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2016年2月22日~26日(2月4週目)

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全米でもトップレベルの癌治療で有名なSeattle Cancer Care Alliance(SCCA)は、ワシントン州西部でのマンモグラフィー検査の出張サービスを拡大する。病院を訪れるのが困難な女性でも検診を受けられるよう、最新の3D技術に対応した検査器機を積んだトラックでピュージェット湾地域を巡回。検査時間は約15分で、結果は48時間以内に受け取ることができる。現在同病院が所有するマンモグラフィー検査用車両は1台だが、間もなく2台に増やし、週に2日間出張サービスを実施。40歳以上の女性は医療保険に加入していなくても検査費を支払う必要はない。2台目のサービス開始日はまだ決っていない。KING5の関連記事はこちら

ピュージェット湾地域の処理水から多くの薬品が検出

2/25/2016 ・KING5

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、ワシントン大学を通じて行ったピュージェット湾地域の水質汚染調査結果を今週報告し、薬品による汚染が米国内でも高いレベルに達していることがわかった。調査はタコマやブレマトン地域の浄水場から排出された処理水を対象に行われ、付近の水路や河川などの水、また鮭などの魚をサンプルとして採取。分析項目として挙げられた成分のうち約60パーセントをサンプルの水から検出し、抗うつ剤や鎮痛剤、除菌用ジェルなどのパーソナルケア製品に含まれる成分など81種類に及ぶ薬品が汚染の原因となっている。関係者によると、検出した薬品の環境有害性について多くは分かっていないが、魚の体内に蓄積された薬品の多くは魚の生育や行動に影響を与えるものであった。キングサーモンの脳から検出された抗うつ剤の量は、魚の新陳代謝、生殖や成長など細胞に悪影響を及ぼす恐れがある高レベルで、また、採取した水に含まれていた抗生物質は水に生息するバクテリアの生態系を壊す可能性がある。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州で初めてのジカウィルス感染者確認される

2/23/2016 ・KING5

ワシントン州保健局によると、アメリカ疾病管理予防センターは22日(月)、ワシントン州で初めてとなるジカウィルス感染者を確認した。患者はメイソン郡在住の20代の男性で、最近、南太平洋を訪れていた。ジカウィルスはワシントン州には存在しない種類の蚊を媒介とするため、州内での感染拡大の可能性は非常に低いと関係者は話している。現在南米を中心にジカウィルスが流行しているが、ワクチンは今のところ開発されていない。また、妊娠中のジカウイルス感染が新生児の小頭症の原因と疑われている。KING5の関連記事はこちら

シアトル市、信号無視監視カメラ増設を検討

2/22/2016 ・KING5

シアトル警察署は監視カメラを使用した取締りにより、2015年に信号無視39,414件分の違反切符を発行したことを公表した。現在の罰金額は136ドルで、2015年に発行された違反切符は合計530万ドル以上に上る。市内では監視カメラが捉えた信号無視は過去2年間で23パーセント増加。1日平均100件以上の裁判所への出頭命令が出されているが、今後も違反件数は増加すると見られている。信号無視監視カメラは2006年にシアトルに初めて導入され、これまで市内にある23の交差点で31台が稼動。市運輸局では監視カメラ増設のため、信号無視が多く発生しているとみられる交差点のデータ収集をを行っている。KING5の関連記事はこちら