2017年10月30日～11月3日（10月5週目/11月1週目）

シアトル・マリナーズは2日（木）、岩隈久志投手との2018年の契約オプションを行使しないことを発表した。これにより岩隈投手はフリーエージェントとなり、年棒1000万ドルの代わりに、違約金100万ドルを受け取ることになる。5月10日に右肩炎症のため故障者リスト入りした後、岩隈投手はシーズン中に試合復帰できなかった。また9月には肩の手術を受けており、来年の春頃まで投球は再開できないと見られている。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州西部の一部低地において、2日（木）夜に初雪が降る可能性が出てきたとシアトルのニュースメディアKING5の気象予報士が同日朝に伝えている。ベリングハムやワットコム郡では2日午後から夜にかけて冷たい強風が吹くと予報されおり、ワットコム郡内陸部ではスノーレベルが海面近くまで下がる。しかし、積雪はほとんどないと見ている。またポート・アンジェルス付近の山麓でも雪が観測される可能性がある。他の地域では冷たい北風が吹き、にわか雨が降りやすい天気となる。2日から3日（金）にかけてはスノーレベルが1000フィートあたりまで下がるため、内陸部では標高500フィート以上の高地などで湿った雪が降る可能性がある。スノコルミー・パス付近では2-3インチの積雪、また標高5000フィート以上の山岳部では8-10インチの積雪を見込んでいる。KING5の関連記事はこちら

1日（水）より、ワシントン州の個人用医療保険の2018年度分の一般加入登録受付が始まった。Washington Health Benefit Exchangeへの登録期間は、2018年1月1日から有効になる保険については12月15日まで、2018年2月1日から有効になる保険は来年1月15日まで。Washington Healthplanfinderのウェブサイトで登録が可能。また州内13カ所において、予約制で職員が個別の登録サポートを行っている。ワシントン州では人口の約5パーセントにあたる30万人以上が、雇用主からの保険提供を受けておらず、個人で保険に加入する必要がある。昨年は22万5千人以上が登録期間に申請を行った。KING5の関連記事はこちら

29（日）にシアトルのセンチュリーリンク・フィールドで行われたシアトル・シーホークス対ヒューストン・テキサンズの試合中、ファンの大歓声で球場近くに設置されている地震計が揺れを記録した。38-34でテキサンズがリードしていた第4クオーター、試合残り時間21秒で、シーホークスのラッセル・ウィルソン選手（QB）がジミー・グラハム選手（TE）へ18ヤードのパスを投げ、タッチダウンが成功。その後45秒間以上、Pacific Northwest Seismic Networkの地震計が揺れを観測した。この試合でシーホークスは38-41で勝利し、4連勝を飾っている。これまでにもシーホークス・ファンの歓声で地震計が反応することがあり、2011年に同球場で行われたニューオリンズ・セインツとのプレーオフ戦で、当時シーホークスでプレーしていたマショーン・リンチ選手（RB）が67ヤードのタッチダウン・ランを決めた時に起こった揺れは、「Beast Quake」と呼ばれている。KING5の関連記事はこちら

29日（日）夜、9月の大型ハリケーン直撃後、保護されたペットで過密状態にあったプエルトリコのアニマル・シェルターからの動物154匹がシアトルに到着した。動物愛護団体シアトル・ヒューメインが、今年ハリケーンの被害を受けたテキサスやプエルトリコから動物を受け入れるのは今回が6回目。全米人道協会（Humane Society of the United States）により輸送された犬や猫は午後11時頃、民間航空機にてボーイング・フィールドに到着。動物は検査などを受けた後、養子縁組が可能となる。シアトル・ヒューメインでは現在、Seattle Humane Disaster Fundにて被災地からの動物の受け入れのための募金を募っている。KIRO7の関連記事はこちら