シアトル・タイムズに掲載の記事を要約してお届けしています。
2006年12月
12月29日(金)土砂崩れのため、エベレットーシアトル間運休
ノース・シアトルで起こった土砂崩れのため、線路が遮断されてしまい、エベレットーシアトル間を走る電車が運休となった。
BNSFによると、貨物列車は29日午前中には運行を始めるが、アムトラック利用者は31日までバスの利用を余儀なくされるという。また、サウンド・トランジット・コミューター・トレインは、祝日明けの1月2日まで運休となる。
12月28日(木)『キング・カウンティー・ジャーナル』紙、廃刊
『キング・カウンティー・ジャーナル』紙が、2007年1月21日を最後に廃刊すると、同紙のオーナー会社であるブラック・プレス社が発表した。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるブラック・プレス社は、先月、『キング・カウンティー・ジャーナル』を含む10の新聞社をホルビッツ・ニュースペーパーから買ったばかり。ブラック・プレス社のジェネラル・マネジャーであるドン・ケンドル紙は、廃刊の理由を「最適なビジネス・モデルを提案することができなかった」と話している。
休刊を受け、約40人の正社員が解雇されるという。
12月27日(水)動物園に匿名で600万ドルの寄付
ウッドランド・パーク動物園に、匿名で600万ドルの寄付があった。同動物園への寄付金としては過去最高額である。
動物園は、新しいペンギン施設と西入口の建設の資金に充てると発表している。
12月26日(火)キング郡、下水道料金値上がり
17億5千ドルを掛けて建設されたブライトウォーター下水処理場が完成した。そのため、キング郡の下水道料金がさらに値上がりするという。
ブライトウォーター下水処理場は、スノホミッシュ郡近くのウッディンビルにあり、キング郡とスノホミッシュ郡の下水を処理する予定。2010年に稼動を始める。
12月22日(金)高速道路を渡ろうとした女性、車にひかれ死亡
ボセルのキング郡とスノホミッシュ郡の郡境から北へ1マイル程の地点で、I-405を渡ろうとした女性が、3台の車にひかれ死亡した。
女性は、カークランドのバーで、店員に帰るよう言われ、駐車場にいたところ、カークランド警察が別件での通報により現場に駆け付けた。警察官が呼んだタクシーに乗り、女性はリンウッドにある友人宅へ向かった。道中、イライラした女性をなだめるため、運転手が道路脇に車を停めた時、女性はタクシーを降りてしまい、道路の上を歩き始め、中央分離帯へあと半分というところで車にひかれ、道路に倒れたところ、別の2台の車にひかれたと見られる。
12月21日(木)ユダヤ人連合オフィスでの銃乱射事件犯人、死刑求刑ならず
1人の女性が亡くなり、5人の女性が負傷したユダヤ人連合オフィスでの銃乱射事件の犯人である、ハビーン・ハック容疑者に対する死刑の求刑は
しない方針であるとキング郡検察局ノーム・マレン検事が発表した。ハック容疑者の精神病歴が理由だという。
ハック容疑者は、7月28日にユダヤ人連合のベルタウンのオフィス,
14歳の少女の背中に銃口を突きつけて押し入った。ハック容疑者は、911通報でオペレーターに対し、「こいつらは、ユダヤ人だ。ユダヤ人には出て行って欲しいんだ」と話している。
12月20日(水)暴風雨のため、復旧が遅れる見込み
先週の暴風雨によって起こった停電の復旧作業が続けられているが、今夜も暴風雨の予報が出ているため、復旧が遅れてしまうかもしれない。
今夜の暴風雨で、場所によっては風速50マイル毎時になることも予想されるが、先週ほどの規模にはならないという。しかし、先週の暴風雨ですでに弱っている木や枝により、ふたたび停電が起こる可能性があるという。
12月18日(月)キング郡とスノホミッシュ郡周辺の一部地域で、依然電力復旧せず
ピュージェット・サウンド地域の何千人もの住人が停電になってから5日目の夜を過ごした。
レントンでは、寝室で木炭グリルで暖を取っていた31歳の男性が一酸化炭素中毒で亡くなった。この暴風雨によって亡くなったのは、合計8名となった。
キング郡とスノホミッシュ郡で、少なくとも22万5,000人が電気を使えない状態だという。
12月15日(金)強風のため、4人亡くなる
15日、強風のため、橋や道路は通行止めに、停電が起き、学校は休校になった。
倒れた木や土砂崩れのため、アムトラックは本日の運行を中止している。Hwy. 520も暴風のため通行止めになっている。
ピアス郡では、倒れた木を避けようとして、対向車に正面衝突し運転手が死亡。ロイの近くの州道7号で、車の上に木が倒れ、運転していた男性が死亡。また、マッケンナ南東で、トラックの上に木が倒れ、車に乗っていた女性が死亡し、女性の夫が重傷を負った。シアトルでは、消防隊が浸水した地下室に閉じ込められた女性を救助したが、女性は病院で亡くなった。
12月14日(木)カークランドの男性の遺体、ねずみだらけの民家で見つかる
何年もの間、近所の住人はねずみだらけの家の所有者である男性を何度も保健局に通報していたが、キング郡警察は、その民家で腐乱している男性の遺体を発見した。家の中は、ねずみ、汚物とゴミだらけだったという。
検死局では、まだ男性の身元がわかっていないが、近所の住人や保健局によると、男性はトーマス・H・ストーンさんだと見られている。
12月13日(水)ファースト・ヒルで76歳の男性車にひかれる
ファースト・ヒルで12日、横断歩道を渡ろうとした76歳の男性が車にひかれ重傷を負った。
警察官が事故現場に到着した時、車は現場から離れた場所に止めてあり、運転していた女性と同乗者は両方正確でない証言をしたが、女性は後にひき逃げの容疑で逮捕された。
男性はハーバービュー・メディカルセンターへ運ばれ、命にかかわる重体だという。
12月12日(火)ジャンク・フードの販売禁止で現地の学校が金欠に
昨年シアトルの教育委員会が各学校にジャンク・フードや過度に糖分を含む清涼飲料水の販売を禁止したため、現地の学校の収入は大幅に減った。そのため、子供達の活動のために親が負担する金額も上がったという。
学校側は対策として、長期に渡り行うことが可能な新たな資金集めの方法を考案中であるという。
12月11日(月)週末に起きた、複数の発砲事件で2人死亡
10日早朝、シアトルのラベンナ地域で起きた発砲事件で、男性がひとり亡くなった。パーティーに来ていた男性は女性をめぐって別の男と口論になった。男は、持っていた銃で被害者の男性の頭を撃ったという。男性は、病院に運ばれ重体。この事件で逮捕者は出ていない。
同じく10日朝、ショアラインのセブンイレブン前の歩道で、店員が死んでいるのが見つかった。犯人は捕まっていない。
9日夜には、通報で駆け付けた警察官がセントラル地域のアパートで、頭を撃たれた若い女性と、床に倒れている男性の遺体を発見した。男性は自殺したと見られている。女性は、病院に運ばれた。
12月8日(金)元警察官、強盗未遂で逮捕
元警察官が、ガソリンスタンドで利用客を相手に銃で撃つと脅し、現金を要求した。しかし、裏から店員が出て来た時、何も取らずに逃げたという。通報で現場に駆け付けた警察官は、監視カメラの映像から元警察官であると確認。警察は、ケントにいた元警察官を強盗未遂で逮捕した。
元警察官は、デモイン警察を11月28日に健康を理由に退職したばかり。デモイン警察の元警察官であるため、捜査はケント警察で行われる。
12月7日(木)ブライアーの警察官、心臓病で亡くなったと断定
ブライアーの警察官が元市長宅で亡くなった事件で、警察官は心臓病によって亡くなったと断定されたと、スノホミッシュ郡検死局は発表した。
元市長からコメントの発表はない。元市長の弁護士は、事件当時、元市長は糖尿病を患っているため、極度に低い血糖値により、イライラしてしまったと説明している。
警察官の母親は、亡くなった警察官が心臓病を持っていたとは知らなかったと話している。
12月6日(水)ベルビューで3台目の欠陥クレーンを発見
ベルビュー・ダウンタウンにある高さ68メートルのクレーンに長さおよそ60センチの亀裂が発見され、修繕された。
3日に亀裂が発見され、作業が中止されていたが、6日に再開される予定。
12月5日(火)行方不明の家族を無事救助、父親は依然不明
感謝祭の後、ワシントン州の家族の家から、サンフランシスコに戻る途中で行方不明になっていた一家のうち、母親と娘ふたりが4日夜、無事救助された。しかし、助けを求めに家族と別れた父親は依然行方がわかっていない。
救助された母親と娘ふたりは、オレゴン州南西部で雪の中、9日間を車で過ごしていたが、発見時の体調はとても良かった。家族は、観光ルート を通ってゴールド・ビーチ近くのロッジに向かっていた時、雪のため動けなくなってしまったという。
12月4日(月)警官射殺事件の容疑者、数時間前にも男性を殺害していた
キング郡警察のスティーブ・コックス警部を射殺した男は、4時間前にもほかの男性を殺害していた可能性があると、キング郡警察は発表した。
男性が殺害された事故現場で見つかった薬きょうは、コックス警部の殺害に使用されたものと同じ銃のものだという。1日10:00 p.m.前にパトロール中の警官が、シータック市の道の真ん中で、男性の遺体を発見。男性は、全裸で少なくとも頭を1回撃たれていた。
12月1日(金)ワシントン州の最後の炭坑、閉鎖
ワシントン州の最後の炭坑のカナダ人のオーナー、トランスアルタ社がコストの値上がりにより経営困難に陥ったため、突然閉鎖を決定した。そのため、550人が職を失った。
炭坑に頼ってきたセントラリアの経済に大きな打撃となる。
2006年11月
11月30日(木)ソニックスとストーム、郊外にアリーナを移す NEW!
ソニックスのオーナーであるクレイ・ベネットは、郊外にアリーナを移すプランを発表した。また、建物のデザインのために、メジャー・スポーツ専門の建築会社を雇ったことも明らかにした。
キーアリーナは、ソニックスとの15年間のリース契約のもと、1995年に建設された。2010年にリース契約が満了した時点で、もし、議会が郊外のアリーナの建設に援助するなら、キーアリーナの建設により3,000万ドルもの負債を抱えている市への援助も考えて欲しいと、シアトルのグレッグ・ニッケルズ市長は話している。
11月29日(水)ホルムグレン監督、ハッセルベックのケガを軽視
シアトル・シーホークスのマイク・ホルムグレン監督は、QBマット・ハッセルベックに関して心配しているかという質問に対し、「彼は大丈夫だよ」と、重要視していないことを明らかにした。
ハッセルベックは、マンデー・ナイト・フットボールの対グリーン・ベイ・パッカーズ戦の試合の後、人さし指と中指の間が痛み、28日に検査を受けたと言う。「ちょっとはれてるけど、大丈夫さ」とホルムグレン監督は話している。
11月28日(火)雪と氷のため、事故、渋滞、通行止め相次ぐ
27 日夜、雪と氷のため、事故や渋滞が起こった。玉突き衝突事故や車の乗り捨て、V 字形に折れ曲がり止まってしまったトラックなどにより、警察は対応に追われた。アイスバーンのため、Hwy.9とHwy.522が通行止めになった。
28 日、多くの学校が休校した。
11月27日(月)シアトル地域で初雪
シアトル地域で初雪が降り、感謝祭の休暇をふるさとや行楽地で過ごした人らのUターン・ラッシュを直撃。各地で停電が起こり、また27日には多くの学校が休校になった。
さらにおよそ5センチほどの積雪があると見られ、今後3日間は気温が氷点下になる予報だという。
11月22日(水)続く大雨で、月間最大降水量を記録
21日深夜の時点で、シータック空港において13.11インチの降水量を観測。これによって。1953年1月に記録した最大月間降水量を上回り、記録を更新した。
24日まで、低地では雨、山では雪の予報である。
11月21日(火)事故を起こした母親、自分の息子のなきがら残して逃走
21日、スノコルミー川近くで事故を起こした49歳母親は、事故で亡くなった息子を現場に残して、逃走した。同日、警察は、殺人及びひき逃げの疑いで母親を逮捕した。
親子は結婚式からスノコルミーの自宅に帰る途中、母親は車のコントロールを失い、土手に突っ込んだという。
11月20日(月)ベインブリッジ島で、水に大腸菌
州の保健局は、大腸菌が検出されたアイランド・ユーティリティー・ウォーター・システムの水を使っている、ベインブリッジ島の住人に対して、ペットボトルの水を使用するか、水道水を3分~5分沸騰させてから使うよう警告した。
このシステムは、1,230人の住人及びふたつの学校に対して水を供給している。この水により病気になった人の報告はない。
11月17日(金)ベルビュー・ダウンタウンでクレーンが倒れ、男性ひとり死亡
ベルビュー・ダウンタウンの108th Ave. NEで、巨大なクレーンが倒れ、オフィス・ビルとアパートを直撃。少なくとも、アパートにいたひとりの男性が死亡した。
一番被害のひどい、工事現場の隣にあるビル、Plaza 305では、人が立ち入るには危険なため、2台の小型クレーンで建物を固定するまで、被害者の捜索はできないという。
クレーンを操縦していた男性は、地上から約9メートルの操縦室に閉じ込められていたが、消防隊員によって救助され、大したけがもなかったという。
消防局によると、男性は、クレーンを固定していたところ、変な音がして、クレーンが倒れてしまったという。事故の原因は、クレーンの突発的な故障とされている。
11月16日(木)シアトル市、横断歩道での歩行者の安全を守るため一斉取り締まり
シアトル市は、15日に相次いで3件起こった、横断歩道での歩行者が車にはねられた事故を受け、一斉取り締まりを行うことを発表した。
市は、ウエスト・シアトルで死亡事故が起きた現場に簡易レーダー方式スピード測定装置と歩行者に注意をするように促す看板を設置するという。
11月15日(水)市議会議員の補佐官、テツオ・ナカタさん、車にひかれ亡くなる
ウエスト・シアトルの横断歩道で、デイビッド・デッラ市議会議員の補佐官を務めるテツオ・ナカタさんが車にひかれ、死亡した。29歳だった。
ナカタさんが47th Ave. SWの横断歩道を渡っている時、ステーション・ワゴンが侵入し、ナカタさんをひいた。ナカタさんはハーバービュー・メディカル・センターに運ばれたが、病院で亡くなった。警察は35歳の運転手から事情を聞き、捜査をしている。
