シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2017年10月9日~10月13日(10月2週目)

最近発表されたワシントン大学の調査によると、シアトルに住む4人家族の基本的な生活費は1年間に7万5千ドル以上に及ぶと報告されている。この数字は国の統計や基準を元に、大人2人と学齢児童、そして就学前の子供がいる家族をモデルに住宅費、食費、保育料や交通費など、生活に必要な費用を算出して合計したもの。交通費には公共交通機関利用時の料金のみが含まれいる。この調査報告を書いた研究者の一人であるCenter for Women’s Welfareのリサ・マイクセルさんによると、住宅費と保育料の上昇が生活費増加の大きな要因となっている。ベルビュー、レドモンド、マーサー・アイランドなどイーストサイド地域では、同じ条件における1年間の生活費は9万4千ドル。またシアトルとワシントン州の他の地域での格差は2006年以来拡大しており、シアトルの2006年からの2017年までの生活費は約62パーセント上昇している。KING5の関連記事はこちら

WA州西部でオープンハウスを狙った盗難が増加

10/12/2017 ・KING5

住宅価格の高騰が続いているワシントン州西部において、売りに出ている住宅のオープンハウスを狙った盗難が増加していると、警察が不動産関係者や売主に対して警告している。10月6日(金)にはアーリントンで総額800ドル以上の価値がある宝石類がオープンハウス会場の住宅から盗まれ、寝室に設置されていた監視カメラに盗難の様子が撮影されていた。警察は容疑者がマーサー・アイランド、ポースルボなど複数の地域で同様の盗難事件に関わっている疑いがあるとして捜査を行っている。また10月1日(日)にはコビントンで、別の容疑者がオープンハウスの会場宅から3000ドル相当の宝石類などを盗んでいる。KING5の関連記事はこちら

サムナーで収穫の巨大カボチャ、重さで世界記録更新

10/11/2017 ・KIRO7

カリフォルニア州ハーフムーン・ベイで9日(月)に開催された毎年恒例の巨大カボチャの重さを競う世界大会で、ワシントン州サムナーのジョエル・ホランドさんが出品したカボチャが大会新記録で優勝した。重さ2363パウンドのカボチャは北米で過去最大、また露地栽培では世界で過去最大。優勝賞金は1パウンドにつき7ドルで、合計16541ドルとなった。ホランドさんは、以前1700〜1800パウンドの重さのものを動かすのに使った自家用トラクターではこの巨大カボチャを動かすことができず、商用のフォークリフトを借りてトラックまで移動したと話している。約30年前に趣味で巨大カボチャの栽培を始めたホランドさんは、これまでも同大会で6回優勝している。KIRO7の関連記事はこちら

シアトルの路上駐車料金、市内一部で間もなく改定

10/10/2017 ・KING5

シアトル市は10月から12月にかけて路上駐車料金改定を予定しており、現在その準備が進められている。毎年春に行われる路上駐車の利用状況調査に基づき、需要が高い地域では基本的に1時間0.5ドルの値上げ、需要が低い地域では1時間0.5ドルの値下げを実施。また、需要が高い一部のエリアでは路上駐車の有料時間を延長する。料金改定と有料時間延長の一例は次の通り。
・バラード地区の中心地:午前-値下げ、午後-値上げ
・アップタウン、フリーモント、ユニバーシティ・ディストリクト中心地:午前値下げ
・グリーンレイク:午後値上げ
・キャピトル・ヒル北、キャピトル・ヒル南、パイク-パイン付近:有料時間を午後10時まで延長
・バラード周辺の一部地域:有料時間を午後8時まで延長
その他の料金改定一覧についてはこちら。交通課は、今回有料時間延長の対象とならなかったバラード中心地やグリーンレイク、インターナショナル・ディストリクトなどを、来年の新たな時間延長候補として見直しを行う計画であると話している。KING5の関連記事はこちら