シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年3月13日~3月17日(3月3週目)

トランプ大統領は連邦機関などへの大幅な予算削減を盛り込んだ2018会計年度予算案を議会に提出したが、これが承認されるとワシントン州のさまざまな計画に大きな影響を及ぼす可能性があると、複数の地元メディアが報道している。シアトルタイムスによると、子どものアフタースクール・プログラム、手ごろな価格での住宅提供、医療研究、環境対策、ライトレール建設などへの連邦政府からの出資が大きく削減される一方、軍事費やハンフォード核施設の浄化作業費などへの予算が引き上げられる。大統領の予算案に対してワシントン州のインスリー知事は、住民の安全や健康維持を脅かす非常に好ましくないものであると非難している。Seattle Timesの関連記事はこちら

キング郡とスノホミッシュ郡、ノロウィルス流行の疑いで監視強化

3/16/2017 ・KING5

最近ノロウィルス感染の疑いがある症状を訴えるケースが増加していることから、シアトル・キング郡保健局は状況把握の調査を開始するなど、感染に対する監視を強化していると地元ニュースメディアのKING5が伝えている。シアトルにあるサニスロ小学校では今週、何人かの生徒や教員が胃腸の不調を訴えていることを保護者へ通知しており、またノロウィルスに感染した疑いのある患者が出たジョン・ミューア小学校では先週9日(木)から数日間、清掃などの理由で休校措置を取っている。さらにスノホミッシュ郡保健局は、メリーズビルにある屋内トランポリン施設アルティチュード・トランポリン・パークを10日(金)以降に訪れた少なくとも10人がノロウィルス感染のような症状を訴えていることを明らかにしている。このため同施設では14日(火)、清掃のため一時的に閉鎖されている。スノホミッシュ保健局は感染状況を把握するためコールセンターを開設しており、症状が出た場合はへ連絡するよう住民に呼びかけている。症状の詳細についてはオリジナル記事に記載。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部で洪水警報発令

3/15/2017 ・Seattle Times

国立気象台によるとシアトルでは、3月1日から15日までの総雨量が例年の3月1カ月分の総雨量をすでに上回っており、ワシントン州西部では洪水警報や洪水注意報が発令されている。15日午前11時の時点で国立気象台は、キング郡のスノコルミー川、メイソン郡のスココミッシュ川、ルイス郡のカウリッツ川、ピアス郡のホワイト川、そしてキティタス郡の小川数本に洪水警報を出している。さらにキング郡は、スノコルミー川、グリーン川、ホワイト川などで、小規模な洪水が発生している状態を指す「洪水警報フェーズ2」を発令している。天気予報によると、現在雨をもたらしている停滞前線は、15日遅くには東へ移動し、それに伴い雨は弱まる見込み。Seattle Timesの関連記事はこちら

コククジラ、ピュージェット湾で回遊を確認

3/13/2017 ・KING5

先週、ピュージェット湾で回遊するコククジラが今年初めて確認された。ホエール・ウォッチング・ツアーを主催しているピュージェット・サウンド・エクスプレスの関係者によると、クジラの群れはエベレット近くの10フィートほどの浅瀬などで目撃されており、岸からクジラが吹き上げる潮を見ることができると話している。コククジラの大きさは推定体長約45フィート、体重約40トンで、餌となるエビを求めて、通常数カ月の間、ピュージェット湾に留まる。KING5の関連記事はこちら