ナカタさんは、シアトル大学の卒業生で、JACLシアトル支部の支部長でもあった。
11月14日(火)タートルバック山、自然保護団体によって売却、ハイキング可能に
タートルバック山が1,850万ドルで自然保護団体に売却され、開発されることはなくなり、ハイキング客に開放される。
まだハイキング・コースが整備されていないので、伐採のために使われている道をハイキング用に使用可能にするという。
11月13日(月)警察官出勤途中で盗難車と激突、死亡
2:35 a.m.ごろ、インターベイで、出勤途中のシアトル警察の警察官の運転する車の側面に盗難車が衝突。警察官と盗難車を運転していた男が即死した。
盗難車は、サウス・シアトルのスターバックス前で盗まれたものだった。目撃者によると、事故直前、盗難車はヘッドライトをつけず、スピードもかなり出ていたという。
11月10日(金)西ナイル・ウイルス、死んだ馬から検出
キング郡のレイブンズデール=メイプル・バレーで、10月8日に11歳の馬が死んだのは、西ナイル・ウイルスに感染したためということがわかった。
保健局によると、このことでシアトル・キング郡で西ナイル・ウイルスの感染地域が拡大していることが判明したという。問題の馬は、2005年に西ナイル・ウイルスの予防接種を受けていたが、今年は受けていなかった。
ワシントン州では、今年、キング郡以外の地域で3人、西ナイル・ウイルスに感染したが、いずれも症状は軽かった。
11月9日(木)シアトルの学校で水道水から通常以上の鉛が検出
9月の検査で、シアトルの学校で使われている水道から通常以上の鉛が検出されたと、学区は発表した。
問題の水飲み場や手洗い所は使用が禁止され、当面ペットボトルの飲料水を使用することになるという。
しかし、ワシントン州毒物センターのウィリアム・ロバートソン博士は、「検出された量では、それほど心配する必要はない。飲み続けても問題はないと思う」と述べている。
11月8日(水)ケントで、西ナイル・ウイルスに感染したカラスが見つかる
ケントのダウンタウンで見つかったカラスの死骸から西ナイル・ウイルスが検出された。キング郡では、10月以来6羽の鳥から西ナイル・ウイルスが見つかっている。
この鳥を刺した蚊によって、人間にも感染する恐れがあるため、保健局は蚊に刺されないように注意するよう呼び掛けている。
11月7日(火)モノレール、乗車人数の制限をし、再開予定
シアトル・センターのモノレールが運行を再開する。しかし、乗車人数の制限が設定されるという。
同モノレールは、8月以来2回もエンストを起こし、修理とテストのため運行を中止していた。乗車は、満席状態の半分の200人と制限される。現在提案されている450万ドル掛かる修理が行われるまで、この制限が続けられるという。
11月6日(月)豪雨のため、洪水の恐れ
日曜からの豪雨の影響のため、西ワシントン州一帯で、通勤渋滞が起きた。国立測候所よると、豪雨は明日7日朝の通勤ラッシュの時間帯まで続くという。
また本日、水位が洪水の起こり得る高さに達する川も確認されている。スノコルミー、スノホミッシュ、スカジット、スココミッシュ、ピュアラップの川では、洪水が起きる恐れがある。
11月3日(金)シアトル・ダウンタウンに「Whole Foods Market」が8日開店
シアトル・ダウンタウンに大型食料品店としては初めてとなる「Whole Foods Market」が8日に開店する。
この「Whole foods Market」の開店は、2億ドルのコンドミニアム・プロジェクトの一環で、住人は、食料を求めに、クイーン・アンやインターナショナル・ディストリクトに行かなくても済む。
11月2日(木)イサクアのスクール・バスの運転手、大統領に中指を立てて解雇される
イサクアのスクール・バスの運転手は、6月にブッシュ大統領がシアトルを訪れた時、中指を立ててばかにしたため、解雇されたという。運転手は、解雇を不服とし、控訴している。
事件は、ブッシュ大統領がリムジンの中から、子供達に手を振った時に起こった。大統領はこの事実をデイブ・ライヘルト議員に伝え、議員は、イサクア学区に連絡した。また、学区は、他の職員からも同様な報告を受けていたという。調査を行った結果、学区は運転手を9月に解雇した。
11月1日(水)シアトル市長、アラスカン・ウェイ高架橋の4車線化を提案
シアトルのグレッグ・ニッケルズ市長は、ワシントン州に対し、アラスカン・ウェイ高架橋のトンネルを6車線ではなく、4車線に減らすことを提案した。
しかし、市長は、この案を支持するわけではないとし、「コスト的に考えて、有益なものであるかを考えるべきことである」と話している。
2006年10月
10月31日(火)オレゴン・コーストの酸欠海域なくなる
4ヵ月間もの間、カニやその他の海洋生物が死に、問題になっていた、オレゴン・コーストの大規模な酸欠地域が、風の変化などにより、やっとなくなった。
この酸欠地帯の距離は、70マイルにもおよび、その大きさはロードアイランド州よりも大きいという。
10月30日(月)オレゴン州の女性、ピット・ブル犬の飼い主に9万ドルを求める
昨年、2匹のピット・ブル犬に襲われたオレゴン州のベンドにすむ女性が、飼い主を相手取り、9万ドルを求める訴訟を起こした。
この女性によると、夫と犬の散歩していた時、2匹の犬が彼女の犬を襲ったため、引き離そうとした時、自分も襲われてしまったという。この事件で女性は膝と手を噛まれ、まだ痛みがあるほか、よく眠れない日が続いていると訴えている。
10月27日(金)ワシントン州、チヌーク・サーモンを食べないように警告
ワシントン州は、危険な化学物質に汚染されているため、ピュージェット・サウンドで捕れたチヌーク・サーモンを食べないように、子供や妊娠している女性に対し警告した。
しかし、市場に出回っているチヌーク・サーモンは、ピュージェット・サウンドで捕れたものではないので、あまり影響はないという。
10月26日(木)レントンの高校生44人がスズメバチに刺される
レントンのリバティー高校で、写真を取っていた高校生44人がスズメバチに刺された。その時、校庭には300人の生徒が集まっていた。刺された生徒は、カフェテリアと保健室に運ばれ、傷口を冷やす処置を受けた。
蜂の巣はすぐに取り除かれたという。
10月25日(水)3羽の鳥の死体から西ナイル・ウイルスが発見
キング郡とスノホミッシュ郡で発見された3羽の鳥の死体から西ナイル・ウイルスが検出された。気候は寒くなってきても、まだウイルスがいるということがわかった。
これまでに3人、そして12羽の鳥、5頭の馬から同ウイルスが検出されている。
政府は、蚊の繁殖を防ぐために、貯留水を取り除くように住人に呼び掛けている。
10月24日(火)ノースベンドの夫婦、宝くじで5,500万ドル当たる
ノースベンドに住むラタナコン夫妻が、17日のメガ・ミリオンで5,500万ドル当たった。ワシントン州では、2番目に高い賞金となった。
夫婦は、8歳で孤児になってしまった妻シアさんの家族を探しに、ラオスに帰る予定だという。
10月23日(月)オリンピアの記憶喪失の男性、デンバーで見つかる
オリンピアで6週間行方がわからなくなっていた男性、ジェフ・イングラムさんが、デンバーで見つかった。イングラムさんは、9月6日にカナダのアルベルタにいる友人を見舞いに行ったまま行方がわからなくなった。
しかし、イングラムさんはデンバーでうろついているところを発見され、アルという名前で記憶がないとテレビに出演。彼を知っている人がいればデンバー警察に連絡して欲しいと伝えたところ、オリンピア在住でイングラムさんの婚約者であるペニー・ハンセンさんが、22日朝、テレビでイングラムさんを見て連絡したという。
10月20日(金)獣姦罪でスパナウェイの男逮捕
スパナウェイに住む男が犬と性交渉を持ったとして、獣姦罪で逮捕された。
獣姦罪は、今年6月に新しく法律で定められたもので、ワシントン州でこの罪で逮捕されたのはこの男が初めて。
男が犬と性交渉しているのを妻が見つけ、携帯電話で写真を撮り、警察に通報してこの逮捕におよんだ。
10月19日(木)さらわれたふたりの幼児、無事に見つかる NEW!
18日夜、ナイフを持った男がドラッグ・ストア駐車場で、母親をナイフで脅し、ふたりの幼児が乗ったままのバンを盗んで逃走した。
そのため、アンバー・アラートが発令され、公開捜査が進められていたが、本日朝、ふたりは無事に見つかり、解除された。犯人は未だ見つかっていない。
10月18日(水)白骨化死体、ピルチャック山付近で見つかる
17日昼過ぎに、19歳のふたりのハイカーがピルチャック山付近で白骨化した死体を発見し、警察に通報した。
通報を受けた警察は、ヘリコプターを使い捜査官を現場へ送り込もうとしたが、濃い霧のため断念した。
捜査官が死体を回収するまでは、トレイルの入り口に見張りが置かれる。
10月17日(火)シアトルの高校卒業率下がる
2005年におけるシアトルの高校を4年で卒業する生徒の割合は58%で、前年の63%に比べ少し下がった。全米での割合は上昇している。ガーフィールド高校が85%と一番高く、クリーブランド高校の43%が一番低い結果となった。
イーストサイドでは、ノースショア学区が去年に比べ10.7%も卒業率を上昇させた。理由として、学区は授業についていけない生徒のためのプログラムを用意したことが考えられる。
スノホミッシュ郡では、エドモンズ学区は昨年と変わらず63%だったのに対し、エベレット学区は、3つの高校で、卒業に必要とされる単位が足りない生徒のためのカウンセラーを雇うことで、卒業率が昨年より5%高い62.6%になった。
10月16日(月)ハンティングを楽しんでいた男性、誤射され死亡
14日夕方、モンロー近くでハンティングを楽しんでいた19歳の男性が、他のハンティングをしていた男性に誤射され死亡した。警察は、事故と判断、間違って撃った男性は逮捕されなかった。
被害者の身元は公表されていない。
10月13日(金)死亡事故の容疑者、アイルランドで亡命を求める
5年前にプルマンで起きた、3人の学生が亡くなった死亡事故に関与した男、フレッド・ラッセルが、滞在先のアイルランドで12日に亡命を求めた。前日、アイルランド高等裁判所が男をウィットマン郡に送還するよう動いたばかりだった。
12日、アイルランドで、今までの難民の定義に当てはまらない人でも、母国で身体的な危険が迫っている場合は、亡命させることができるという新しい法律が成立した。アイルランド司法省によると、政治的な理由で迫害を受ける可能性がある者の亡命を許可するが、訴訟を免れるものではないと説明している。
ラッセルは2001年6月に起こした事故の直後逮捕されたが、彼の父親であるワシントン州立大学法律執行プログラム教授が保釈金を払って、釈放された。しかし、裁判が始まる数日前に出国し、アイルランドに渡ったという。
10月12日(木)クラーク郡の男性、西ナイル・ウイルスに感染
クラーク郡に住む50代の男性が、西ナイル・ウイルスに感染していることがわかった。ワシントン州では3人目となる。
ワシントン州保健局によると、男性の症状は、発疹と発熱のみと軽く、すでに完治しているという。しかし、先月オーク・ハーバーで死体で見つかったカラスも西ナイル・ウイルスに感染していたことがわかっている。
10月11日(水)リアル・ネットワークス社、韓国のワイダーザン社を買収
シアトルに本社を置くリアル・ネットワークス社は、先月、韓国のワイダーザン社を3億5,000万ドルで買収すると発表したが、金額の交渉に難航し、リアル・ネットワーク社側は、1株当たり$16を希望していたが、結局$17.05で合意した。
ワイダーザン社は、呼出音の代わりに音楽が流れるサービスや音楽のダウンロード販売を行っている。
10月10日(火)火災システムの誤作動で、1,000人が避難
ベルビュー・ダウンタウンにある21階建てのオフィス・ビルディング、ワン・ベルビュー・センターで、9日3:30 p.m.、火災システムが誤作動し、1,000人が避難。2階、1階、駐車場が水浸しになった。
2階でパイプが破裂、さらに消火ポンプが加熱し、水がエレベーターのシャフトと駐車場に流れてしまったという。
10月6日(金)イサクア・サーモン・デイズ・フェスティバル、今年のテーマは「ワイルドで行こう!」
今年で37回目を迎えるイサクア・サーモン・デイズ・フェスティバルが今週末行われる。今年のテーマは「ワイルドで行こう!(Born to be Wild)」だ。
毎年15万人が訪れるビッグ・イベントで、イサクアのダウンタウンにエンターテインメント・ステージが設置され、アート作品や工芸品など出店が並ぶ。
10月5日(木)元警官、イラクで亡くなる
元シアトル警察の警察官、ガイトン・バラッティエリさんがイラクで3日に亡くなった。バラッティエリさんは、30日にイラクに到着したばかりだった。
バラッティエリさんの母親によると、バラッティエリさんは陸軍特別予備兵で、もうすぐ昇進予定だったという。
亡くなった状況やどんな仕事に就いていたのかなど詳しいことは、今のところわかっていない。
10月4日(水)フリーウェイ・パーク、開園30周年
フリーウェイ・パークが30周年を迎える。4日、グレッグ・ニコルズ市長がスピーチをする予定。
公園は、6th Ave.とSeneca St.の南東の端にあり、ランチタイム・コンサートや劇の公演、無料のワイヤレス・インターネット接続の提供が行われる予定。
10月3日(火)学校で無料の朝食を提供する試み
ノースゲート小学校では、無料の朝食として、ホットケーキやシナモン・ロールなどが用意されている。
ワシントン州は、全国で初めて今までカフェテリア利用の割り引びを受けていた生徒が、無料で食事ができるようにする試みを始めた。朝食と昼食を無料で受けるには、4人家族で月収が$2,167以下でなければならない。$3,084以下の場合は割り引きとなる。
10月2日(月)木の下敷きになり、5歳の男の子亡くなる
エナムクローに住む5歳男の子が、男の子の父親が切っていた木の下敷きになり現場で亡くなった。同じく、下敷きになってしまった27歳の男性も重傷を負い、病院に搬送されたという。
2006年9月
9月29日(金)O-157中毒、今度は牛乳NEW!
