運営などを危うくする可能性があるという。UWは大学の財政の健全性を保ちながら、将来の不確実な状況に備えるため、非必須の職員採用停止、教員採用の制限、不要不急の出張や研修の中止、食料購入や裁量的支出の削減、外部サービス契約の見直しなどの措置を取ると述べている。KING5の関連記事はこちら
ワシントン大学の桜、開花は3月20日以降と予測
3/11/2025
シアトルの桜の名所、ワシントン大学(UW)の環境森林科学部大学院生らは今年の桜の開花は3月20日以降になると予測している。UWクワッドに植えられた29本のソメイヨシノのつぼみは現在、休眠から覚める休眠打破の段階にあり、この状態は通常1週間ほど続くが、少し長引く可能性もある。ソメイヨシノの開花時期は他の種類の桜よりも早く、通常3月から4月にかけて。正確な予測は難しいが、できるだけ正しく桜の見頃時期を割り出せるように、UWの研究グループは1966年までの過去の気象データと、学生が収集した観察データをその予測に使用している。さらに気候の温暖化が開花時期に与える影響も併せて調査を実施。シアトルでは冬が温暖なため、過去60年間で開花時期が少し遅くなってきていることが分かったと大学院生は話している。UWは桜の開花に関する最新情報をウェブサイトで提供している。KIRO7の関連記事はこちら
シアトルにあるテスラの車庫でサイバートラック4台が炎上
3/10/2025
シアトル消防署(SFD)によると、9日(日)午後11時過ぎに、シアトルのSODO地区で4台のテスラ・サイバートラックが炎上する火災が発生した。この火災は10日(月)午前1時までに鎮火している。現場は S. Spokane St. 近くの 4th Ave. にあるテスラの車庫で、他にもディーラーや顧客に引き渡される電気自動車が保管されている。損傷した車両のリチウムイオンバッテリーからの新たな火災に備えて、シアトル消防署の専門部署(Energy Response Team)も出動。全米では最近、政府効率化省(DOGE)の代表を務めるテスラのオーナー、イーロン・マスク氏に対しての抗議行動で、テスラの販売店や車両が標的となっている。先週はオレゴン州タイガードにあるテスラ販売店が銃撃を受け、店舗と車両数台が被害に遭った。今回の火災については、抗議活動との関連は今のところ不明で、SFDは出火原因の調査にあたっている。KING5の関連記事はこちら
シーホークスのジーノ・スミス選手、キャロル監督率いるレイダースへトレード
3/10/2025
NFLネットワーク・インサイダーのイアン・ラポポート、トム・ペリッセロ、マイク・ガラフォロは7日(金)、シアトル・シーホークスのクォーターバック、ジーノ・スミス選手が2025年ドラフト3巡指名権と引き換えにラスベガス・レイダースへトレードされると報じている。現在レイダースの監督を務めるピート・キャロル氏がシーホークスで指揮を執っていた2022年、スミス選手はラッセル・ウィルソン選手の後任として期待以上の活躍をみせて、シーホークスをプレーオフ進出に導いた。しかしその後の2シーズンは成績は低迷し、シーホークスはプレーオフ進出を逃した。今回のトレードでスミス選手はキャロル監督の下で再びプレーすることになる。またシーホークスは5日(水)に、10シーズン在籍したベテランのワイドレシーバー、タイラー・ロケット選手の放出を発表。9日(日)には複数のメディアが、ドラフトでの指名権と引き換えに、長年シーホークスでレシーバーを務めてきたDKメトカーフ選手がピッツバーグ・スティーラーズへトレードされると報じており、同選手がスティーラーズと5年契約にサインしたとスポーツ・レポーターがSNSに投稿している。KIRO7の関連記事はこちら