シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2015年8月1日~7日(8月第2週目)

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ワシントン州保健局は6日(木)、昨年、州内では尊厳死法に基づいて処方された致死量の薬物の自己投与で126人が死亡したと伝えた。報告によると、安楽死を求めて処方薬物を受け取ったのは176人。そのうち、薬物投与以外または投与未確認も含めて170人が亡くなっている。安楽死したのは21歳から101歳で、ほぼ全員がカスケード山脈から西側に居住する白人。多くは癌を患い、また、ほとんどが自宅で死亡している。ワシントン州での尊厳死法施行開始以来、6年間に成人の末期患者725人が医師により処方された薬物を使用して安楽死した。King5の関連記事はこちら

アラスカへ漂着した津波のがれき運搬船、シアトルに到着

8/7/2015 ・King5

東日本大震災による津波で流されたとみられるがれきを積載したアラスカからの船が6日(木)にシアトルへ入港した。シアトルでは再生品の分別作業が行われる。先月より、船はアラスカ州コディアックから各地に寄港して、ヘリコプターを使って岩が多い海岸から撤去されたがれきを回収しつつ、海岸線に沿ってシアトルへ到着。日本政府はアラスカ州へ津波のがれき撤収作業などのために500万ドルを援助しており、その一部である90万ドルが今回の作業に使われた。King5の関連記事はこちら

セントラル・ディストリクトで横断歩道が汎アフリカ色に

8/6/2015 ・King5

シアトルのセントラル・ディストリクトでアフリカ系アメリカ人のルーツや文化を祝うイベント、UmojaFest Paradeが行われた先週、同地域にある数カ所の横断歩道が何者かによって汎アフリカ色である赤、緑、黒の3色に塗り替えられた。塗装を行ったのは、地域で活動する団体とみられている。住民の間では、地域の文化を象徴するものとして歓迎する声もあるが、同時に色が目立ちにくく、光を反射しなくなった横断歩道に対して安全性への懸念も浮上。シアトル運輸局ではコミュニティを尊重するとともに、横断歩道の安全面を考慮して市の対応を検討する。今年6月にはPride Week中、キャピトル・ヒルで横断歩道が性的マイノリティの尊厳や社会運動を象徴する七色に塗装され、マレー市長が参加してお披露目が行われた。King5の関連記事はこちら

マイクロソフト、育児休暇制度を大きく変更

8/5/2015 ・King5

マイクロソフトは5日(水)、育児休暇制度を大きく変更し、該当する女性または男性社員に対して12週間、給与全額支給での休暇取得を認めると発表した。出産する女性社員は、育児休暇の他、産前産後休暇が8週間取得でき、その間の給与は全額支給される。変更の適用は11月1日より実施。前日にはオンライン動画配信大手のネットフリックスが出産、または養子縁組での育児休暇を給与全額支給で最高1年間取得できるという大幅な方針変更を発表している。King5の関連記事はこちら

シアトル市が新しい緊急警報システム開始

8/4/2015 ・King5

シアトル市は新しい緊急警報システムのAlertSeattleを4日(火)に立ち上げた。同システムでは、登録している一般市民に対し、地域において発生している火事や事故、交通渋滞や悪天候、健康に関する警報などをリアルタイムで提供する。登録は無料でオンライン上で行え、通知方法や入手したい情報の種類も選択可能。マレー市長は、新システムは市の安全性を向上させ、緊急時には市民や滞在者に向けて救命に繋がる可能性のある情報を提供できるコメントしている。また、警察によると、緊急発生時に911へ、何が起こっていのるかという問い合わせも多く、新システム導入でこういった状況を改善できると話している。King5の関連記事はこちら

落下物の報告が寄せられているI-5の橋で安全点検実施

8/3/2015 ・King5

ワシントン州運輸局(WSDOT)は3日(月)から6日(木)の間、キャピトル・ヒルとユニバーシティ・ディストリクトの間に架かり、I-5が通るシアトルのシップカナル・ブリッジの安全総点検を行う。橋から落下物があったと多くの報告がWSDOTに寄せられているが、先月、橋の下に駐車中の車に落下物があったと報告を受けて部分的に点検した際には、橋に異常は無かったとしている。また、先月27日(日)、橋の下でボートに乗っていた男性は、頭上182フィートにある橋から何らかの破片が落下してボートに当ったと同局へ報告しており、もう少しでケガをするところだったと話している。シップカナル・ブリッジの総点検は少なくとも2年に1回実施されている。King5の関連記事はこちら