グレース・ハーバー・ファームで製造された低温殺菌処理していない牛乳からO-157が見つかった。問題の牛乳を飲んだイサクワの5歳の男の子は入院し、スノホミッシュ郡では8歳の女の子も自宅療養しているという。
ベーリンハム北に位置するカスターにあるグレース・ハーバー・ファームの牛乳は、PCCナチュラル・マーケットやホール・フーズ・マーケットで販売されている。28日、問題の牛乳は店頭から回収されている。
9月28日(木)Hwy. 520、6車線に
Hwy. 520を6車線にする案が、シアトル議会で可決されると見られている。この案では、フォスター・アイランドからハスキー・スタジアムに高層橋を設置し、Montlake blvd. NEを4車線から6車線に増やすことが含まれている。費用は53億ドル掛かるが、どこからその費用を捻出するかはわかっていないという。
9月27日(水)小型トラックと自転車が衝突、27歳女性重傷
ウエスト・シアトルで、小型トラックと自転車が衝突し、自転車に乗っていた27歳の女性が重傷を負った。
警察によると、7:45 a.m.ごろ、50代の男性が運転する小型トラックが35th Ave. SWからSW Graham St.へ曲がろうとしていたところ、反対車線をかなりの速さで走っていた女性の自転車が小型トラックの側面に衝突したという。女性は、ヘルメットを身に付けていたが、命に関わる重傷を負い、ハーバービュー・メディカル・センターに搬送された。
この事故で、35th Ave. SWの北に向かう車線が閉鎖された。
9月26日(火)ワシントン州で2例目の西ナイルウイルス感染者
西ナイルウイルス感染の1例目として診断されたギグ・ハーバーに住む男性の妻にも西ナイルウイルスの感染が血液検査により確認された。ワシントン州としては、2例目となる。
ふたりは40代で、今年7月、蚊に刺された後に軽い発熱と発疹の症状が見られたが、今は回復している。
西ナイルウイルスに感染した人のうち80%には何の症状も現れない。150人に1人の割合で、脳が腫れるというような命にかかわる症状が出ることがある。
9月25日(月)カナダの国境、殺人犯のせいで長蛇の列
24日夜、ワシントン州から陸路でカナダに向かう人々は、国境を越えるのに3時間以上掛かったという。原因は、殺人犯が国境に向かっているという情報を受けたカナダの国境警備隊が、現場から立ち去ってしまったためだ。
カナダの国境警備隊は、銃器を携帯していないため、危険な状況になってしまったら、立ち去っても良いとされている。
現場からの強い要望により、カナダ政府は、8月、国境警備隊に銃器を携帯させるとしているが、来年の秋まで実現することはない。
9月22日(金)アスベスト問題、和解が成立
断熱材の大手オーウェンズ・コーニング社と何千人ものアスベスト被害者が、52億ドルで和解が成立し、5年間の法廷闘争が終結した。被害者のうち2,000人はワシントン州にいる。
オハイオ州に本社を置くオーウェンズ・コーニング社は、30年以上断熱材や建築資材にアスベストを使用し、多数の裁判で訴えられたため、破産保護を申請している。
9月21日(木)3人を射殺した男、有罪を認める
2月にタコマにある民家に押し入り3人の男女を射殺したユリシス・ハンディー容疑者は、反抗的で生意気な態度だったものの、死刑を逃れるために有罪を認めた。ハンディー容疑者は終身刑に服す予定である。
被害者の親族が大切な人を失ったことについて話している時、ハンディー容疑者は、薄ら笑いを浮かべていた。さらに、自分の番が証言台に立つと、「同情はいらない、自分は誰にも同情しないから」と述べた。
9月20日(水)ワシントン州の各郡で、キャンプファイアーの規制を緩める
キング郡、ピアス郡、キットサップ郡、メイスン郡でのキャンプファイアーの規制が緩まった。20日朝から、レクリエーションのキャンプファイアーを指定された場所で行うことが許可された。
キャンプファイアーは、金属またはコンクリートの炉を使用しなければならず、終始目を離してはいけないという決まりがある。
9月19日(火)公園から彫刻盗まれる
エベレットの公園課は、15日夜に盗まれたと思われる彫刻を探している。彫刻は、「ネック・フラグメント」と呼ばれ、リージョン・パークに設置されていたが、土台から盗られていた。重さは150パウンド(68.03キロ)。
公園課のディレクターである、ポール・カフタンスキー氏は、「根拠のない悪ふざけで、事の重大さに気付いて返還してくれることを願っています」と話している。
9月18日(月)タコマ民家の火災の原因は、ろうそくの火
17日早朝、タコマのサウス・エンドで起こった火災の原因は、ろうそくの火だったことがわかった。この火災で、3人亡くなり、少なくとも5人が家を失った。
被害者の友人によると、火災の起こった家では、イートンビル高校の2002年度と2003年度の卒業生が集まってパーティーが行われていたという。
9月15日(金)オリンピック・スカルプチャー・パーク、1月20日・21日にオープン延期
シアトル美術館のオリンピック・スカルプチャー・パークは、10月にオープンが予定されていたが、来年の1月20日・21日に延期された。
キング郡のコンクリート業者によるストライキのため、1ヵ月ほど工事が止まったことで、工事が遅れてしまったという。
9月14日(木)警察官が亡くなった事件で、元市長逮捕
911通報で民家に駆け付けた警察官が亡くなった事件で、元ブライヤー市長であるゲイリー・スタークス容疑者が逮捕された。糖尿病を持つスタークス容疑者は、血糖値の明らかな変動のため、とても短気になり、食事の接種や薬の服用を怠るとすぐわかったという。
12日、通報を受けたドワントン・トーマス警察官は、4:45 p.m.にスタークス宅に到着。スタークス容疑者が銃を持っているが、保護したと報告のあった4分後、別の警察官が到着した時、スタークス容疑者には手錠が掛けられ、トーマス警察官は息をしていなかったという。スタークス容疑者が警察と救急隊に対して「闘争的」だという記録があった。
トーマス警察官の死因が明らかになるには、少なくとも1ヵ月掛かるという。
9月13日(水)クエスト・フィールド・イベント・センターに、コンサート・ホール
ポール・アレンのファースト&ゴール社と全米で第2のコンサート・プロモーターであるロサンゼルスのAEG LIVE社は、クエスト・フィールド・イベント・センターにコンサート・ホールを設置することを発表した。シアトルには、今まで中規模のコンサート・ホールがあまりなかった。
コンサート・ホールWaMu Theaterは、スタジアムの南端に設置され、観客数3,300人~7,000人を動員可能。11月3日に歌手シールのオープニング公演が予定されている。
9月12日(火)建設中のタウンハウスで起こった火災は、放火の疑い
バラードにある建設中のタウンハウスで11日3:30 a.m.に火災が発生。放火の疑いがあるが、犯人はまだわかっていない。
警察は出火の状況を明らかにしていない。建設に関わっている下請け業者によると、建物に立てかけられていたスギ屋根板に火がつけられた可能性があるという。この火災によるけが人はいない。
このタウンハウスは完成間近だった。
9月11日(月)シアトル地域のゴミ回収者ストライキ、暫定的合意により、終結
昨夜、労働契約の暫定的な合意に至ったため、シアトル地域のゴミ回収者のストライキが終結した。
ストライキは、8日の早朝から始まり、北キング郡とスノホミッシュ郡の3万4,000の世帯に影響が出た。整備士は、シアトルとアーバンにあるウェイスト・マネジメント社の施設で本日ピケを張ると脅していた。もし実行されると、100万人に影響が出た。
9月8日(金)グラハム・ヒル小学校、火事のため休校
本日8日、シアトルのグラハム・ヒル小学校は、深夜の火事のため休校した。
シアトル市消防局によると、昨夜10:00 p.m.ごろ、屋根から火が出ていると何者かが911通報。屋根から火は出ていなかったが、校舎裏の遊び場が燃えていた。煙と水による損害はあったものの、大したことはないという。
現在、火事の原因のついて捜査が行われている。
9月7日(木)警察官組合、警察官暴行事件の情報を求める広告を出す
今年夏、勤務時間外にバイクに乗っていた警察官が何者かに殴られた事件で、検察は、証拠不十分なため、誰も罪に問われないと決定を下した。これを受け、シアトル市警察官組合は、市民に情報を求める広告を出した。
『シアトル・タイムズ』紙の広告には、首にギブスをはめたゾルト・ドーネイ警察官が病院のベッドで横たわっている写真が使用されている。さらに、「このような残忍な暴行事件を起こした犯人は、 法の裁きを受けるべきだ」と書かれている。
9月6日(水)ケンモアの公園で溺れた少年の身元が判明
4日夕方、ケンモアのO・O・デニー公園で溺れた少年の身元が、アーロン・バータ君であることがわかった。アーロン君は、湖岸から70センチほど離れたところで弟と泳いでいたが、途中で泳ぐのが困難になってしまった。
カークランド消防局員とキング郡警察海事課が駆け付け、陸から1メートル水面下70センチほどのところでアーロン君を発見。しかし、アーロン君は水中に40分いたため、引き上げた時には意識がなかったという。
9月5日(火)4人の少年、21歳男性を射殺
4日、スノホミッシュ郡南部の自宅でパーティーを開いていた10代の少年4人が、家の外にいたピュージェット・サウンド大学の学生ジェイ・クレメンツさん(21)と口論になり、4人のうちの1人が所持していた拳銃で彼を射殺し、逮捕された。同日夕方クレメンツさんの友人約30人が彼の死を弔うために現場を訪れた。
9月1日(金)バーク博物館に7千万年前の魚の化石、登場
ワシントン大学内にあるバーク博物館に7千万年前の魚の化石がお目見えした。この魚は白亜紀時代後期の牙のある大食の捕食魚で、カンザス地方の昔は海だった遺跡でほぼ原型をとどめた形で発見されたもの。頭と胴体を別々にして、現在は博物館のロビーに展示されている。
2006年8月
8月31日(木)夏の終わりと共にガソリン価格も降下
最近ガソリン価格が降下しているが、この傾向は秋まで継続しそうだ。レイバー・デーの今週末は1ガロン当たり14~15¢ほど値が下がり、無鉛ガソリンの平均は3.17$くらいになる見込み。しかしこの価格は1年前の値段よりも15¢高く、そのほかカトリーナ級のハリケーンや中東問題の悪化、極度の寒波などが起きる可能性もあるため、まだ油断はできない状況だ。
8月30日(水)果物収穫の準備は整ったものの、労働力が不十分
ヤキマ郡でリンゴとナシを栽培しているハインツ・フーマン氏の果物が収穫の時期を迎えたが、実るのがこれまでで一番遅かったという。これには、出稼ぎ労働者の不足で、収穫の準備をするために木を間引きする作業などが遅れたことが起因しているという。フーマン氏を始め、ワシントン州全体にわたるリンゴ栽培者は、米国で加熱している移民論争がこの問題を引き起こしたと、不満を漏らしている。
8月29日(火)シアトル・センターのモノレール、復旧に450万ドル必要
9カ月の閉鎖を経て今月再開したものの、不備によりすでに2度運行を停止した開業44年を数えるシアトル・センターのモノレールは、修繕のために450万ドルほどの費用が掛かることが明らかになった。
ブレーキとドアを制御する電源装置や配線、及び空冷方式などのいくつかを変更する必要があり、再開がいつごろになるかはまだ決められないという。
8月28日(月)25日夜の自動車事故の被害者の身元が判明
25日夜、Aurora Ave.を渡ろうとした歩行者が車にひかれ、亡くなった事件で、被害者が、61歳のジェームス・ユイスマンさんであることが、キング郡検死局によってわかった。
ユイスマンさんは、N. 115th St.辺りを横断していたところ、車にひかれ、頭がい骨、ろっ骨、足を骨折し、即死だったという。
8月25日(金)ソニックス、新アリーナ建設に向け調査団を結成へ
オーナーが交代した新生ソニックスは、ここ数週間のうちに新アリーナ建設を検討するための調査団を結成すると発表。この調査団は、地元や全米中の建設コンサルタントなどから構成される予定で、現在シアトル市かベルビュー市が新アリーナ建設の有力候補地と見られている。また、年内にはこれら計画の詳細が明らかにされる。
8月24日(木)カークランドで地球環境愛好者の会、開催される
シアトルは一貫して緑が多く環境に優しい公共建築も多い街だが、最近まで環境愛好者同士が知り合う機会はあまりなかった。だが、ここ数年そのようなグループは増えてきており、政治家など社会的地位の高い人々で構成された、地球環境を良くしようと活動する非営利のグループなどもある。このグループは毎月第2火曜日に活動しており、今月はカークランドにある「スマート・カー」のショールームが会場になった。60人の人々が集まったこの日は、この車を開発した技術者達によるレクチャーや車の試乗が行われながら、会員達はサンドイッチやチョコレートを片手に環境について考えるひと時を過ごした。
8月23日(水)ベルビューのふたつのビーチ、遊泳可能か今日決定
2,000ガロンの下水がワシントン湖に流れ込み、ベルビュー市のメイデンバウアー、クライド・ビーチの2カ所が金曜日から閉鎖されている。バクテリア・レベルの調査を火曜日に済ませ、キング郡の保健当局は、ビーチをいつから遊泳可能にさせるかを、今日決定する予定。
8月22日(火)モノレールの復旧、「バンバーシュート」に間に合わない可能性あり
9カ月の閉鎖を経て、今月の11日から運行を再開したシアトル・センター・モノレールだが、19日に再び故障して200人の乗客がモノレールの中に取り残されるという事故があり、現在は再び運行を中止している。シアトル・センターではレイバー・デーの週末、「バンバーシュート」という大規模なアート・ミュージック・フェスティバルが開催される予定だが、それまでに再開できるかどうか、まだめどは立っていないという。
8月21日(月)行方不明だったオルカの赤ちゃん、見つかる
先週、サンファン諸島とバンクーバー島の間のハーロー海峡で見つかり、その後行方不明になっていたオルカの赤ちゃんが、先週の金曜日にツアー・グループにより発見された。研究者もそれを確認し「非常に早熟で、元気に動き回っているように見える」と語った。死んでいることも危惧されていたため、関係者は安堵の表情を浮かべている。
8月18日(金)レドモンドの煙草販売店、個人情報の盗難に関与
警察は、レドモンドの煙草販売店を通してクレジットカード番号を悪用された人の数は、100人を超えると発表した。
煙草販売店「スモーカーズ・チョイス」の店主は、個人情報の盗難に関与したとして逮捕されており、キング郡刑務所に収監されている。保釈金は、100万ドル。今日中にキング郡検察局は、告訴の手続きをするかどうかを決定する。
煙草販売店店主とその仲間は、スキマーと呼ばれる装置を使用し、客の銀行口座情報や、クレジットカード及びデビットカードの情報を盗み、ラスベガスやカリフォルニアの都市のATMから現金を引き出していたという。
8月17日(木)雑草除去対策、ゾウムシに賭ける
ジェファーソン郡のクイルシンでは、ワシントン州立大学の昆虫学者、ジェニファー・アンドレアスさんらの協力により、牧草地の雑草除去のためにゾウムシを放つ試みが取られた。従来、雑草を除去するために殺虫剤を使用するなど、多様な方法を用いてきたが、現在、多くの政府機関はゾウムシのような自然の捕食動物を使用するようになってきている。
8月16日(水)生まれたばかりのオルカの赤ちゃん、姿を消す
ピュージェット湾で絶滅の危機にさらされているオルカの赤ん坊が、先週の日曜にサンファン島とバンクーバー島の間で観測された。しかし、月曜、火曜は観測することができなかった。オルカの赤ん坊の40%は最初の年に生き残らないと言われているので、このオルカも死んでしまったことが考えられるが、研究者は希望を捨てずに探し続けることにしている。
8月15日(火)衝突事故で警察官が死亡した事件の容疑者は別容疑で逃走中だった
