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2014年12月8日~12日(12月第2週目)

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ワシントン州西部で11日(木)夜に発生した強風で多くの世帯が影響を受け、12日(金)朝も約5万戸の世帯では、未だ停電状態にある。ピュージェット・サウンド・エナジーの報告によると、12日午前6時現在で5万3千の一般家庭や商業施設で停電が続いており、その殆どはサーストン郡、キットサップ郡、そしてウィッビー島。11日夜以降、被害を受けた顧客数は合計23万7千に及ぶという。停電中の地域の学校では、休校、または始業時間を遅らせる措置がとられている。11日の強風はシータック空港で風速49mph、エベレットのPaine Fieldで62mphを記録した。12日現在、天候は落ち着いたものの、国立気象台は地滑りが発生する危険性は続いていると話している。King5の関連記事はこちら

路面のひび割れはトンネル建設工事の影響?

12/12/2014 ・King5

Hwy. 99トンネル建設工事現場に近い、パイオニア・スクエアのKing St. 路面にできたひび割れが、掘削機修理作業の影響かどうか、シアトル市とワシントン州の技術者が調査を行っている。ワシントン州運輸局が11日(木)公表したデータによると、King St. と1St. Ave. の交差点では2010年と比較して1.4インチ地盤沈下が進んだ。付近の人々は、最近、King St. に見られるひび割れが大きくなってきており、掘削機修理に関連した地下水くみ上げが原因ではないかと懸念している。自治体の技術者は11日、大型X線器機を使用し、King St. 地下の様子を調査。専門家によると、パイオニア・スクエアの建物はかなり古いものが多く、構造的にも地盤沈下による深刻な損傷を受けやすいという。King5の関連記事はこちら

6歳児童がスクールバスに7時間取り残される

12/11/2014 ・Seattle Times

サーストン郡レイシーのLydia Hawk小学校に通う6歳の男の子が、9日(火)午後、車庫に入ったスクールバスに約7時間、1人で取り残される出来事が起こった。この日、バスを運転していたのは臨時勤務のドライバーで、バスを車庫に駐車する際、児童が全員下車したかどうかの確認はしていなかった。取り残された児童は特別支援学級の1年生で、学校から地元のデイケアで下車するはずだった。デイケアに迎えに行った保護者の1人である里親は、児童がデイケアにいなかったことに対し、既に実母が迎えにきたものと思い込み、警察への通報まで数時間が経過していた。同日夜11時ごろ、郡保安警官が学校区車庫に駐車されているバスの中で児童を発見した。スクールバスの運転手は責任を問われ、10日(水)に解雇された。Seattle Timesの関連記事はこちら

公道走行距離1マイル毎の課税案、WA州で承認が予想

12/10/2014 ・King5

ワシントン州交通委員会は、公道での車の走行距離1マイル毎の課税(Road Usage Charge)の試験導入を承認すると見られる。これまでワシントン州では、ガゾリン税で道路の整備費や建設費を捻出してきたが、ハイプリッド車や電気自動車の増加に伴い、この税収入が減少。これに代わる財源としてRoad Usage Chargeが検討されている。この課税案では、走行距離に関係なく一律料金を支払うか、車に搭載の走行距離計で距離を調べ州に報告、または専用GPS器機を自動車に搭載するか、スマートフォンにアプリをダウンロードし、GPS機能で走行距離を自動測定させる4つの選択肢が運転者に与えられる。新課税を試験導入するかどうかの最終承認は来年1月、州議会で問われることになる。承認された場合、2016年にテストが開始され、GPS利用は2017年以降の見込み。King5の関連記事はこちら

ワシントン州西部で激しい雨、洪水や土砂崩れに注意

12/9/2014 ・King5

ワシントン州西部では今週予報されている大雨の影響で、洪水や土砂崩れが発生する恐れがある。ボガシェル川、エルホワ川、スココミッシュ川では既に洪水警報が出されており、他にもいくつかの河川で洪水への注意が呼びかけられている。オリンピック半島、キットサップ半島、またキング郡、サーストン郡を除く内陸部で発令された洪水注意報は12日(金)午後まで続く見込み。特にオリンピック半島では11日(木)夜までに8インチから14インチの雨量が見込まれ、他の地域では2インチから6インチの雨となる模様。ピュージェット湾域と北西部の内陸でも沿岸洪水注意報が9日(火)正午まで発令されている。水分を含んで地盤がゆるみ、土砂崩れの危険が高まっている他、強風の影響で倒木や停電が発生する可能性があり注意が必要である。King5の関連記事はこちら

地盤沈下発生でトンネル掘削機修理作業に影響

12/8/2014 ・Seattle Times

ワシントン州運輸局は7日(日)、シアトルのAlaskan Way高架橋近くで不均一な地盤沈下(不同沈下)が認められたと発表し、ウォーター・フロントでのHwy.99トンネル建設の掘削機修理作業が更に遅れる影響が出そうだ。Seattle Tunnel Partnersは、停止中のトンネル掘削機を修理するのに深さ120フィートに及ぶ穴の掘削をしているが、現場への浸水を防止するための地下水くみ上げが地盤沈下を引き起こしている恐れがある。既に掘削が行われた部分の損傷発生回避や作業員の安全のため、この作業は停止された。また、高架橋では先月、1.2インチの地盤沈下があったが、沈下は一様で、橋自体に影響はなく、安全に通行できる状態であると運輸局は話している。当初2015年12月開通予定で始まったトンネル建設だが、既に約1年の遅れを出しており、これまでに掘削が終わっているのは工事計画2マイルのうちの約10%のみ。Seattle Timesの関連記事はこちら