2015年3月16日～20日（3月第3週目）

シアトル市は19日（木）、市内にある全ての公園全域において、喫煙を禁止する規則を設けるよう公園管理委員会に求めた。2010年に導入された現行の公園利用規則では、他の利用者から25フィート以内、また、プレイエリア、ビーチにおいて、喫煙などタバコの使用が禁止されている。公園 ・ レクリエーション課長代理は、公園利用者は健康的な野外活動を求めており、また、公園内での喫煙は、同課が目指す公園や市民の健全性と一致しないとコメントしている。公園利用規則変更案に対しては公園 ・ レクリエーション課本部で4月16日に公聴会が予定されている。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州交通委員会は、I-405の1部に導入される有料車線の通行料金について18日（水）夜に行った投票の結果、最低75セント、最高10ドルとすることを承認した。有料車線は今年秋に開通予定で、通常、1日の変動料金は75セントから4ドルの間になると見込んでいる。平日ピーク時の午前5時から9時と午後3時から7時には3人以上、それ以外の時間帯は2人以上が1台に乗車していると無料でこの車線を利用できるが、運転者がGood To Go!アカウントや Flex Passなどを所有していないと料金が課せられる。また、オートバイやバスなどの公共輸送車両の通行料金は無料。Good To Go!アカウントのない車線利用者には通行料金に2ドル上乗せした料金が請求される。交通渋滞緩和が期待されて導入される有料車線は、ベルビューとボゼル間で2車線、ボゼルとリンウッド間で1車線設置される。King5の関連記事はこちら

SR520の浮き橋で、17日（火）午後10時頃、橋の上に架かる大型標識が通行中のバスに落下する事故が発生した。バスの乗客8人が病院に運ばれたが、全員が軽傷であった。現場ではトラックトレーラー から建設中の橋にパイプをクレーンで運ぶ作業が行われており、運搬中のパイプが、バスにぶつかった後、標識にも衝突して落下。現場はLake Washington Blvd. 付近で、事故の調査や後処理で浮き橋は一旦閉鎖されたが、18日（水）午前5時頃再開した。浮き橋建設現場では、先週、作業員の落下死亡事故が起こったばかり。Seattle Timesの関連記事はこちら

アメリカの大手食品メーカー、クラフトフーズは17日（火）、人気商品であるマカロニ＆チーズのオリジナル・フレイバー（7.25オンス）、約24万2千箱に金属の破片が混入している可能性があるとして自主回収することを発表した。回収対象となる商品は、箱に記された「best when used by」の日付が2015年9月18日から2015年10月11日の間で、生産ラインを表す「C2」のコードが記載されているもの。いくつかの商品は「best when used by」の日付が異なる回収対象外の商品と一緒に3個、4個または5個のパック商品で売られている。回収は購入した店舗で行われており、商品の代金は返金される。同社によると、これまで消費者から商品の箱に金属片が紛れ込んでいたと8件の苦情があったが、それによるケガは報告されていない。King5の関連記事はこちら

シアトル・パブリック・ユーティリティーズ(SPU)とキング郡は16日（月）、ピュージェット湾の水質汚染防止策の１つとして、住宅敷地におけるレインガーデン造成助成金の適応対象世帯を14,000戸追加すると発表した。これらの世帯は古い合流式下水道を利用しており、対象となる世帯数は合計55,000戸に上る。SPU関係者によると、古い合流管の付け替え工事よりも、レインガーデンへの助成金を支払う方が出費が抑えられる。合流式下水道では家庭の汚水と雨水が一緒に合流管で集められるが、雨量が多い場合、汚水がピュージェット湾に流出し、環境に悪影響を及ぼす。現在、レインガーデン・プロジェクトに参加している600戸だけでも、下水道を通る雨水を年間900万ガロン削減できるという。助成金対象世帯の確認はこちら。King5の関連記事はこちら

シアトルのビーコン・ヒルで15日（日）、高校生が走行中の車から何者かに発砲され、搬送先の病院で死亡した。被害者はCleveland高校の3年生で、同日午後4時頃、15th Ave. S. と S. Forest St.の交差点付近を歩いていたところ、銃弾を受けた。目撃者によると、容疑者は青、または緑のホンダ・アコードかシビックを運転しており、発砲後、急いで逃走した。16日朝現在、容疑者は特定されておらず、被害者を狙った犯罪かどうかは不明。警察は捜査を進めるとともに、一般市民から事件に関わる情報を募っている。King5の関連記事はこちら