シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年10月26日~30日(10月5週目)

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今週末、シアトル地域ではこの秋最初の大雨と嵐が予報されているが、シアトル市は住民に対し、洪水被害を避けるため、住宅近辺にある雨水用の排水口の落ち葉を取り除くよう呼びかけている。市は7万8千以上の雨水排水用の道路側溝を管理し、日頃洪水回避に努めているが、住民が落ち葉を取り除くことで回避できる洪水被害もあると話している。現在、市はウエブサイトにて、近所の道路側溝の管理をしてくれる住民を募集。登録者にはくま手、手袋、反射ベストが支給される。天気予報によると、雨足が強まるのは30日(金)夜から31日(土)朝にかけて。31日、ハロウィーンの午後に天気は回復し始め、夜まで、にわか雨となる。11月1日(日)は所によりにわか雨、また雷雨になる可能性がある。国立気象台は30日夜から1日午後までワシントン州西部に洪水注意報を発令。嵐到来時には、シアトル市の公営事業作業員が洪水対策のため24時間体制で待機する。King5の関連記事はこちら

シアトル図書館の名称変更提案が却下

10/29/2015 ・Seattle Times

シアトル図書館は名称変更とロゴの変更を提案していたが、28日(水)に行われた評議会での投票の結果、提案は却下された。投票前には意見を述べた6人全員が評議会に名称変更しないよう請願し、またブランド再構築提案に際して、既に36万5千ドルが図書館基金から使われたことを批判。また、同図書館が先月から約3週間実施したオンライン・アンケートでは14,000人以上から回答があり、そのうち約70パーセントは名称が変わっても図書館サービスに対する意識は変わらないと答えた。提案では図書館の名称は「The Seattle Public Library」から「Seattle Public Libraries」へ変更し、新しいロゴについては3案が提出されていた。ブランド再構築が実際に行われた場合、2017年までにさらに約57万ドルの経費がかかると見られていた。Seattle Timesの関連記事はこちら

全米学力調査の数学スコア、25年間で初めて低下

10/28/2015 ・Seattle Times

アメリカ合衆国教育省は28日(水)、2015年に実施された全米学力調査National Assessment of Educational Progress(NAEP)の最新結果を公開したが1990年以来初めて数学の平均スコアが低下したことがわかった。NAEPは生徒の学力動向を調べる目的で、4年生と8年生を対象に2年毎に実施される数学と読解の全国統一テストで、2013年まで両学年の数学のスコアは上昇し続けていた。
2013年実施の調査結果と比較して、数学では500点満点のうち4年生が1ポイント、8年生では2ポイント低下した。また、読解については8年生が前回よりも2ポイント下がったが、4年生は変わらなかった。ワシントン州では、8年生のスコアは2013年と比べ、数学で3ポイント、読解で5ポイント低下したが、4年生の結果はほぼ変わらなかった。90年代に行われた調査結果と比較すると最新のスコアは高いレベルではあるが、教育省はスコアの低下が一時的なものなのかどうか、次回の調査実施まで判断できないとしている。Seattle Timesの関連記事はこちら

REIがブラックフライデーに休業を発表

10/27/2015 ・King5

シアトルを拠点とする大手アウドドア用品専門店のREIは26日(月)、クリスマス商戦が始まる感謝祭の翌日、ブラックフライデーの11月27日(金)に全143店舗で休業すると発表した。同日はREIのオンラインストアで買い物はできるが、ブラックフライデーのセールは行わず、また発注は翌日の11月28日(土)まで処理されない。REIは消費者や従業員にブラックフライデーに買い物ではなく野外で過ごすことを奨励し、同社の従業員1万2千人には有給休暇が与えられる。近年、多くの小売店ではブラックフライデーの開店時間が早まる傾向にあるが、REI以外にも、シアトル地域を本拠地とするCostcoやNordstromも同日は休業する。King5の関連記事はこちら