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Harry Potter and the Goblet of Fire

第105回 「Harry Potter and the Goblet of Fire」
監督:マイク・ニューウェル
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、
エマ・ワトソン、マイケル・ガンボンほか
公開日:11月18日(金)
レート:PG13
ウェブサイト: http://harrypotter.warnerbros.com

 
The Greatest Game Ever Played
©Warner Bros. Entertainment Inc.

今回紹介する映画は、世界中の人達が待ちに待っていた(?)ハリー・ポッターの第4作目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」。ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が通うホグワーツ魔法学校のダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、ホグワーツ校主催で「3大魔法学校対抗試合」の開催を宣言。魔法界の3大名門校ボーバトン魔法アカデミー、ダームストラング学院、そしてホグワーツ魔法学校の各校を代表する生徒が、それぞれの学校と自分自身の名誉をかけて魔術を使い競技をします。代表選手として選ばれるためには、魔法の木杯「炎のゴブレット」に投じた自分の名前を書いた紙が、燃えずに残っていなければなりません。全生徒が息をのんで見守る中、ゴブレットが各校からひとりずつ選出します。出場選手全員が決定して盛り上がる会場。しかし、ゴブレットは4人目の選手を指名するのです。紙に書かれた名前は「ハリー・ポッター」。魔法対抗試合に出場するには17歳以上でなければならないけれど、ゴブレットの決定は絶対。14歳のハリーは、危険を伴う命がけの戦いに最年少で出場することに……。誰がハリーの名前を炎のゴブレットに投じたのでしょうか? 対抗試合ではどんな危険が? 対抗試合に勝ち、栄光のトロフィーを手にするのは誰? 
 
第1作目以来、「ハリー・ポッター」作品には足を運んでいなかった私。4年前、あどけない表情で世界中の少女達、そしてお姉さま達のハートを射止めたハリー役のダニエル・ラドクリフが、オトナの顔付きになっていたのにはちょっとビックリ。しかも、今回は思春期を迎えたハリーの初恋や、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)のどっきりドレス姿など、初回作に比べると内容的にもオトナ要素がチラホラ。映像も、恐怖心をあおったり暴力的なシーンがあるため、今回初めてPG13に指定されたらしい。まあ、一緒に行く保護者も楽しめる映画になっているのでOKでしょう。
そのほか、最大の見どころは、魔法界の誰もが恐れるヴォルデモート卿が復活すること。今後のシリーズ作での、ハリーとの対決が見逃せなくなりそう。
 
驚いたのは、その上映時間の長さ。なんと2時間半。次第にお尻が痛くなってきて、何度となく座り直す始末。いい歳したオトナの私でさえ、じっと座ってられな~い!なんて思っていたのに、意外にも子供達は映画に釘付け。ハリー・ポッターってすごい! 子供をじっとさせたいと思っているお父さん、お母さん、ハリー・ポッターをぜひご利用ください。

 

カトリーヌ磯部:
大阪生まれ、徳島育ち。親の反対を押し切り、東京に上京、そして渡米。フランス人と結婚し、親不孝街道まっしぐらの自由奔放娘。映画を見た後は必ず夫と感想会。熱く語り過ぎて口論になることもしばしば。エドワード・バーンズが好きなことは夫には秘密。