第101回 「Shopgirl」 監督:アナンド・タッカー 出演:クレア・デーンズ、ジェイソン・シュワーツマン、 スティーブ・マーティンほか 公開日:10月21日(金) レート:R 公式ウェブサイト:http://shopgirl.movies.go.com | ||||
初めまして。今回、このコーナーを担当することになっただばという者です。初登場なので、軽く自己紹介を。私はベルビュー・コミュニティー・カレッジ(BCC)に通うイチ留学生です。映画が寝ても覚めても大好きで、邦画も洋画もよく見ます。好きな俳優はジョシュ・ハートネットとリバー・フェニックス。日本人なら塚本高史が好きですね。最近は映画を見過ぎて、宿題がまったく進まず焦り気味です。 今回、私が初レビューに選んだのは「Shopgirl」。前評判を聞くこともなく、とりあえず映画館に行きましたが、「まあ、見てソンはなかった」というボチボチの感想。 ビバリー・ヒルズにある高級デパートで働き、学生ローンを支払うのもギリギリな生活をしながら、アーティストになることを夢見るミラベル(クレア・デーンズ)。ある日、コインランドリーで出会った、妙な男性ジェレミー(ジェイソン・シュワーツマン)にデートに誘われます。ちょっぴり不思議なジェレミーに次第に心惹かれ、ミラベルは何度かデートを重ねます。しかし、そんな彼女の前にお金持ちで素敵な紳士、レイ・ポーター(スティーブ・マーティン)が出現。ミラベルはレイに夢中になり始め、ジェレミーとは疎遠に……。しかし、ミラベルとはあくまでも自由な関係でいたいレイと、レイを本気で好きになり始めたミラベルとの間ですれ違いが。2人の男性の間で揺れるミラベル。彼女が最終的に選ぶのは……。 前半部分を見て本格的コメディーかと思いきや、後半はシリアスに。ただのコメディー映画で終わってしまうのではなく、後味も良かったという感じ。レイのミラベルへの近付き方が何とも言えないくらいキザで、ああいうことする人って本当にいるの?と思いましたが、お金持ちの素敵な紳士がするから許されることなのかもしれません。 スティーブ・マーティンが出演しているので、どれほどコメディーなのかと思いましたが、今回彼は、笑いとはほど遠い、シリアスな役でビックリ。コメディー色の強い彼も、この映画では紳士を完璧に演じていて、違和感を感じませんでした。一方、ジェレミーを演じたジェイソン・シュワーツマンは、常識外れな発言と行動でしっかりコメディーにひと役買っていました!
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だば: 東京生まれ、千葉県育ち。都内の中学高校一貫の女子校に通い、高3の夏、オレゴンに1年間交換留学したのをきっかけに、卒業後に再び渡米。現在はBCCに通う。映画が大好きで、将来映画関係の仕事に就くため勉強中。好きな俳優はジョシュ・ハートネット。 |
Shopgirl
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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