アイバースの空港店舗、入札によりリース更新できず
6/9/2017 ・Seattle Times
シアトル港湾局は最近行った入札の結果、シータック空港のセントラル・ターミナルにある人気シーフードレストラン、アイバース・フィッシュ・バーとのリース契約を更新せず、来年から他の業者と契約することを8日(木)に明らかにした。アイバースの経営者であるボブ・ドネガン氏は入札システムに疑問を持ち、結果に納得しておらず、同じ場所での営業が継続できるよう働きかけることを表明。通常の3倍以上の申し込みがあった今回の入札では、空港側が参加業者について事業の背景、コンセプト、賃貸料の提示額、運営面などの複数項目について評価し、シーフードレストランのLucky Louie Alaska Seafood Shackを選んだ。シータック空港の関係者は、今回の決定は公正な入札の結果であり、アイバースは今後行われる他の場所への入札に参加することもできると話している。現在シータック空港には86カ所の店舗スペースがあり、現在の拡張工事が完了すると合計135カ所まで増える。アイバースのシータック空港店はアメリカ国内の空港レストラン・ベスト10など17の賞を受賞しており、ドネガン氏によると12年間で500万ドル以上のテナント料を空港に支払っている。Seattle Timesの関連記事はこちら
シアトル学校区、今秋からの授業開始時間の変更案を承
6/8/2017 ・KING5
シアトル学校区教育委員会は7日(水)、来年度の授業時間変更案を投票により承認した。今年度より授業開始が10分早められ、終了時間は10分遅くなる。また、毎週水曜は教員が授業の準備などに専念できるよう、授業終了時間が通常よりも75分早められる。同学校区の大幅な授業時間変更は2年連続。現在スクールバスの運行は予算の関係で3回に分けられ、それに伴い3パターンの授業開始時間が設けられているが、学校区はこれを2回に減らすことも検討している。シアトルのマレー市長は230万ドルの資金拠出を提案しており、市議会で承認を得られると、一番早いバスの運行廃止の実現が可能となる。その場合、授業開始時間は小学校が午前8時、中学、高校では午後9時になるとみられる。シアトル学校区は6月16日(金)までに来年度のスケジュールを最終決定する予定。KING5の関連記事はこちら
シアトルで長年親しまれてきた映画館が突然閉館
6/7/2017 ・KING5
映画館チェーンLandmark Theatersがシアトル周辺で経営する映画館3軒のうち、2軒が改装を理由に6日(火)に突然閉館された。閉館されたのはユニバーシティ・ディストリクトのThe Seven Gablesと、ウォーリングフォオードのGuild 45th。ウェブサイトには「リノベーションプランの詳細をお待ちください」とあり、改装工事の詳細は明らかにされていない。また地元メディアのシアトルタイムズは、現時点でLandmark Theatersからシアトル市に改修工事に関する申請が提出されていないと伝えている。Guild 45thは1919年、The Seven Gablesは1925年に建築された建物で老朽化が進んでいた。同チェーンのショアラインにあるThe Crest Cinema Centerは営業が続けられている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市議会が砂糖入り飲料への課税導入法案を可決
6/6/2017 ・KING5
シアトル市議会は5日(月)、砂糖入り飲料への課税導入法案への投票を行い、賛成票7、反対票1で可決した。コーラなどの炭酸飲料など、1オンスにつき1.75セント課税する条例案は、6日(火)にマレー市長が署名するとみられ、法的な異議申し立てがない限り2018年1月1日より施行される予定。税収は子供の教育プログラム資金に充てられる。同条例案を推し進めてきたティム・ バージェス議員は、砂糖入り飲料への課税は健康的な食習慣の促進と子供の肥満防止に必要であると話している。課税を巡っては、砂糖入り飲料を扱う地元の事業主などから反対の声が上がっている。KING5の関連記事はこちら
ライトレール拡張計画のため、I-90エクスプレス・レーンが永久的に閉鎖
6/5/2017 ・KING5
ライトレール拡張線計画に伴い、4日(日)に1-90のシアトル-ベルビュー間で新しいHOV車線がオープンし、これまでのエクスプレス・レーンが閉鎖された。現在の計画によると、従来のエクスプレス・レーンはシアトルとレドモンドを結ぶライトレール東線に変更され、2023年にはオーバーレイクまでのサービスが開通する予定。KING5の関連記事はこちら
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