13日午前4時ごろ、シアトルのセントラル・ディストリクトを時速80マイルで走行、赤信号を無視して交差点に進入しパトロール中の新人警察官ジョセリト・バーバーさんを即死させたマリー・ジェーン・リーバス容疑者は、他の事件の容疑者としても逃走中だったことが判明した。また、有効な運転免許証も持っていなかったという。現在、同容疑者は脚部と足首を骨折し、病院に入院している。
8月14日(月)子供用がん薬品の使用法、1/5の割合で誤り
ワシントン大学メディカル・センターの ジェームス・テイラー教授の調査によると、白血病を持つ子供の外来患者のうち5人にひとりが、誤った薬物治療あるいは分量を与えられていた。医者の処方ミス、薬の分量の計算ミスに加え、両親が子供に薬を与える時に分量を間違えていることも原因となっている。
8月11日(金)ハック容疑者、有罪を認めることを希望
シアトルのユダヤ連盟で1人の女性を殺害し5人にけがを負わせたとして逮捕されたナヴィード・ハック容疑者が、有罪を認めることを希望していると、彼の弁護士が昨日の法廷で述べた。
しかし同弁護士は、ハック容疑者の現在の精神状態や有罪を認めることの重要性を考慮し、有罪答弁に入るのは待って欲しいと裁判官に要求。15日(火)まで罪状否認を延期している。
8月10日(木)タコマ空港でも、長いセキュリティチェックの列続く
ロンドンで発生したテロ未遂犯逮捕の影響で、シアトル・タコマ国際空港でもセキュリティ・チェックに厳戒態勢が取られている。今朝(10日)8時現在、乗客は平均82分の待ち時間を要しており、8月は空港の最も忙しい時期であることも踏まえ、今日1日だけで10万人もの人々に影響を及ぼす見込みだ。
今回の事件の影響で、機内持ち込み禁止となった物は、ペットボトルの飲料や歯磨き粉、整髪用ジェルなど液体の物。搭乗時間の少なくとも2時間前には空港に到着するように呼び掛けている。
8月9日(水)ゲイツ財団、難病治療のために寄付
ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、5億ドルを難病治療のための国際財団に寄付することを発表した。この国際財団は、ジュネーブにあり、世界132カ国でエイズ、結核、マラリアなどの予防と治療にあたっている。
ゲイツ財団の責任者であるゲイツ夫妻は、この寄付にあたり、今月16日からカナダのトロントで開かれる国際エイズ会議でスピーチをする予定だ。
8月8日(火)ウィンスロップで起きた火災で、消防士が人骨を発見
ウィンスロップで起きたふたつの大きな山火事は夜通し続き、合併するかのような勢いで国有林を116平方マイル以上、7万4312エーカーを燃焼した。またこの火事の清掃作業中、消防士が人骨を発見。この骨は2001年7月に行方不明になった男性のものだと思われるが、引き続き調査をしている。
8月7日(月)連邦政府、アラスカ州へ原油を供給する準備あり
連邦政府のスポークスマン、クレイグ・スティーブンス氏は、アラスカ州から要求があれば政府が蓄えている原油を供給すると発表した。
これは、アラスカ州のノース・スロープ地区でパイプラインが腐食して、原油の出荷量を半分損失した問題に起因するものだが、そうなると原油価格にも変化が出るため、非常に重大だと捉えられている。
8月4日(金)漁師、男性の遺体を発見
3日、タコマで、漁師が50歳男性の遺体を発見し、警察が引き上げた。この男性は、2日にボートで旅に出掛けてから行方がわからなくなっていた。
遺体発見現場近くで男性が乗っていたとみられるボートも見つかった。死因については、捜査中であるという。
8月3日(木)新任教師の住宅ローン・プログラム、ほんの数人しか資格を得ず
シアトルのニッケルズ市長は、去年の11月に公立学校の教師のための住宅ローン・プログラムを発表。当初の予定では、初年度は最大70名の教師にローンの資格が与えられるとされていた。しかし、9カ月たった現在、実際には5人の教師にしかその資格が与えられていない。近年、シアトルでは住宅市場が高騰し、マイ・ホームやコンドミニアムを見つけることが困難になってきているからだという。
8月2日(水)イースト・サイドの列車ルートに検討の余地
シアトルのエリオット湾近辺の鉄道ルートは、自転車用レーンと密接している。また、ダウンタウンの海岸沿いを走る路面電車は、観光客が歩く歩道のすぐ横を通っているため、以前より検討の余地があると言われてきた。しかし、連邦政府の調べでは安全上の問題はないとされており、2002年の調査によると、このふたつが隣り合っていると軽犯罪や不法侵入が減るということもわかった。このためレントンからスノホミッシュに渡る47マイルの鉄道ルートも、自転車用レーンと隣り合わせで建設することを、現在地方議会で検討している。
8月1日(火)ユダヤ教連盟シアトル支部銃撃事件犠牲者の葬儀が行われる
先週金曜にシアトル・ダウンタウンで起きた、ユダヤ教連盟の建物内での銃撃事件の犠牲者、パメラ・ウェッチャーさん(58)の葬儀が、7月31日(月)にベルビューのテンプル・ブナイ・トラで行われた。葬儀には、ユダヤ教徒だけではなく、イスラム教徒、キリスト教徒を含め1,000人以上集まり、パメラさんの冥福を祈った。
パメラさんの娘・ニコールさん(36)は、「お母さんの偉大さはいつまでも忘れず、世界中の人々が誇りに思っていてくれるでしょう」と亡き母への想いを読んだ。
2006年7月
7月31日(月)ステヘキンの火災、落ち着きを見せる
シュラン湖付近のステヘキンで起きた火災は、消防士達の果敢な消化活動により約3,500エーカーを燃やした後、ようやく落ち着きを見せ始めた。この火災は先週の水曜日に不法なキャンプ・ファイヤーによって起きたもので、取り残された300人の地元の人々と観光客に避難勧告が出される恐れもあった。
7月28日(金)リンウッドの民家で、吊るされた2匹の犬が発見
リンウッド警察は、27日朝、民家の裏庭で2匹のピット・ブル犬がフェンスに吊るされた事件について捜査中である。
犬の鳴き声に気付いた飼い主が、2匹を発見。1匹は、足を引きずっており、もう1匹はもがいえいる状態だった。飼い主がもがいている犬を降ろしてあげようとした時に噛み付いたが、飼い主は、「彼を責めるわけにはいかないよ。息ができなくて死にそうになっていたんだから」と話している。
飼い主がナイフを取りに家に入ったが、裏庭に戻った時には、2匹とも死んでいた。2匹は8ヵ月前に、シェルターで安楽死させられる予定だったところを、今の飼い主に保護されたのだという。
7月27日(木)同性愛結婚を最高裁が不支持
ワシントン州最高裁判所は同性愛者間の結婚を禁止することを決定。同性愛支持者たちの主張を否定する結果となった。
9人の裁判官による投票は、同性愛者間結婚反対に5票、賛成に4票と分かれた。この結果は、同性愛支持者達にとって大きな衝撃となった。
7月26日(水)暴行容疑のあった男に養子縁組免許を発行していた
養女のルース・タマラさん(18歳)とエステラ・タマラさん(19歳)に暴行した容疑で逮捕されていたエンリケ・ファブレガス容疑者に、以前から性的虐待や暴行容疑に関して25件にも及ぶ報告があったにもかかわらず、養子縁組の免許が発行されていたことがわかった。ファブレガス容疑者は、当時養育していた少女にも暴行していた。
7月25日(火)カークランドの放火殺人、容疑者を第1級殺人罪で起訴
17日に起きたカークランド放火殺人事件で逮捕されているコナー・マイケル・シアーマン容疑者が、4件の第1級殺人罪で起訴された。死刑の可能性もあるという。
警察によると、シアーマン容疑者は、ウォッカを2瓶半飲んで、酔っぱらって意識をなくし、目が覚めた時には、被害者の家にいたと主張しているが、キング郡のノーム・マレン検事は、計画殺人であることを示す証拠があるため、死刑を求刑するかを30日以内に決定すると話している。
7月24日(月)法案により、州の歳入が減少?
先月下院司法委員会で可決された、火曜日に下院で投票が行われる予定の法案に、ワシントン州の議会代表団は反対することで一致団結している。
現在は、会社の所在地がワシントン州でなくとも、代表者がいる限りは税金を徴収していたが、この法案はその徴収基準を変更するものとなる。可決されるといくつもの会社が事業形態を見直す可能性があるため、ゆくゆくは毎年、6億8,900万ドルの歳入が削減される見込み。
7月21日(金)生のカキ食中毒が多発中
ピュージェット湾の生ガキを食べ、食中毒になった人の数が7月10日以来45人にも上るため、州の衛生局は貝を調理してから食べるように注意を促している。
45人のうちふたりは、腸炎ビブリオ感染により入院している。
「高い気温と波の高さが低いため、バクテリアが繁殖しやすい状態にある」と衛生局の広報ドン・モイヤー氏は話している。
7月20日(木)4人が死亡したカークランドの火災、容疑者を逮捕
17日にカークランドで起きた住宅火災の容疑者を、警察は19日に逮捕した。犯行は、最近引っ越して来たばかりの近所に住む男によるものだった。
火災前に4人はすでに首を突き刺されて死亡しており、犯人は殺人を隠すために放火したものと見られている。
7月19日(水)話し合いまとまらず、ソニックスはオクラホマに売却決定
売却の話が持ち上がっていたNBAのシアトル・スーパーソニックスは、3億5,000万ドルでオクラホマ州の企業に売却されることが決まった。
キーアリーナの改修や新たなリース契約などが12ケ月以内に結ばれれば、2010年まではチームをシアトルに置く方針のよう。
7月18日(火)キャピトル・ヒルの銃乱射事件は計画的犯行
今年の3月、キャピトル・ヒルで行われたパーティーで6人の若者の命を奪ったカイル・ハフ容疑者の犯行は、突発的な衝動によるものではなく、綿密に計画された犯行であったことがわかった。
フラストレーションや孤立などが、犯行に向かわせた原因と見られる。
7月17日(月)ゴミ袋で捨てられた新生児を近所の人が発見
7月15日の夜、メリーズビルの池近くでゴミ袋に捨てられていた新生児が発見された。
警察は、池の東側に住む10代の女性が出産後に遺棄したとみて、調査を続けている。
新生児はエベレットの病院で現在治療を受けている。
7月14日(金)銃所持の男を銃殺した警官の行為は正当
昨年警察官が銃を所持していた男を銃殺した事件に関する調査で、警察官の行為は正当なものであると、陪審員は判断した。
昨年11月18日、バルコニーから発砲している男がいるという通報を受け、警察官は現場に駆け付けた。交渉を試みたが男が応じなかったため、周りの人に危険がおよぶと判断し、男を銃殺したという。
7月13日(木)ハイキングに来ていた母娘、遺体で発見
ピルチャック山でハイキングを楽しんでいた母と娘が、遺体で発見された。12日2:30 p.m. ごろ、同じくハイキングに来ていた男性がふたりを発見、通報した。
警察は、殺人と断定しているが死因については公表されていない。
7月12日(水)インド爆破事件、シアトルのインド人コミュニティーでも深い悲しみ
11日にインドの金融街で連続爆破テロが発生。夕方のラッシュアワー時に8回の爆発が起こり、190人の死傷者、625人の負傷者を出した。
この事件は、King County’sのさまざまなインドコミュニティにも反響を及ぼし、深い悲しみに包まれている。
7月11日(火)アルツハイマーの治療は50歳前から始める必要あり!?
アルツハイマー病を予防するなら、中年またはそれよりも若いころから始めないといけないかもしれない、とシアトルの科学者は新しい研究を示した。
遺伝学的にアルツハイマーの傾向がある人々は50歳くらいまたはそれ以下から、脳の働きを妨げるタンパク質が脊髄から脳まで流動し始めるのがわかった。
7月10日(月)20人がガス漏れで避難
日曜の夜、Aurora Ave.でプロパン・タンクのガス漏れが発生。警察と消防士はAurora Ave.の数ブロックを素早く閉鎖し、20人が避難した。
タンクからは500ガロンが流出したと報告された。「フォークリフトがタンクの上に何か物を落とし、バルブが破裂した」と、シアトル消防局のスポークスウーマン、ヘレン・フィスパトリックさんは語った。
開通したのは12:15 a.m.だった。
7月7日(金)FBI、3件の銀行強盗に関与した女の行方を追う
FBIは、ノース・シアトルで起こった3件の銀行強盗に関与した女の行方を追っているという。
女は30代で身長167センチから180センチ。体重81キロで、爪にはマニキュアを塗っており、盗んだ金を化粧ポーチに入れている可能性があるという。
7月6日(木)ユニオン湖の火災でNOAAの桟橋使用不可に
独立記念日の花火の数時間後、5日1:30 a.m.に通報があったとされるユニオン湖の火災で被害を受けた米国海洋大気庁(NOAA)のふたつの桟橋が、2年間は使用できないことがわかった。
この火事で、NOAAは桟橋と共にふたつの建物と4艘のボートにも被害を受けている。また、6人の消防士が軽傷を負い、周辺のハウスボートの住民が避難した。
火災の原因究明は、これまでクレオソート液を含んだ木材のいくつかが引き続き燃えていたことから難航していたが、本日には消防が開始する予定。
7月5日(水)クエスト・フィールド駐車場にコンド建設計画
NFLシアトル・シーホークスの本拠地であるクエスト・フィールドに隣接した北側駐車場が、956棟のコンドミニアムとアパートを備えた居住地域に生まれ変わる予定だ。関係者が本日公表する見込み。
この計画は、パイオニア・スクエアを住宅地に適した地域に変えるためのもので、シアトルの開発会社ニッツ-スタゲンが落札。同社社長のケビン・ダニエル氏は、「開発予算は2億7,000万ドルで、新しく建てる4つの建物の敷地面積は計86万スクエア・フィートに上る」としている。
着工は2008年7月までに、あるいは1998年に定めた同地所に関する同意書の内容に基づいて、ワシントン州パブリック・スタジアム・オーソリティーの管理に委ねられることになっている。
7月3日(月)シータックの元校舎の火災、原因は花火?
シータック市内で、以前、ブルーバード・パーク小学校の校舎として使われていた建物が、2日の夜、火災に遭った。
消火活動は、シアトル、ベルビューなど、周辺地域から集まった約100人の消防士が当たったが、れんが製の建物の崩落の恐れがあったため、消火活動は建物の外側から行われた。
火事の原因は明らかにされていないが、目撃者の証言では、火災直前に建物付近で花火が打ち上げられていたという。
2006年6月
6月30日(金)ほとんどの湖で水泳が可能、州と郡の発表NEW!
最近行われた検査で州とキング郡は、ほとんどの湖でバクテリアのレベルが低く、水温も70度に達していることから、泳ぐことのできる状態にあると発表した。
それらの湖には、ワシントン湖、サマミッシュ湖、グリーン・レイク、ラトルスネイク・レイクが含まれている。しかし、すべての公共の水泳場がきれいなわけではないので、オンラインで毎週アップデートされるバクテリア・レベルの情報をチェックことが望ましい。
6月29日(木)エベレット市、人口10万人に達する
ワシントン州が30日に発表するデータによると、エベレット市の人口は10万人に達したという。10万人という数字は、エベレット・イベント・センターを10回満席にし、寝そべると100マイルに及ぶものだという。10万人目の人物は特定されていない。
エベレット市のレイ・ステファンソン市長は、この先数十年でエベレットは変化を続け、人口はどんどん増加し、ダウンタウンには高い建物が立ち並ぶだろうと話している。
6月28日(水)火をつけられたホームレスの男性、死亡
公園で寝ているところを火をつけられたダグラス・R・ドーソンさんは、26日にハーバービュー・メディカル・センターで生命維持装置を外され亡くなった。
別件で逮捕されているシーン・ノールド容疑者とマット・トラメル容疑者が関係しているという。ドーソンさんの友人は、ドーソンさんは片方の足がなく、スポケンに少なくとも3年間住んでいたと話している。動機はまだわかっていない。
6月27日(火)クイーン・アンとマグノリアにオフ・リーシュ・パーク?
