シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年1月2日~6日(1月1週目)

NFLプレーオフでのワイルドカードの試合が7日(土)、シアトル・シーホークスとデトロイト・ライオンズとの間で行われるが、開催地のセンチュリーリンク・フィールドでは、地面の揺れを計測するセンサーやカメラなど数台が設置された。ワシントン大学のパシフィックノースウエスト地震ネットワーク研究所は試合が行なわれている間、ファンの歓声や足の踏み鳴らしによる揺れを観測し、ウェブサイトにて結果をリアルタイムに公開する。実際の地震発生時に備え、球場でファンが起こす揺れの観測を通して、揺れの検知や解析、地震の情報提供を迅速かつ確実に行うことが目的であると関係者は話している。同研究所は2年前にも、センチュリーリンク・フィールドで開催されたプレーオフで、同様の観測を行っている。2011年のプレーオフ戦では、シーホークスのマショーン・リンチ元選手が67ヤードのタッチダウンを決める間際に球場近くの地震観測計が反応し、 記録された揺れは「Beast Quake」と呼ばれている。Seattle Timesの関連記事はこちら

インフルエンザが流行、キング郡で8人が死亡

1/5/2017 ・Seattle Times

シアトル・キング郡保健局は4日(水)の記者会見にて、現在流行しているインフルエンザが関連したキング郡における死亡者数が8人に達したと発表した。死亡したのは63〜94歳の患者で、ワシントン州の統計でも、インフルエンザによる死亡が最も多いのは65歳以上という結果が出ている。郡内の緊急病棟では患者の約5パーセントがインフルエンザの症状で訪れており、保健当局は予防接種を受けていない人は今からでも受けるよう呼び掛けている。今年流行しているのはH3N2型で、2014年から2015年に大流行し、ワシントン州内で157人が死亡した型と同じであると州保健局は話している。Seattle Timesの関連記事はこちら

最高齢の南部定住型オルカ、死亡の可能性

1/4/2017 ・Seattle Times

非営利団体のクジラ研究所は2日(月)、絶滅危機に瀕しているピュージェット湾に生息する南部定住型(Jポッド)で最高齢のオルカが死亡した可能性が高いことを明らかにした。同研究所の40年以上の調査において、これまで頻繁に姿が確認されていたメスのオルカJ2(愛称グラニー)が10月以降、確認されていない。オルカの平均寿命は60-80年であるが、J2の年齢は推定105歳。南部定住型オルカは2015年に8頭が生まれベビーブームとなったが、このオルカを含めると2016年の間に死亡、または生存の確認ができていないオルカは7頭に及ぶと報告されており、先月末31日(土)時点で生息数は推定78頭まで減少している。Seattle Timesの関連記事はこちら