シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年8月28日~9月1日(8月5週目/9月1週目)

高温と乾燥した天気が続いているため、ワシントン州天然資源局は1日(金)付けでワシントン州北西部にキャンプファイヤーや焚き火を禁止するBurn Banを発令した。ワットコム郡、スカジット郡、スノホミッシュ郡、アイランド郡、サンファン郡にある州立森林、州立公園、同局管轄の森林地帯などでの全ての焚き火、キャンプファイヤーを禁止している。またノース・カスケード国立公園も同公園内、ロス湖国立レクリエーション・エリア、シェラン湖国立レクリエーション・エリアにおけるキャンプファイヤー、そして薪、成形木炭、その他の燃料を使った焚き火やバーベキューを禁止。プロパンガスでの火の使用は許可されている。KING5の関連記事はこちら

ハリケーン被害のテキサス州からのペット、シアトルに到着

8/31/2017 ・Seattle Times

テキサス州のアニマル・シェルターにいた犬35頭が30日(水)午後、シアトルのボーイング・フィールドに到着し、シアトル・ヒューメインとPAWSが受け入れた。ヒューストン、サンアントニオやダラスなどのアニマル・シェルターでは現在、今後増えるとみられるハリケーン・ハービーの被害で行き場を失ったペット救済の準備を行っており、これまで施設に収容していた動物を他の地域のシェルターへ移している。ベルビューに新しくアニマル・シェルターをオープンしたばかりのシアトル・ヒューメインは猫200匹、犬100頭の受け入れを申し出ており、到着した犬のうち21頭を同施設に収容。残りの14頭はPAWSが引き取った。シアトル・ヒューメインが預かった犬は健康状態の検査の後、里親に預けられる。また同団体ではボランティアや寄付などを募っており、新たにペットの里親になることを検討する人へのオリエンテーションを開催する。今後、さらに数回にわたってテキサス州から保護が必要なペットがシアトルに到着する予定。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州の住宅販売価格中央値が過去最高に

8/30/2017 ・KING5

不動産の調査を行うワシントン大学のWashington Center for Real Estate Researchが28日(月)に出した報告によると、2017年第2四半期におけるワシントン州の住宅価格中央値が過去最高となった。中央値は前年比6.6パーセント上昇で33万7700ドルとなり、州内の住宅価格がこれまでで最も高い水準であることを表している。この住宅価格上昇は在庫不足が原因とみられている。地域別で最も中央値が高かったのは、前年比で14.9パーセント上昇のキング郡で65万800ドル。一方、中央値が最も低かったのはリンカーン郡で8万9000だった。また29日(火)に発表された一戸建住宅の価格変動を示す6月のケース・シラー住宅価格指数では、シアトルは前年比で13.4パーセント上昇しており、調査対象の米国内主要20都市で最も大きな伸びをみせた。KING5の関連記事はこちら

シアトルの大企業がハリケーン・ハービー被災者へ寄付

8/29/2017 ・KING5

シアトルを拠点とするマイクロソフト社、アマゾン・ドット・コム、スターバックスは27日(日)、大型ハリケーン・ハービーの被災者支援のための寄付を行うことを表明した。スターバックスは25万ドルの寄付を約束。アメリカ国内にある同社の店舗ではアメリカ赤十字社への募金受付を開始し、さらに従業員が行う寄付に対してマッチング・ドネーションも行う。アマゾン・ドット・コムとホールフーズはアマゾン・ドット・コムのウェブサイトをから行われたアメリカ赤十字社への寄付に最大100万ドルのマッチングを行うと発表。顧客は同ウェブサイトより、物資の支援を行うこともできる。マイクロソフト社は支援金10万ドルを同じく赤十字社へ贈る。5段階のうち2番目に強いカテゴリー4の勢力を持ったハリケーン・ハービーは25日(金)にテキサス州に上陸。ヒューストンでの洪水など各地で甚大な被害をもたらした。26日には熱帯低気圧へと変わっている。KING5の関連記事はこちら

山火事の煙でピュージェット湾地域に霞が発生

8/28/2017 ・Seattle Times

アメリカ国立気象局は28日(月)朝現在、カスケード山脈東側のワシントン州クレエルム近くで発生している山火事の煙がピュージェット湾地域へ流れ込んでいると報告している。州内陸から海岸へ向かって吹く東からの風で煙が運ばれているが、8月初旬に同地域が受けたBC州の山火事の煙による影響ほど大気の状態は悪化しないとみている。28日午後には風向きが南西へと変わる予報で、霞が晴れるのを助けるであろうと気象局の気象学者は話している。ワシントン州エコロジー局によると、同日朝のピュージェット湾の各地域における大気質レベルはおおむね「「good(良い)」や「Moderate(並み)」となっている。Seattle Timesの関連記事はこちら