周辺住民と市民団体、シアトル市公園課が、クイーン・アンとマグノリアの公園にオフ・リーシュ・エリアを設置する話し合いを進めている。シアトル市は今週、今夜と木曜日に2回公聴会を開く予定だという。
以前、シアトル市がベルタウンに新しいオフ・リーシュ・エリアを設置する提案をした時は、圧倒的な数の賛成のEメールが市に届いた。
6月26日(月)I-405の工事、もうすぐ終了
金曜夜からすべての車線が閉鎖され行われてきたカークランドのトーテム・レイク付近でのI-405の工事はもうすぐ終了し、26日昼に再開されるという。当初再開は、27日5:00 a.m.と予定されていた。
この工事による交通機関への影響は、多くのドライバーが時間帯を変える、別経路を使用する、バスに乗るなど対策を取っているため、最小限に抑えられているという。
6月23日(金)ボーイング社員殺人にからむ容疑者2人逮捕
22日夜、1年前に起こったボーイング社員殺人事件に関与したと見られる2人の容疑者が逮捕された。
これまで警察はこの殺人事件を無作為な車乗っ取り殺人事件と見ていたが、今回の逮捕により違う疑いが出てきた。
この事件は、2005年3月18日朝、デ・モインで被害者が出社途中、車の中で2回銃撃に遭い、撃ち殺されて交差点に放り出されたというもの。車はそのまま盗難され、2日後に同市内で見つかっている。
6月22日(木)ウエスト・シアトル・ブリッジで死亡事故、全車線閉鎖
22日2:47 a.m.、少なくとも3人を乗せた車が柵に激突し燃焼。目撃者によると、車はブレーキをかけていなかったという。
この事故により、ラッシュ・アワーの間、ウエスト・シアトル・ブリッジは閉鎖されることになた。
6月21日(水)過去に飲酒運転で逮捕された女、また逮捕
1997年に飲酒運転により死亡事故を起こして逮捕され、裁判官に「人間爆弾」と表現された女、スーザン・L・ウエスト容疑者がまた飲酒運転で逮捕された。
ウエスト容疑者は6年間の服役を終え3年前からニューポート・ヒルズのアパートに住んでいるが、18日12:15 a.m.にアパートの近くを運転中、警察官に止められた。保釈金は7万5,000ドルに設定されている。
6月20日(火)ゲイツ財団、シアトル水族館に寄付
ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、シアトル水族館の拡張工事予算に向け150万ドルを寄付した。これはシアトル水族館が受けた最も高額な一般寄付となる。
この寄付は4500万ドルの予算で行われる、改築・拡張工事のために使われる。この工事は来年の夏までに完了する予定。
6月19日(月)レニア山で行方不明者
ダーシー・クイックさん(22歳)が16日夕方、ハイキングに行くと言って、彼女の勤めるレニア山国立公園にあるナショナル・パーク・インを出たまま行方不明になった。
17日、18日と40人ものパーク・レンジャーと捜索犬、そしてヘリコプターまで動員して捜索を行ったが未だ見つかっておらず、本日19日には範囲を広げ引き続き、彼女の捜索を行うという。
6月16日(金)ブッシュ大統領、シアトル訪問
ブッシュ大統領が、メダイナで行われる資金集めのために、9:46 a.m.ボーイング・フィールドに到着した。
大統領は、昨年イラクで戦死した兵士の両親であるスノホミッシュ市在住のスターさん夫妻を訪ねる。ベルビューのダウンタウン・パークには、およそ120人の抗議者が集まった。大統領の到着後、資金集めの行われる家まで、デモ行進をする予定。
6月15日(木)ノース・ベンドの白骨遺体、18年前の失踪女性と判明
ノース・ベンド近くで伐採者により発見された白骨遺体は、1988年に失踪した女性、エルサ・アンダーソンさんと判明した。アンダーソンさんは、アンカレッジ出身で当時34歳。失踪時は、シアトルに住んでいたという。
アンダーソンさんの姉妹が、キング郡警察ジョン・アーカート巡査部長にアンダーソンさんがグリーンリバー殺人事件の被害者かもしれないと連絡した。アンダーソンさんはシアトルで何回か売春容疑で逮捕されており、ゲイリー・リッジウェイ被告は売春婦をターゲットにしていた。しかし、被告の供述では、アンダーソンさん殺害及び遺体発見場所について触れてはいなかったため、アンダーソンさんがグリーンリバー殺人事件に関係していたとは考えにくいという。
6月14日(水)オレゴン州、釣り禁止令によって、釣り人来ず
カリフォルニア北部からオレゴン州フローレンスまで、湾岸から700マイル以内で、商業用のサーモン釣りが禁止された。そのため、釣り船も禁止されていると勘違いした釣り人が来なくなり、釣り船運営者は困っているという。
ストリクト・ゾーン・チャーターズのキャシー・ハワードさんは、「人々は、釣り船はビジネスだから商業用だと勘違いしているようだ。この禁止によって、商売上がったりだ」と話している。
連邦政府は、一般のサーモン釣りも禁止することも考えていたが、商業用のみの禁止に留まった。しかし、釣り船運営者は、すでに影響を受けていると話している。
6月13日(火)イラク出陣拒否の女性兵士、逮捕
21歳のフォート・ルイスの女性兵士は、所属する陸軍部隊と共にイラクに行くことを拒否したため、ユージン警察に逮捕され、フォート・ルイスに送られる予定だという。
女性兵士は、昨年無許可の離隊者としてリストされ、部隊は、彼女なしにイラクへ派遣された。彼女の母親によると女性兵士は戦争や軍での生活のためノイローゼになってしまったという。
6月12日(月)9日に火事で亡くなった男性の身元が判明
9日に起こった2世帯住宅の火事で亡くなった男性が、51歳のパシフィック市に住むダナ・バトラーさんであることが検死により判明した。
10:30 p.m.に消防士が駆け付けた時には、バトラーさんは意識がなかった状態で家の中から見つかった。事故死と判断されているが、火事の原因については、まだわかっていない。家には、煙探知機があったが、電池が入っていなかった。
6月9日(金)少年、ピット・ブルに襲われた少女をペレット銃で助ける
7日、ウエスト・シアトルで13歳の少女がピット・ブル犬に襲われたが、少年がぺレット銃で犬を撃ったため、少女は安全に車の中に逃げることができた。警察が到着し、テーザー銃で抑えるまで、犬は少女が逃げ隠れた車の周りをぐるぐる回っていた。犬は、動物管理局よって隔離されている。
近所の家に遊びに来ていた少女は、左腕、左足、右太ももを噛まれ、軽傷を負った。警察によると、犬が少女を襲った動機は、まだわかっていないという。少年の母親は、「少女はとても恐かったでしょう。犬は噛み付いて全く離れないんだもの」と話している。
また、警察が犬を捕まえようとしている間、パトカーから周辺機器を盗んだとして男が逮捕された。盗品は押収されている。
6月8日(木)マウントレイク・テラスのレイプ犯、被害者とはオンラインで知り合う
5月30日、マウントレイク・テラスの女性宅に押し入り、女性に暴行を奮った事件で、捜査官は逮捕されたフレデリック・ラッセルは被害者である女性とソーシャル・ネットワーキング・サイトMySpace.comで知り合ったことを明らかにした。
ウェブ上で親しくなった後、女性は住所と電話番号をラッセルに渡した。警察はウェブサイトを通して、ラッセルの身元を突き止め、逮捕された。警察は余罪があるとみて捜査を続けている。
6月7日(水)イラク戦争は違法として、兵士が異動命令を拒否
フォート・ルイスの陸軍兵士が、イラク戦争は違法として、異動命令を拒否し、物議を醸している。アーレン・ワタダ第1級大尉は、所属するストライカー部隊がイラク派遣を命じられたが、部隊と共にイラクへ渡ることを拒否した。ワタダ第1級大尉は、命令に背くことで、軍法会議で裁かれるか、もしくは、服役するリスクを負うことになる。
ワタダ第1級大尉は、「戦争に行くことを含め、出された命令の違法性を考えることはすべての軍人、とくに将校の義務だと思う」と『シアトル・タイムズ』紙との電話インタビューで述べている。
6月6日(火)カヤックでダムに入ってしまった男性、行方不明
カヤックでダムに入ってしまった男性ふたりのうちのひとりが行方不明で、溺死したと考えられている。
3日午後、ケネウィックのゲイリー・ディーン・カークさんは、ワナウィッシュ・ダムから30フィート下流の辺りで目撃されているが、行方がわからなくなっている。カークさんと一緒にふたり乗りのカヤックに乗っていたコディー・リー・ヒューさんは、かえでの木の近くにあった沈み木にしがみついていたところを救助された。
5日の夕方に船や飛行機による捜索が行われたが、手掛かりは見つかっていない。
6月5日(月)自宅を爆破すると脅した男、逮捕
警察によると、4日、精神病を持つ男がシアトルにある自宅をガスによって爆発させ、燃えている家屋から引き出された。
警察は、午後11時、男が暴れているという通報により現場に駆け付けたところ、男は家の中でガスに引火すると脅し、死にたいとほのめかした。ガス会社に通報されたが、点火までに対処が間に合わなかった。警察は男を手押車に乗せて救助。男は、ハーバービュー・メディカル・センターに送られ、治療を受けているという。
6月2日(金)下車時バスの下敷きに、女性死亡
1日夜、下車時にバスの下敷きになった52歳の女性が現場で死亡した。女性はバス停で降りた後、足を滑らせてバスの下に入り込み、直後に発進したバスが女性をひいてしまった。
事故当時、バスには5、6人の乗客がおり、女性を蘇生しようとした乗客もいたという。
6月1日(木)ウエスト・シアトル・ブリッジで車から落ちた女性、亡くなる
5月31日朝、ウエスト・シアトル・ブリッジで車から落ちた50代の女性が、亡くなった。警察は最初女性が何者かに突き落とされた、もしくは、自ら飛び下りたと考えていたが、事故であると断定された。
女性はコックで、キッチン付きのケータリング用の車に乗っていた。ドアは右側後方にあった。
車の後方のドアから女性が道路に倒れるのを目撃、911通報した。
2006年5月
5月31日(水)シアトル学区、閉鎖する学校数を減らすNEW!
シアトル学区は、2週間前12校の建物の閉鎖を提案したが、反対意見の多かったサーグッド・マーシャル・エレメンタリー・スクールとモントレイク・エレメンタリーとトップスK-8をリストから外した。
最初のリストに含まれていたサーグッド・マーシャル・エレメンタリー・スクールは、比較的新しい建物で、生徒のほとんどがアフリカ系アメリカ人であったため、シアトル教育委員会の提案は人種差別的ではないかと批判が集まっていた。
シアトル教育委員会は、これから公聴会を開き、投票し最終決定するという。
5月30日(火)3名死亡の交通事故で、運転手に$538の違反切符
昨年5月30日にメリーズビルのI-5で交通事故の運転手に、$538の違反切符が切られた。この事故で、ダレル・ナップさんとその妻サンドラさん、ふたりの子供ノアちゃんが亡くなっている。
ナップさんの遺族は『エベレット・ヘラルド』紙のインタビューに対し、「驚きはしいないが、とても残念」と話している。
5月26日(金)拘置所で死亡の少年に病死の検死判断
検死陪審は、14歳の少年がキング郡少年拘置所で亡くなった事件に関して、少年の死は病気によるもので、当日拘置所勤務中だった看護師と救急隊は、少年の命を助けるために努力をしたと判断した。
6人の陪審員は、2日半の検死の後、40分間9つの質問に答えた。
キング郡検察局は、1~2週間掛けてこの事件について刑事責任を問うべきかどうかを判断する。
5月25日(木)ワシントン湖で遺体が引き上げられる
シアトルのマディソン・パーク地域のワシントン湖で、遺体が引き上げられた。遺体発見者の通報により、消防と警察が駆け付け、遺体を回収した。まだ、遺体の性別は公表されていない。警察は、事件性があるかどうかを調査している。
シアトル市警察のシーン・ウィットコム広報担当は「現在捜査中の事件との関連性はないようだが、まだわかっていない」と述べている。
5月24日(水)キング郡の選挙投票、郵送に一元化
キング郡は2007年から、選挙投票を郵送のみ受け付けるよう変更する見通しだ。この変更は、22日に委員会で承認された後、23日には郡議会で投票が行われたと見られる。
2005年の選挙で郵送により集められた投票用紙のうち、75パーセントが郵送。ただ、セキュリティー面に課題が残るほか、管理体制の改造などのための費用1,800万ドルが郡議会に要求されており、また、新しい投票用紙の集計機購入費用として550万ドルの補助金も申し込まれている。
5月23日(火)シアトル市議会、新しい公園の名前をヘンドリックスに
シアトル市議会が、セントラル・ディストリクトに新しくできる公園の名前を、シアトル出身のジミ・ヘンドリックスにちなみ、ヘンドリックス公園と名付けることを満場一致で可決した。
5エーカーの敷地の新しい公園は、ノースウエスト・アフリカン・アメリカン・ミュージアムの隣に今秋オープン予定。議員の中には、ヘンドリックスの名を公園に付けるのはやり過ぎだという意見もあった。
5月22日(月)交際相手の男性を車でひき逃げ未遂、18歳女逮捕
ボセル警察は、22歳の交際相手の男性を車でひき殺そうとしていた18歳の女を逮捕した。ふたりの名前は公表されていない。
3:22 a.m.に通報があり、警察が駆け付けたところ、男性が車でぶつけられているのを発見した。男性はハーバービュー・メディカル・センターに運ばれた。
女は現場から逃走したが、ふたりが住んでいたミル・クリークの自宅で逮捕された。
5月19日(金)麻薬捜査、403人を逮捕
シアトル警察のギル・カーリコースキ署長と連邦麻薬取締局のロドニー・ベンソン特別捜査官は会見を開き、シアトル警察と連邦麻薬取締局によって8ヵ月にも及ぶ麻薬捜査が開始され、403人が逮捕されたと発表した。そのうち14人は未成年。また、293人は前科があり、39人は10回以上麻薬取締法違反で逮捕されているという。今回の捜査で、市場価格にして40万ドルもの1,729グラムのコカインと1,596グラムのヘロイン、14丁の銃、21台の車両、6万5,000ドルが押収された。
今月の初めには、おとり捜査によって警察が麻薬のディーラーの摘発に乗り出しているという噂が広まり、地元の麻薬市場は崩壊した。カーリコースキ署長は、「麻薬の需要はなくなっていない。これからも取り締まりを続けていくことが大事である」と述べている。
5月18日(木)シアトル学区、12校の建物の閉鎖を提案
シアトル学区は12校の建物の閉鎖を提案した。そのうちモントレイク・エレメンタリー、ウィットウォース・エレメンタリー、サミットK12は、他の建物に移され、残りの9校の生徒は他の学校に転校することになる。
来週、学区はこの提案について公聴会を開く予定。昨年、学区は同じような提案を提出したが、一般市民から反対意見が多かったため、実施には至らなかった。
5月17日(水)インティマン・シアター、トニー賞最優秀地域劇団賞
インティマン・シアターが2006年度トニー賞最優秀地域劇団賞を獲得した。トニー賞その他の賞については、6月11日にラジオ・シティー・ミュージック・ホールで発表される。
今年のトニー賞には、地元のアーティスト、シアターがノミネートされている。インティマン・シアターのバーレット・シェア氏が最優秀ディレクター賞にノミネートされ、スペクトラム・ダンス・シアターのダンサー、ドナルド・バード氏が「カラー・パープル」の振り付けでノミネート、フィフス・アベニュー・シアターの「ウェディング・シンガー」が今シーズンの最優秀新作ミュージカルにノミネートされた。
5月16日(火)深海性のクジラ、浜に打ち上げられる
体長60フィートの深海性のクジラが、ベリンハム西にあるラミ・インディアン保護区の浜に打ち上げられた。オスのクジラは、保護動物に指定されているナガスクジラであると思われ、沖で船と衝突した恐れがある。
一般に公開はされておらず、保護区は死骸を移動して科学者が調査できるようにし、調査後は自然に戻すという。
5月15日(月)REIシアトル店、駐車場を有料に
15日からREIシアトル店の駐車場が有料になる。これは10年前にオープン以来初めて。買い物客ではない人達が無料駐車場を利用するため、366台分の駐車場は連日満車だったという。
駐車場の利用料は、1時間まで無料で、1~3時間は$2、3~5時間は$5、5時間以上は$12と、周りの駐車場に比べて2倍である。
5月12日(金)抗議活動でライト・レールの工事中断
11日、ビーコン・ヒルで行われているサウンド・トランジットのライト・レール工事の現場で、ライト・レール工事に関わる仕事を黒人にもっと割り振るようにと訴える抗議活動がおこった。抗議者は計17人で、工事は一時中断された。
この件での逮捕者、けが人は出ていない。
5月11日(木)テント村の住人、退去を余儀なくされる?
