2023年2月25日「第三回誌上書き初め展」の審査が行われました。「アメリカの地で日本語を正しく読み書きすること」を目標に掲げたこの書き初め展。ワシントン州のみならず、オレゴン州やカリフォルニア州、テキサス州、ジョージア州、日本など、地域や書道教室の枠を超えて作品が集まり、応募総数は過去最高の207点となりました。ここに上位入賞者の作品と、参加者の氏名をご紹介致します。
1部: 高校生・大学生
2部: 中学生
3部: 小学4~6年生
4部: 幼年(5歳以上)~小学3年生
大賞(明藤書道会会長賞)
1部
鷹松昂暉
2部
千葉浩太郎
3部
戸倉凛
4部
鴨井恵里奈
準大賞(明藤書道会副会長賞)
1部
千葉まなみ
2部
川本凛緒
3部
藤原彪向
4部
浅井彩
スポンサー賞 / アースラウンダー賞
1部
野井忠義
2部
福岡憐
3部
神代杏
4部
戸倉快
スポンサー賞 / JAL賞
1部
山地史乃
2部
佐々木ひすい
3部
小島璃子
4部
鴨井彪吾
スポンサー賞 / 米国ヤマト運輸賞
1部
重光絆花
2部
平手晶
3部
崔鉉斌
4部
グラウム茉弥
スポンサー賞 / 毎日新聞社賞
1部
稲田飛雄吾
2部
橋本妃奈希
3部
菊池桃那花
4部
吉田珠菜※
※吉は正しくは、「土」に「口」
スポンサー賞 / ライトハウス賞
1部
黒仁田愛栞
2部
洪璃雅
3部
小野仁菜
4部
イエーガー沿志
全ての応募作品はUSA明藤書道会のウェブサイトでご覧になれます。
https://meitokai.net
2024年度も第四回誌上書き初め展を予定。USA 明藤書道会のFacebookページで告知予定なのでフォローしてチェックしてください。
選者の言葉
藤井良泰
審査委員長
(毎日書道展漢字部審査会員、明藤書道会会長)
日頃の練習が垣間見られる闘志みなぎる秀逸な作品から、この機会に出品しようと久しぶりに筆を持ったであろう笑顔溢れる書き初め作品まで、出品者それぞれの顔が作品として一堂に並んだ中での審査は楽しいひとときでした。そこには日本古来の新年にまつわる様々な言葉がありました。そんな中、今回の特別賞受賞作品はどれも優劣つけがたく、時間をかけて何度も再審査し決定しました。
大賞を受賞した鷹松君の作品は美しい線質の中にも躍動する若き力が表現されていました。また見事な筆さばきの千葉君の作品は審査員全員が見入ってしまいました。そして戸倉さん、鴨井さんの作品に見える丁寧な筆遣いには楚々たる日本の美を感じました。自信をもってお披露目できる美しい立派な作品たちです。
パンデミックの中、ここアメリカにおいて「筆」をできるだけ多くの方に持って楽しんでもらおうと始めたこの書き初め展もおかげさまで今回3回目を迎えました。この地で正月二日の「書き初め」が少しでも定着してくれることを願って止みません。
藤井直子
審査副委員長
(明藤書道会副会長・毎日書道展漢字部会員)
岡野伊予子
審査員
(明藤書道会理事長・毎日書道展漢字部会員)
面川リサ
審査員
(ライトハウス・シアトル支局長)
賞状の出品者名は全て藤井会長の直筆です。
主催 | USA明藤書道会 meitokai.net | 後援 | Aero Zypangu、日本航空シアトル支店、米国ヤマト運輸シアトル支店、毎日新聞社、ライトハウス(50音順) |
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