ネバダ州の観光名所～ラスベガス・グランドキャニオン

ラスベガス

マッカラン国際空港に降り立った瞬間から目に止まる、煌びやかな内装と大量に設置されたスロットマシン！搭乗前の時間潰しに多くの人が遊んでいて、さすがラスベガス。カジノを筆頭に、エンターテインメントに長けた街全体の雰囲気が違いますよね。

ラスベガスの見所は、なんといってもストリップ沿いにそびえ立つ巨大なテーマ・ホテルとカジノ。ひとつひとつのホテルにはそれぞれ特徴があり、建物の内外、そして従業員のコスチュームなどからその徹底ぶりを実感。各ホテルが開催する有料ショー以外にも、トレジャー・アイランド前で行われる「バッカニア湾の戦い」やベラッジオの優雅な噴水ショーなどの無料のショーも多種開催されているので、散歩を兼ねてストリップ沿いを歩くだけでも十分に楽しめますよ。

私のオススメは「マンハッタン・エクスプレス」。半世紀ほど前のマンハッタンをテーマにしたホテル、ニューヨーク・ニューヨークには、実在の半分の大きさの自由の女神像や証券取引所、そしてエンパイア・ステート・ビルなどの姿も。その中を時速107キロで駆け抜けるジェットコースターは、スリル満点！

ショッピングを楽しむのも、ラスベガスの醍醐味。そんな中で私が推薦するのが「フォーラム・ショップス」。雰囲気はお台場にあるヴィーナス・フォート。古代ローマの街並みを思わせるモールには、100軒を超えるテナントが入っていて充実。このショッピング・モールひとつで、高級ブランド品からスポーツ用品、そしてキャンドルやボディー・ケア商品など、女性が求める大抵のものは買えちゃいます。

モールで行っている無料ショーもまた見逃せない！　地中海の空を描いた天井の変化が1時間ごとに楽しめたり、噴水の近くで行われる「フェスティバル・ファウンテン」。ゆっくりとショップを周り、かつショーも見たい人は、最低でも1日費やしちゃいます。

ラスベガス郊外

カジノや華やかなショーなどのエンターテインメント色が強いラスベガスにも、一度郊外に出てしまえば壮大な自然がいっぱい！　ツアー・バス、空港などから気軽に借りられるレンタカーなどもあるので、時間に余裕がある時は、違ったラスベガスの一面を見るのも良いのではないでしょうか。

一度は見てみたい「フーバー・ダム」。1935年に完成したこのダム、ラスベガスから南東へ約50キロ、岩山でカーブの多い道を上っていくと見えてくる、年間40億キロワットもの電力を供給している巨大ダムは圧巻です！　このダム、70階建てのビルに相当すると言われる高さは約223メートルで、基礎の最も厚い部分が200メートルと、そのジャンボっぷりを発揮。さすが西海岸電力の源、最上部の幅が14メートル、そして長さは約380メートルにも。

私が訪れた時は、テロ対策として警備が厳重に。バスの中とトランクの荷物検査、そして身分証明の提示も。そのセキュリティー・チェックをくぐり抜けて見たダムは、ほかとは比べものにならないほど大きかった！　あまりの高さに上から覗くと足がガクガクしちゃいそうでした。

そしてダムの北側に広がっているのが「レイク・ミード」。これはコロラド、バージン、マリーの3種類の川がダムによってせき止められてできた人造湖で、世界最大級の大きさだそう。人造湖とは思えないほどきれいで青く輝いた水は、見る価値あり！　気持ちよい風に吹かれながら、ゆっくりひと休憩する場所としてオススメです。　

グランドキャニオン

前回紹介した「フーバー・ダム」や「レイク・ミード」は、ラスベガスからグランドキャニオンまでバスで行く時の通り道。時間にしてラスベガスから約5時間弱のドライブは……結構暇です（っていってもほとんど爆睡していましたが……笑）。でもひたすら往復10時間の道のりを走るよりも、途中でこれらの素晴らしい観光名所に立ち寄ったりするとリフレッシュできて良いですよね！

グランドキャニオンに着いてまず感じたことは、観光バスの多さ！　さすが、アメリカを代表する観光地。何十台もずらりと並ぶ大型バスと世界各国から訪れる人の多さに、改めてグランドキャニオンに来たことを実感。「長い時間バスに揺られてここまで来て本当に良かったぁ～」と、まだキャニオンを目にしてないのに興奮ぎみの私！　

「一度は見ておくべき場所」とグランドキャニオンに行ったことのある友達が言っていた意味がやっと解明。私の想像より100倍以上も高く大きな崖は、今までに見たこともないほど圧倒的で美しく、怖さも忘れて見入ってしまいました。訪れた時期は夏だったので、真っ青な空と何色もの色からなる崖のコントラストは強烈な印象。各スポットに設けられたビュー・ポイントでは、同じキャニオンの違う顔が見られて新鮮！　いろんな場所でいろんな角度からのキャニオンを楽んでください。

ビジター・センターではグランドキャニオン・グッズが手に入るのでチェックしてみて！　地元の写真家が撮影したグランドキャニオンの写真や、Tシャツなどのオリジナル・グッズなど、充実した品揃えです。