第4テント村は、教会とベルビュー市の話し合いがうまくいかなかったため、13日にテント村から出て行かなければならないが、行き先がない。
今週中までに新しい敷地が見つからなければ、テント村の住人は、ホームレス・シェルターを探さなければならない。シアトルの第3テント村には空きがない状態。住人のほとんどは職に就いているが、家がなくなることでその職も失う可能性があるという。
5月10日(水)ワシントン大学、奨学金を受ける学生に人気
私立公立90校を対象に奨学金であるPell Grantsをもらっている学生数を調査したところ、ワシントン州大学は第5位だった。公立大学としては、第3位。2004年度に在籍している学生の25パーセントがPell Grantsをもらっているという。
Pell Grantsは、低所得や財産の家庭の学生に与えられる。例えば、4人家族の場合、年間の収入が$40,000以下でなければならない。また、学生ローンとは違い、返済の義務がない。
Pell Grantsの主催者は、西海岸のトップ校が上位を占めている理由として、「質の高い教育を受けさせたいと思っている人達がアメリカの一部にいるようです」と言っている。
5月9日(火)ワシントン州で初、オンライン高校開校
ポートランドに本社を置くインサイト・スクールズ社は、オリンピック半島のキラユーテ・バレー学区と提携し、ワシントン州で初めてのオンライン高校であるインサイト・スクール・オブ・ワシントンを、来秋開校すると発表した。昨年承認された新しい法律により、開校が実現した。
ワシントン州内どこからでもオンラインでクラスを取り、高校を卒業することができる。また、民間による公共の学校経営という初めての試みでもある。
5月8日(月)タコマの女性、食品媒介性ボツリヌス中毒と診断
昨年11月ハワイでの休暇から戻ったタコマ在住の女性は、食品媒介性ボツリヌス中毒と診断された。感染の原因は不明。家族の中には彼女のほかに感染した者はいない。2005年の時点ではハワイでの感染者は報告されておらず、ピアス郡、キング郡、スノホミッシュ郡でも感染者はいなかった。2004年に全米での感染件数は138件。
ボツリヌス中毒は、菌が神経末端に巻き付き、情報伝達を遮るなどの症状が見られる。呼吸器官の筋肉に影響が及ぶと、人工呼吸器なしでは呼吸ができなくなる。
5月5日(金)ミル・クリーク市、公園での喫煙を禁止する?
9日市議会でミル・クリーク・スポーツ・パークでの禁煙案について審議される。もし、承認されれば、州内で2番目に禁煙が実施される公園となる。
州内の公園での喫煙は禁止されてはいるが、違反したとしても罪になることはないため各人の自由意志にまかされている。
ミル・クリーク市のパークス&レクリエーション課は、すべての公園での禁煙を勧めたが、市では2次喫煙の可能性が高いスポーツ・パークのみを対象とする禁煙の実施を提案することに決めた。
5月4日(木)ウィンダミア、花火を中止
ウィンダミア不動産は、ブロードモア・ゴルフ・クラブに棲む2羽の白頭ワシに被害を与えないため、5日に予定されていた花火を中止した。花火は、6日のボート・シーズン幕開けを祝う行事だった。
シアトル市により、ワシントン湖に会場を移して開催する予定だったが、ウィンダミア側が「我々は、白頭ワシを危険にさらしたくはない」と反対した。
5月3日(水)メキシコの大統領、シアトル訪問予定
メキシコのビンセント・フォックス大統領が、シアトルを訪問し、貿易や移民についてクリスティン・グレゴア州知事と話し合いを持つ予定。訪問は、メキシコの上院での承認を待ってからとなっている。
フォックス大統領にとっては初めてのワシントン州訪問となる。フォックス大統領は、今アメリカに違法で滞在しているメキシコ人に対して、何らかの法的地位が与えられるべきだと主張している。
5月2日(火)シアトルのデモに何千人もの移民が参加
何千人もの移民が仕事や学校を休んでシアトルのダウンタウンでのデモ行進に参加した。参加者は6万5,000人にも上ったという。
メイ・デー・ストライキは、70都市で行われた。ロサンゼルスのダウンタウンでは、3分の1の店が閉めることになった。
シアトルでの行進は4:30 p.m.に始まり、参加者はアメリカとメキシコの旗や看板を掲げダウンタウンに向かって歩いた。見学者は、礼儀正しく、声を掛けたり、手を叩いたりしていた。反対者の数は少なかった。
5月1日(月)シアトルでもダルフールでの虐殺抗議デモ
700~1,000人の若者がシアトル・ダウンタウンで、ダルフールでの虐殺に反対するデモを行った。参加者の中には道路に横たわって、殺された人々を表現した者もいた。
パトカーに先導され、若者達は、およそ10ブロックをデモ行進した。
2006年4月
4月28日(金)裁判所、イサクアに病院はいらないと判断NEW!
イサクアに新しい病院の建設を希望していたスウェディッシュ・メディカル・センターとオーバーレイク・ホスピタル・メディカル・センターに対し、裁判所はイサクアに新しい病院を建てる必要がないと判断してしまったため、近い将来の新しい病院が建設されることはなくなった。
ジミー・カナー裁判官は、判断の理由を「東キング郡に新しい病院を建てる必要があるとするに十分な証拠がなく、新しい病院の建設によって、今ある病院に影響を与える可能性があるため」とした。
4月27日(木)来週月曜、移民達はボイコットを計画中
移民の権利を求める団体が、移民達に来週月曜に仕事を休み、来週は、出費を控えることを勧めている。一番被害を受けるのは、ワシントン州東部の農場や、ワシントン州全体の建設現場、ホテルやレストランだと考えられている。
当日は、少なくとも1万人の移民達が3:30 p.m.にダウンタウン中心部からフェデラル・ビルディングまでデモ行進をする予定。
4月26日(水)ソニックスの新本拠地として、レントンがオファー
ソニックスは、新しい本拠地を探しているが、大都市のシアトルやベルビューだけでなく、今、急成長中でブルー・カラーのイメージを一新したい郊外都市であるレントンがオファーを出した。
レントン市側はソニックスの代表者と会い、I-405からすぐのワシントン湖の南端にある68エーカーの土地の新しいアリーナ建設について話し合ったという。ソニックスはシアトル市とも話し合いを続けており、今日にでもキー・アリーナの拡張プロジェクトについて、シアトル市議会が議論する予定である。
ソニックスは、キング郡から出る予定はないが、シアトル市との話し合いがうまく行かなければ、他の都市も検討するつもりだ。
4月25日(火)高校の襲撃計画を立てていた少年、逮捕
ピュアラップで、高校を襲撃する計画を立てていた少年が逮捕された。少年は、ランダムに15人を選んで銃で撃ち、最後の弾倉で自殺する予定だったという。
23日朝、警察は、高校の予備役将校訓練団の指揮官から連絡を受け、少年宅を訪問、2丁の小銃と2丁のハンドガン、手作り爆弾を押収した。少年は、24日銃撃未遂で逮捕された。
4月24日(月)医療関係者で性的違反者が多い職業は登録カウンセラー
ここ10年で、性的違法行為を犯した登録カウンセラーは、104人にも上る。医療関係の職種では一番多い。
ワシントン州では、ネイル・アーティストには通常600時間のトレーニングと筆記試験、美容師には通常1,000時間のトレーニングとふたつの試験が課されているが、4時間のAIDS啓もうクラスを取るだけで、登録カウンセラーになることができる。
米国カウンセリング協会のデイビッド・カプラン氏は、「とても恐ろしいことです。8年生の教育を終えるだけでカウンセラーになれるなんて、ワシントン州はどうやって一般市民を守っているのか?」と述べている。ワシントン州保健省は、一般市民を守るために、登録カウンセラーの資格を与える前に、対象者の犯罪歴を審査していると説明している。
4月21日(金)陸軍、ピュージェット・サウンド地域で20~30人の予備兵を召集
アメリカ陸軍は、これから数ヵ月にかけて、ピュージェット・サウンド地域で、20~30人の予備兵を召集すると発表した。召集された予備兵は、イラクへ1年程派遣される。
今までで最大の第70局地的緊急即応コマンドの可動となる。
4月20日(木)高齢者がハイウェイを逆走運転、18歳の少年死亡
ビューリエンで、8:15 p.m.、71歳の女性が運転する車がHwy. 509を逆走し、対向車に衝突した。
対向車を運転していた18歳の少年は現場で亡くなった。女性は病院に運ばれたが重傷。
事故の原因は捜査中である。
4月19日(水)ワシントン州、タバコ会社を訴える意向
ワシントン州は、1998年のタバコ会社との和解で、支払うことが約束された1万5,500ドルの未払い分を求め、タバコ会社を訴える意向だ。
ワシントン州司法長官は、訴訟の準備を進めており、「支払わせる自信がある」としている。同じく、カリフォルニア州、オハイオ州、ニュージャージー州などの州司法長官も同じような手段を取るという。
RJRとロリラード・タバコ会社は、20億ドルを支払っているが、7億5000万ドル以上は預託しているという。フィリップ・モリスUSA社は、支払い義務のある34億ドルのすべてを支払い終わっているが、減額を求めている。
4月18日(火)胡錦涛国家主席訪米、抗議者ダウンタウンに集結
胡錦涛国家主席訪米を前日に控えた17日、250人以上の人権活動家がデモ行進
を行った。当日である18日の抗議活動はもっと大きなものになる。
人権活動家、台湾、チベットの独立を求める抗議者はポートランドやカナダからも来る予定で、数百人にものぼるという。
シアトルの一番大きい抗議活動は、12:30 p.m.にフェアモント・オリンピック・ホテルの外で行われる予定。
4月17日(月)飛行機事故で、ふたり死亡
バンクーバー島で小型飛行機が墜落し、乗っていたふたりが死亡した。死亡したふたりの身元は公表されていない。
事故に遭った小型飛行機は、16日朝に目的地であるポート・アルバーニにほど近いホーム・レイクより東の地域で目撃されている。
墜落の原因は明らかになっていない。
4月14日(金)ポートランド、市全体で無料Wi-Fi
ポートランドで、市全体を通して無線によるインターネット接続サービスを無料で提供するプロジェクトが進んでいる。市当局は今週、業者にカリフォルニア州マウンテン・ビューにあるネットワーク関連会社、メトロファイを選んだことを明らかにした。
すべての市民は、来年末までにインターネット接続のサービスを受けられるようになる見込み。
4月13日(木)犬を吊るした少年逮捕
フェデラル・ウェイで、14歳の少年が犬を吊るしたとして、動物虐待の疑いで逮捕された。
14歳の少年が犬を吊るした後、その犬を救助した人から警察に通報があった。14歳の少年の家族が犬の面倒を見ているという。
4月12日(水)ミルクリーク近くで少女誘拐未遂事件
ミルクリーク近くで、少女誘拐未遂事件が発生。犯人は、やせ型の20代の男で、11歳の少女が友人と遊んでいる時、誘拐しようとしたという。
少女は近付いて来た男から逃げ出し、自宅から警察に通報した。また、男は立ち去る前に、13歳の少女を誘拐しようとしたところも目撃されている。
警察犬による捜索が行われたが、犯人逮捕には至っていない。
4月11日(火)大量の移民、シアトルの通りを覆う
全米規模で続く、米政府の移民政策に反対する移民や彼らを支える人々によるデモ行進が、シアトル・ダウンタウンを通過した。ラッシュアワーの中、警察100人が出動する事態となった。
約2マイルの行進に参加したのは2万5,000人と見られ、スペイン語を話すラテン系の移民が中心。2000年の国勢調査によると、ワシントン州のラテン系住民は44万人を数える。
4月10日(月)少女殺害事件、44歳の男が関与か
アドレアーナ・ジャクソンちゃん10歳殺害事件で、警察は44歳の男の行方
を追っている。アドレアーナちゃんは12月にティリカムから行方がわからなくなっていたが、先週、空き地でアドレア-ナちゃんの遺骨が見つかった。
警察は、男は容疑者ではないが、アドレアーナちゃんの死について何か知っていると見ている。
4月7日(金)家の中を破壊した男逮捕
リンウッドで、学校のフェンスに車を突っ込み、さらに民家に侵入し、家の中を45分間破壊して回った男が逮捕された。
動機はまだわかっていないが、警察は事件当時、男が薬物を使用していたと見ている。
4月6日(木)中国から密入国者22名がコンテナで見つかる
上海からシアトルへ20トンのおもちゃや家具を運んでいるはずだったコンテナの中で、22人の密入国者が見つかった。重量が少なかったため、点検の対象となった。22人の密入国者は光も空気も入らないコンテナの中で15日も過ごしたという。
シアトルで中国からの密入国者がコンテナの中で見つかったのは、2000年以来初めて。その時は、37人で、そのうち3人は亡くなって見つかった。
今月は、中国の胡錦涛国家主席がアメリカを訪問する予定で、違法にアメリカに滞在している3万9,000人の中国人の帰国について交渉が行われる。
4月5日(水)空き地で頭がい骨発見
4日午後、ティリカム近くの空き地を歩いていた子供が頭がい骨と背骨の一部を発見した。レイクウッド警察によると、遺体は完全に白骨化しており、年齢や性別がわからない状態だったという。
現場は、昨年12月2日に行方がわからなくなった10歳のアドレナ・ジャクソンちゃんの家から2マイル程の場所だという。白骨化した遺体と彼女の失踪の関連性はまだわからない。
4月4日(火)犬の救助途中に男性が、I-90でバスにひかれる
2日、フォール・シティに住む男性は、I-90で道路に出てしまった犬を助けようとし、グレイハウンド・バスにひかれ、死亡した。
事故が起こったのは、11:00 p.m.ごろで、乗っていた車を路肩に止め、愛犬を捕まえようとしていたという。犬がどうして逃げてしまったのか、犬に何があったのかなどはまだわかっていない。
4月3日(月)16歳の少年、バス停で車にひかれる
2日、サウス・シアトルで、バス停にいた16歳の少年が歩道に突っ込んだ車にひかれ、40~50フィート程引きずられたという。運転手は、他の車との衝突を避けるため、急ハンドルを切ったという。
少年は、腕と足を負傷し内臓の損傷の可能性があるため、ハーバービュー・メディカル・センターに運ばれた。身元や容態については明らかにされていない。運転手も顔に切り傷を負ったという。
2006年3月
3月31日(金)ポールスボー在住の夫婦に5つ子が生まれる
スウェディッシュ・メディカル・センターで、ポールスボー在住の夫婦に5つ子が生まれた。4人の女の子と1人の男の子は、乳児集中治療室に1ヵ月いなければならない。母親の容態は安定しているという。
夫婦には3歳になる娘がいる。
ワシントン州では、1996年にスポケンで生まれた5つ子以来、2組目の5つ子となる。
3月30日(木)警察官発砲、男性が亡くなる
28日夜、ベルビュー市警察に勤める警察官が、ガソリン・スタンドで車に戻る途中の男性とトラブルになり、もみ合いの末に発砲。男性は亡くなった。警察官や被害者の身元は公表されていない。
ケンカで負傷した警察官は身を守るために3度発砲したという。トラブルの原因などを含め、警察は捜査を続けている。
3月29日(水)エレベーター故障の原因は100キロの男のジャンプ?
ベルビュー警察は、先月リンカーン・スクエアで起きたエレベーターの事故で、エレベーターが停止してしまったのは、230パウンド(約104キロ)の男がエレベーター内でジャンプしたためである可能性が高いと報告した。
このエレベーターの事故では、25歳の男性が亡くなっている。警察によると、亡くなった男性を含む男性3人と女性2人のグループは、リンカーン・スクエア内のレストランで食事をし、駐車場へ向かっている途中だったという。事故から1週間以上経った後、女性のひとりが男がジャンプをしているのを目撃したが、男は故意にエレベーターを止めようとしたわけではないと思うと話している。
3月28日(火)女性を銃で撃った男、バルコニーから飛び下りる
グリーンウッドのアパートで、男が女性の顔を銃で撃ち、3階のバルコニーから飛び下りた。ふたりとも命に関わる重傷で、ハーバービュー・メディカル・センターで治療を受けている。
事件は27日9:30 p.m.ごろ起き、逃げた女性は2階の住人に助けを求めた。警察が現場に駆け付けた時、男はバルコニーから飛び下りたという。ふたりの名前は明らかになっていないが、女性は20代前半、男は20~30歳代で、ふたりの関係はまだわかっていない。
3月27日(月)キャピトル・ヒルで銃撃事件
25日にキャピトル・ヒルで8人が銃撃された事件で、新たな事実が明らかになった。カイル・ハフ容疑者は、発砲する前に現場にいた人々に対して恐怖を煽るためにか、「みんなのために、たくさん弾を用意した」と言い放ったという。
現場にいた人々によると、ハフ容疑者は、気分屋ではあったもののとても礼儀正しかったという。パーティーの間、ハフ容疑者は怒ったり、きつい言葉を発したりしたことはなかった。
朝7時ごろ、ハフ容疑者は、パーティー会場から姿を消し、ショット・ガンと半自動小銃を持って戻って来た。素早い動きで家中を銃で撃って回ったと言う。911通報よりも早く、銃声を聞き付けたシアトル警察のスティーブ・レオナルド警察官が現場に駆け付け、ハフ容疑者は警察官を前に自殺した。
3月24日(金)ケントでカーチェイス、運転手死亡
24日早朝、ケントでカーチェイスがあり、運転手はコントロールを失い、道路脇に衝突した。
2:30 a.m.ごろ、警察官が無謀な運転をしている車を止めようとしたが、運転手は拒否をしたという。運転手は現場で死亡、身元は明らかになっていない。
3月23日(木)シアトル学区内の3校が閉鎖?
シアトル・パブリック・スクールは、サウス・シアトルの住人の増加に伴い、生徒が増える可能性があるとし、サウスイースト地域では、当初予定していた4校ではなく3校のみを閉鎖する意向を示した。
これまで、サウスイスト地域では、8年間で500人、生徒が減少すると考えられていた。
シアトル・パブリック・スクールは、年間480万ドルの節約になるとし、2007年度に学区内の11校を閉鎖する予定だ。
3月22日(水)スタンウッド高校の2年生、WASLを再度受験可能
先週自殺者の出た、スタンウッド高校で、2年生がWASLを再度受験することが可能になった。自殺した生徒は、精神的に苦しい状態に置かれていたが、テストに対するプレッシャーが直接の自殺原因ではないと学校側は説明している。
生徒の自殺翌日に行われたWASLのテスト時に、生徒は、8月にもう一度受験することが可能であると説明された。また、学区はカウンセラーも手配した。
3月21日(火)スノコルミー滝で男性の遺体発見
20日6:23 a.m.、スノコルミー滝の滝壷で、ピュージェット・サウンド・エナジーの作業員が遺体を発見した。遺体は30歳くらいの男性のもので、身元や死因はわかっていない。
スノコルミー警察とキング郡検死局は捜査を進めている。
3月20日(月)ケントの駐車場で発砲、被害者の身元判明
18日深夜にケントのコンビニエンスストアの駐車場で発生した発砲事件で、銃で撃たれ死亡した被害者の男性の身元が検死によって判明した。
事件当日、現場となった駐車場にたくさんの人を乗せた車が到着、その中のひとりが発砲し男性を撃った。車の運転手は、すぐに被害者を地元の病院に運んだが男性は死亡した。警察は事件に関係したと思われる男の行方を追っている。
3月17日(金)アラスカン・ウェイ高架橋、点検のため通行止め
アラスカン・ウェイ高架橋が点検のために今週の土・日曜6:00 a.m.~6:00 p.m.に通行止めになる。今回の点検で2001年の地震によってできた亀裂を測ると共に緩んだコンクリートを除去し、橋の修繕を行う予定である。
州は6ヵ月ごとに高架橋の点検を行い、Columbia St.とYesler Wayの地点にあるおよそ4.25インチの亀裂の観察を続けている。州は2年前、もし亀裂が6インチになってしまったら修理をすると決めていた。
州は点検の結果を来週に発表する予定である。
3月16日(木)トラクターに突っ込んで、19歳の運転手が亡くなる
14日夜、19歳の少年はレントンのOaksdale Ave. SWを南に走行中、交差点近くに停まっていたトラクターに突っ込んだ。少年は現場で亡くなった。
警察によると、事故当時、現場の交差点は通行止めになっていた。また、少年の車の中にアルコール物が見つかり、さらに少年はスピードを出し過ぎていたという。
3月15日(水)キャピトル・ヒルで見つかった遺体の身元判明
キャピトル・ヒルで見つかった白骨化した遺体の身元が、ハワード・R・コードさんであることが判明した。捜査官によると、死因や死亡日時はわかってないが、コードさんが最後に目撃されたのは1992年であるという。
遺体は10日、シアトルのインターレイクン・パークで作業中の測量士により、泥の中で古い靴と共に発見されていた。
コード氏は、1919年生まれで、Terry Ave. とPike St.にあるアパートに住んでいた。
3月14日(火)火事でサリッシュ・ロッジ宿泊客避難
14日早朝、スノコルミーにあるサリッシュ・ロッジ&スパで火事が起こり、75人の宿泊客が避難した。
火事の火元は敷地内にあるレストランの屋根裏と見られ、火災報知器が作動したために消防隊が駆け付けた。火はすばやく消火され、けが人はいないとのこと
3月13日(月)陸軍基地内民家で、兵士の妻の遺体を発見
11日午後6時フォート・ルイスの基地内の民家で、兵士の妻である28歳の女性の遺体が発見された。
女性の身元も死因もわかっておらず、陸軍警察は、殺人の可能性があるとして調査を続けている。
3月10日(金)殺傷事件の容疑者、逮捕
フェデラル・ウェイに住む45歳の男が、女性の運転する車を追い掛け、駆け付けた女性の交際相手と乱闘になった。男はナイフを所持しており、女性の交際相手の胸を刺した。
女性の交際相手は、ハーバービュー・メディカル・センターに運ばれたが、容態は不明。45歳の男はケント刑務所に収監されている。
3月9日(木)520浮き橋、修理され再開
老朽化したエバーグリーン・ポイント浮き橋に暴風雨による故障箇所が見つかったため、8日4:00 p.m.に閉鎖されたが、故障箇所は交換され、橋の点検も終了し、本日、再び開通した。
荒れた天気は、渋滞を引き起こしてしまったが、この新しい雪をスキー場は歓迎している。「昨年のこの時期には、雪が全くなかったが、今年はスキー・シーズンがちょっと長くなるのではと期待しています」とサミット・アット・スノコルミーの広報は述べている。
3月8日(水)飲酒運転常習者を重罪にする法案が上院で可決
飲酒および麻薬の影響下の運転の常習犯には、通常適用される軽罪ではなく、重罪が適用されるという法案が7日上院で可決した。
引き続き、この法案は下院で審議される。
3月7日(火)エベレットで、男性が元妻を殺して自殺
エベレットで6日朝、アルコ・ミニマートに半自動小銃を持って押し入った男が、元妻を射殺し、さらに自分の頭を撃ち自殺した。
男が元妻を撃った後、従業員は、女性を店内のオフィスに運び、内側から鍵を掛けて、911通報したという。当時店内にいたふたりの従業員は、店の裏側に入り、ふたりの客は外に逃げていた。
3月6日(月)ショーン・アレキサンダー、シーホークスと契約更新
シーホークスのMVP、RBのショーン・アレキサンダー選手が、シーホークスと6,200万ドルで8年間の契約を結んだ。本日、契約が確定する予定。これで、アレキサンダー選手はシアトルで引退を迎える可能性が高まった。
アレキサンダー選手は、2005年のラン獲得1,880ヤードでリーグ1位。さらに、シーズン28TDで歴代1位に輝いた。
同じく日曜、シーホークスはフリー・エージェントの3人、QBセネカ・ウォレス、Kジョシュ・ブラウン、OLウェイン・ハンターに各選手1年契約のオファーを出した。
3月3日(金)赤ちゃんを乗せたまま、車が盗難に
2日夕方、メリーズビルで、生後3カ月の乳児を乗せた車が盗難されたと警察に通報があった。
警察によると、乳児の父親が車のエンジンをかけたままドライブ・ウェイに停め、何かを家の中に取りにいっている間に、近所に住む10代の女がその車を乳児を乗せたまま盗難したという。
その後、その車は近くで発見され、乳児は体が冷たくなっていたが、無事に救出された。犯人はまだ捕まっていない。
3月2日(木)電線で作業中の男性、感電死
レントンで、1日夜に電線で作業をしていた24歳の男性が感電死した。
レントン消防所によると、PSEの契約会社であるポテルコ社の社員ふたりが地下室で電線を交換する作業をしていた際、被害者の男性は、誤って電線を触ってしまったという。現場にいた41歳の作業員が、絶縁ブランケットで男性を地下室から出し、手にやけどを負った。地上で交通整理をしていた作業員が911通報し、救急隊が駆け付けたが、男性を蘇生させることができなかった。
41歳の男性は、バリー・メディカル・センターでやけどの治療を受けている。ワシントン州労働安全衛生局が調査を進めている。
3月1日(水)サマー・ナイツ、2006年は開催なし
毎年恒例のサマー・ナイツ・コンサートについて、主催者であるワン・リールは2006年の開催を見送る決定を下した。ガス・ワークス・パークでの開催に反対していた住人は、この決定をとても喜んでいる。
昨年、6月から9月にかけて行われたサマー・ナイツ・コンサートは、5万枚以上のチケットが売れるほどの人気だった。昨年12月、市はガス・ワークス・パークでの開催に許可を出していたが、最高裁は、市とワン・リールが、ガス・ワークス・パークでのコンサート開催による周囲への影響を正式に審査しなかったことを指摘していた。
2006年2月
2月28日(火)バス待ち合い所での喫煙禁止
キング郡メトロ・トランジットは、イニシアティブ901に従って、バス待ち合い所での喫煙を禁止することにした。
メトロは、張り紙をして、利用者に呼び掛ける予定だという。
2月27日(月)ケントの空き家で放火、全焼
24日土曜、深夜に起こった空き家の火災は、放火であると断定され、警察は事件に関与したとして4人の10代の若者の行方を追っている。
警察によると、事件が起こったのは、ケントにある民家で、夜11時ごろ、火の手が上がっていると通報があったという。空き家であるのと、現場では、4人の若者が目撃されている。
若者の逮捕につながる情報に対して、1万ドルの賞金が提供されている。
2月24日(金)木の下敷きになり、女性死亡
ミル・クリーク近くで、60歳の女性が、作業員により切り倒された木の下敷きになって死亡した。
事故当時、女性は家から出てきて、作業中の木に近付いてしまったという。目撃者は、女性が木から離れているようにと告げられていたと述べている。
2月23日(木)ソニックス、新税案でキーアリーナ拡張に期待
ホーム・スタジアムの拡張を願うシアトル・スーパーソニックスが、税金に関する法案「Civic Amenities(市民のための施設)税」をキング郡に提案した。この法案によると、2014~2038年の間で10億ドルの税金が市民のための施設、美術館や公園の修復や設立、そしてキーアリーナやセイフコ・フィールドなどのスポーツ施設の修復などに充てられるようになる。
この法案が制定されると、キング郡内にある文化施設を始め、市民活動に利用される施設、スポーツ関連施設などの修復や改善が見られるようになることは間違いない。しかし、その税金をどのように利用するかの権限がキング郡の手中にあるため、ソニックスの本来の目的である「キーアリーナの拡張」に税金が振り当てられるかどうかは未定である。
2月22日(水)ミル・クリークのパン屋さん、巨大シナモン・ロールでギネス・ブック入り
ミル・クリーク・ハウス・オブ・ブレッドは、昨年10月に焼いた246.5パウンド(約112キロ)のシナモン・ロールで、ギネス・ブック入りを果たした。共同経営者のウェイン・ウォーレン氏によると、2月10日にギネスから証明書が届いたという。
ウォーレン氏は、2007年度版ギネス・ブックに掲載されることは保証されていないが、先週ギネスからギネス・ブックで使用するための写真が欲しいというEメールが届いたので、期待していると述べている。
7月8日に行われるミル・クリーク・フェスティバルで、またこの巨大シナモン・ロールが現れる予定。「ギネス・ブック入りを果たしたシナモン・ロールは、約1,000人分あったからね。また作ろうと思っているんだ。もちろん、味は抜群さ」とウォーレン氏は語った。
2月21日(火)リンカーン・スクエアで男性が落下死
リンカーン・スクエアのエレベーターから男性が落下し亡くなった。
現場はノースタワー・エレベーター。事件当時、エレベーターは原因不明で停止し、乗っていた人達はコール・ボタンでエレベーターのオペレーターに連絡したが、その後自力で脱出を試みたようだ。同乗していた4人は、なんとか脱出に成功したものの、この男性は数階下にシャフトから滑り落ちてしてしまったという。
リンカーン・スクエアの広報は、「男性の家族のことを思うと、大変残念でなりません。とても不幸な出来事でした」と発表した。
2月17日(金)元スポケン市長、罪を問われない予定
連邦警察は、ジム・ウエスト元スポケン市長の捜査を終了し、オンラインのチャット・ルームで性的関係の代償として有給のインターンシップを男性達に提供していたという証拠が見つからなかったため、罪を問われることはなくなった。
シアトル・タイムズ紙のインタービューに対し、ウエスト元市長は、「恥かしいことをしてしまったかもしれないが、犯罪に関わるようなことはしていない」と語っている。
2月16日(木)エバーグリーン・ポイント浮き橋、修理のため閉鎖
2月4日の風雨で被害を受けたエバーグリーン・ポイント浮き橋が修理されることとなり、一時閉鎖する。Hwy. 520の橋の東側開閉部の一部のローラーを支える部分が故障してしまったため。7年前にも同じようなことがあったという。
浮き橋の閉鎖日程は、2月22日2:00 a.m.~4:00 a.m.および、2月25日5:00 a.m.~2月26日10:00 a.m.。開閉部では、今後2週間船舶が通過することはできない。
2月15日(水)ボセルの消防士、殺人未遂および暴行で懲役30年
ボセルで消防士として勤務する男が、離婚を求めてきた妻に対する殺人未遂および暴行の罪で、懲役30年の判決を受けた。検察側が求刑していたものよりも、5年長い判決となった。
検察によると、昨年7月8日、男は妻をバンに乗せ、ストーム湖で暴力をふるい、妻は近くの家に助けを求め、住人が警察に通報したという。
2月14日(火)ベルビュー市役所、新庁舎オープン
ベルビューの市役所の新庁舎が2月22日8:00 a.m.にオープンする。
新アドレスは、450 110th Ave. NEで、古い建物は、17日3:00 p.m.に閉鎖される。21日に全職員がオフィスの引っ越しを行う予定。
2月13日(月)ディッカーマン山で男性の遺体、発見
11日午後、レイク・スティーブンス在住の男性の遺体がグラナイト・フォールズのディッカーマンや間東で見つかった。40代後半と見られる男性は500フィート(152.4メートル)落下したらしい。
遺体は、発見の9時間前に、ハイキングをしていた人達が、男性の声が聞こえるがどこにいるかはわからないと警察に通報していた。
2月10日(金)モノレール、今年夏に運行再開
9日、シアトルのグレッグ・ニッケルズ市長は、シアトル・センター・モノレールについて、昨年秋の事故で故障した車両を修理し、今年夏に運行を再開すると発表した。
300~400万ドル掛かる修理費には、保険、運賃、助成金でが充てられるという。予算の詳細についてや具体的な運行再開の日にちなどは、まだわかっていない。
2月9日(木)タコマの民家で3人の遺体を発見
ピュージェット・サウンド大学近くのタコマの民家で、20代の男女3人の遺体が見つかった。4:00 p.m.に家を訪ねた友人が入り口で遺体を発見し、警察に通報した。
タコマ警察によると、3人は他殺されたと考えられているが、3人のうちひとりが殺人を犯した後に自殺した可能性もあるという。
2月8日(水)30年前に起きた殺人事件の容疑者逮捕
1975年にフランク・シャーキー・ヒンクリーさんと恋人であるバーバラ・ローゼンフィールドさんがトップレス・バーで殺害された事件で、警察は、7日、事件当時バーに勤務していたジェイムス・B・ブラマン容疑者を逮捕した。
未解決のまま歳月が流れていたが、2003年、キング郡の未解決事件捜査官が、この事件の再捜査を始めたところ、30年前は沈黙を保っていた目撃者に証言させることに成功した。裁判書類では、その目撃者の名前は明らかにされていない。
ブラマン容疑者はオレゴン州トレド市に住んでいた。キング郡高等裁判所で罪状認否が予定されている。
2月7日(火)I-90で男が3台の車に轢かれ重体
34歳のノースベンド在住の男性が、I-90で3台の車に轢かれた。ハーバービュー・メディカル・センターに運ばれたが重体だという。
警察によると、事件が起こったのは、6日6:20 a.m.ごろで、シアトルから東に21マイルのところにあるプレストン・インターチェンジ付近。ハイ・ポイント・ウェイ沿いを蛇行していたピックアップ・トラックが電柱に激突し、その運転手は、トラックから脱出し、反対車線に寝そべったところ、走行中の3台の車に轢かれたという。運転手の名前は公表されていない。
2月6日(月)スーパー・ボウル当日、前日の強風のため数万戸で停電
スーパー・ボウル・サンデーの当日、ワシントン州西部では、前日の強風のため、数万戸で停電が起こり、何百戸の家庭では、ケーブルTVの受信に支障が出た。強風は、風速60 mphにも上ったという。
ピュージェット・サウンド・エナジーによると、土曜には、14万戸が停電していたが、日曜3:15 p.m.の時点で、1万2千戸にまで減ったという。
2月3日(金)ウィッビー島近くでマグニチュード3.6の地震
2日夜、ウィッビー島の南端近くでマグニチュード3.6の地震が観測された。
しかし、規模が小さかったため、特に大きな被害はないだろうと、ワシントン大学のパシフィック・ノースウエスト地震観測網の広報は述べている。
震源は、海底18マイルにあったため、広い地域で揺れを感じることができたという。
2月2日(木)州の投票データベース、死亡者5,224人も有権者に
ワシントン州全体の投票者登録データベース調査で、少なくとも5,224人もの死亡者が投票者として登録されており、3,000人を超える投票者が重複して登録されていることがわかった。
サム・リード州務長官のオフィスは、過去に違法投票を行った者はいないとしたものの、データベースにある不審な3万5,000人の名前をさらに調査するという。
1日には、2002 年米国投票制度改善法に従った、ワシントン州の投票者380万人のデータを含むデータベースがリリースされている。
2月1日(水)リサイクル増加、ゴミも増加
ワシントン州環境局の発表により、2004年に再利用されたゴミの量は2003年よりも多かったが、全体のゴミの量も1人あたり183パウンドも増加してしまったことがわかった。
ゴミ処理課のカレン・ステファンソン課長は、「ゴミの捨て方は良くなったものの、埋め立て地に今まで以上にゴミを運び入れている状態である」と述べている。
2006年1月
1月31日(火)マーサー・アイランド・パーク&ライド、1年間閉鎖
サウンド・トランジットは、拡張工事のため、マーサー・アイランド・パーク&ライドの駐車場を2月13日ごろから1年間閉鎖する。
閉鎖期間中、マーサー・アイランド・ユナイテッド・メソジスト教会、イニシャル・トロピカル・プランツ、マーサー・アイランド長老教会、第一科学者キリスト教会、QFCビレッジの駐車場を利用することができる。ただし、ベルビューのイーストゲート・パーク&ライド駐車場の利用が推奨されている。
1月30日(月)スキー場で行方不明になっていた男性、遺体で発見
スノコルミー・パス近くで行方不明になっていた男性の遺体が、29日に発見された。
男性は、28日、スノーモービルを楽しんでいたが、渓流によってできた穴に落ちてしまったと見られている。翌日、スノーモービルで通りがかった人が男性の乗っていたスノーモービルの部品を発見し、捜索救助隊に連絡していた。
1月27日(金)警察官、湖に飛び込み、女性の命を救う
25日夜、レイク・スティーブンスの警察官が、スティーブンス湖で、自殺願望のある錯乱状態の女性を救助した。レイク・スティーブンス警察のロン・ブルックス巡査は、40代の女性がドックの上で水に飛び込もうとしているという通報で現場に駆けつけ、摂氏5度の水の中から、10分ほどで女性を引き出した。 女性は「娘と話したい」と訴えたため、自分の携帯電話を女性に手渡したが、娘との会話がうまくいかなかったのか、最初、女性はブルックス巡査の携帯電話を水の中に投げ入れ、湖に飛び込んだ。レイク・スティーブンス海洋パトロール隊の経験があるブルックス巡査に救助され、病院に搬送された。
1月26日(木)コビントンで、動物虐待事件
コビントンに住む男が、娘の飼っているラブラドール・レトリバーをゴルフ・クラブで殴り、さらに壊れたゴルフ・クラブで刺したため、動物虐待の罪に問われている。被害に遭った犬は、動物病院で手当を受けている。
男は事件当時酔っぱらっており、犬に暴力を振るう男を止められなかった娘が911通報をしたという。男は、犬に噛まれたと主張しているという。
1月25日(水)下水管の故障で、悪臭
24日朝、下水局の脱臭制御装置の故障で、湿った悪臭が住民を困らせた。
装置の故障は、ユニバーシティー・ブリッジとワシントン大学の間のNE 40th St.にある下水局で起こった。パイプでマグノリアにある下水局に運ぶことで、問題は解決した。
郡によると、この脱臭制御装置は、下水がパイプを通る時に、臭いが出ないように空気を洗浄するものであるという。
1月24日(火)ウォル=マート、健康保険の援助を受けている従業員が3千人以上
3,100人以上のワシントン州のウォル=マート従業員が、州の健康保険の援助を受けていることがわかった。割合は、全体の2割にも達し、他の会社の2倍に当たる。
ウォル=マートの広報は、州の発表に関して十分な情報がないとし、認めることも反論することもしなかった。「昨年秋に新しいプランを提供することになったので、自社のプランを選ばなかった人達に魅力的なものになったと思う」と広報は述べている。
1月23日(月)シーホークス、スーパー・ボウル出場決定
シーホークスは、22日、カロライナ・パンサーズを34-14で下し、NFCで優勝。スーパー・ボウルへの出場を決めた。スーパー・ボウルへの出場は、チーム結成以来初となる。対戦相手は、AFC王者ピッツバーグ・スティーラーズ。
スーパー・ボウルは、2月5日(日)にデトロイトで行われる。キックオフは3:30 p.m.で、全米中継される。
1月20日(金)ワシントン州クオーター硬貨のデザイン、この春一般選考へ
1999年から2008年にかけて10週間ごとにアメリカの各1州のクオーター硬貨を発行する「The 50 State Quarters(R) Program」の一環として、2007年に発行予定のワシントン州のクオーターのデザインが最終の3つに絞られた。
1つ目のデザインはワシントン州の形を背面に鮭、レニア山、りんごをあしらったもの、2つ目は鮭がレニア山を背景に水から飛び上がっているもの、そして3つ目はノースウエスト・ネイティブ・アメリカン・オルカをあしらったもの。
この後、財務長官の承認を受けてからこの3つのデザインは春ごろに一般投票を募り、それを参考に州知事が最終デザインの決断を下すこととなっている。
1月19日(木)母親、14歳の息子を刺す
18日、クイーン・アン・ヒルで14歳の少年が母親に胸を刺され重傷を負い病院に運ばれた。
警察はこの母親から午後5時ごろに「息子とケンカをしている、助けがいる」と通報を受け駆け付けた。この少年が母親から逃れるためバルコニーから飛び降り逃げたことを知り、家から2ブロック離れた路地裏で少年がうずくまっているところを発見した。
母親は、その後逮捕された。
1月18日(水)アメリカでパスポート・カード発行へ
国土安全保障局が17日、カナダ、メキシコへの出入りに有効な「パスポート・カード」を発行し始めることを発表した。
今までパスポートが不要であったカナダ、メキシコへの出入りに、昨年春よりパスポートを所持することを促すようになったが、このカードの発行により、費用が普通のパスポートに掛かるよりも安く済むことになる。
発行は年内には始り、発行に掛かる費用は50ドル(通常のパスポートは97ドル)となる予定。
1月17日(火)火災現場で脅迫状見つかる
17日、4:00 a.m.ごろ、カマノ島にある3階建てで、300万ドル相当の豪邸が火事で燃えた。
調べによると、この火災現場で脅迫状が見つかっており、放火の疑いがもたれている。
この火災による負傷者はいない模様。
1月13日(金)ショットガン発砲殺人で男逮捕
12日夜にサウス・シアトルでショットガンにより殺害された男性の遺体が見つかった事件で、シアトル警察が13日早朝、犯人と思われる男を見つけ逮捕した。
殺された男性とその容疑者は知り合いだったと見られるが、殺人の動機はまだわかっていない。
1月12日(木)ソニックス、キーアリーナからベルビューに移動?
ソニックス側からのキーアリーナの拡大案を、多大な予算が掛かるためシアトル市側が受け入れようとしないので、ソニックスは新しいホーム・アリーナを探している。
12日、ソニックスの重役がベルビュー市の代表と会談をし、ベルビュー市にアリーナを新しくつくり、ソニックスがベルビューにホームを移すという話を持ち掛けた。
ソニックスをベルビューに移すためにはベルビュー市は4億ドルの負担を抱えなければならず、まだその話の行方は定かではない。中にはベルビュー市にソニックスがこの話を持ち掛けたのは、シアトル市を焦らせるためという声もある。
1月11日(水)長雨がシアトル地域で最長記録に?
10日現在、シアトル地域で23日連続の雨が記録され、天気予報によると、この後最低でも1週間は雨が続くと見られている。
過去最長のシアトル地域での記録は1953年の33日連続の記録で、このまま雨が続けば最長記録を超えることになり得る。
1月10日(火)エベレットでバスの人身事故
エベレットで9日夜、身元不明の女性がバスにひかれた。女性は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
その女性がバスと接触した時、バスは交差点を曲がる最中であったが、エベレット警察はその女性が横断歩道を横断していたかどうかは明らかにしていない。
そのバスの運転手には、警察による調査が終わるまでは休職処分が下されている。
1月9日(月)長雨による地滑り対策でキットサップ郡で通行止め
来週も続くと予想される雨による地滑りに備え、8日、キットサップ郡のハイウェイ166が通行止めとなった。
この通行止めは、ハイウェイ付近の地盤を安定させるために行われる作業によるもの。ハイウェイがいつ開通するかはまだわかっていない。
1月6日(金)シアトル・エベレット間で電車運行休止
6日早朝、バラードで起こった土砂崩れにより、シアトル・エベレット間のアムトラックとサウンドトランジット・サウンダーの運行が休止している。
アムトラックの復旧のめどは8日午前1時、サウンドトランジット・サウンダーの運行は日曜まで休止。月曜の運行については未定のためサウンドトランジットのウェブサイトを要参照。
なお、シアトル・タコマ間のサウンダーの運行には支障は出ていない。
1月5日(木)乳児殺害で18歳の父親逮捕
生後9ヵ月の息子を虐待し殺害した第2級殺人罪の疑いで、フェデラル・ウェイに住む18歳の男が逮捕された。
男は、12月30日、携帯電話に出ようとして、誤って階段から息子を落としてしまったと警察に説明している。しかし、ハーバービュー・メディカル・センターの職員によると、翌日死亡してしまった息子の傷は、偶然付いたものではないという。
4日に行われた検死によって、息子の体には、古いろっ骨の骨折と新しいろっ骨の骨折、頭がい骨の骨折、脳の損傷、肝臓や腸の裂傷が発見された。
1月4日(水)ひと晩で2度空き巣未遂に遭った家
大晦日の夜、メダイナにある民家で、2回の空き巣未遂があった。
1度目は、夕方5時20分ごろで、警報の作動によって警察官が駆け付けたが、犯人が逃げた後だった。犯人は、鍵が掛かっていたが、デッドボルト(かんぬき)は固定されていなかった正面入り口から侵入。寝室と書斎に入ろうとしデッドボルトのため入ることができなかった形跡が残っていたという。
同日夜10時半頃、警察は再度警報によって現場に駆け付けた。その時は、寝室につながる裏のスライド式のドアが割られ、部屋が荒らされていたが、何も盗られてはいなかったという。
警察は過去に窃盗で捕まった経歴のある人物に話を聞いたが、逮捕はしていないという。
1月3日(火)クリスマス・ツリーをリサイクルしよう NEW!
スノホミッシュ郡南西部では、住民に向けクリスマス・ツリーのリサイクル・サービスを提供している。指定場所にツリーを持って行くとボーイ・スカウトにより回収され、公園に寄付される。細かく粉砕されたツリーは、公園のグランド・カバーとして使用される。
クリスマス・ツリーの回収場所はリンウッドのQFC駐車場(76th Ave. W. & 196th St. SW)、エドモンドのアルバートソンズ駐車場(Edmonds Way & 100th Ave. W.)となっており、本日(3日)9:00 a.m.~4:00 p.m.の間に受け付けている。
また土・日曜には、リンウッドのウィルコックス公園の西(56th Ave. W. & 196th St. SW)へ持って行くこともできる。
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