第114回 「Last Holiday」 監督:ウェイン・ワン 出演:クイーン・ラティファ、アリシア・ウィット、 エルエル・クール・ジェイ ほか 公開日:1月13日(金) レート:PG-13 ウェブサイト:www.lastholidaymovie.com | ||||
この間、生まれて初めて映画館の「はしご」をしました。見たい映画がたくさんあるのに、忙しいので1日に2本見ようと決めたところ、その2本が違う映画館でしか上演していないという状況に。その2本とは、この「Last Holiday」と、アニメーションの「Hoodwinked」。後者は予告を見て期待し過ぎました。いざ映画を見に行ったら、笑えるのは予告で見た場面だけという期待はずれな結果だったので、今回の映画レビューでは紹介しないことにしました。最近の映画、特にアニメーション映画の予告編はすごく上手に作られていますが、そこで良いネタを使い過ぎなのが残念。それを何度も見た人には映画に新鮮さがないように感じるんですよね。 さて、この映画の主人公、ジョージア(クイーン・ラティファ)はいろいろな夢を持って毎日地道に働くデパートの調理器具販売員。同僚のショーン(エルエル・クール・ジェイ)に恋をしていますが、シャイな彼女はずっと気持ちを伝えられずにいます。ある日ちょっとしたことで頭をぶつけ、ショーンに病院へ連れて行かれ、脳の検査を受けるのですが、そこで彼女は自分が余命2、3週間の病気であることを知ります。そして、全財産を使って残り少ない余生を豪勢なものにしようと決心してヨーロッパへと旅立つのです。 この映画で気になった点は、彼女の給料でやることなすことすべてを豪華にできるほどお金が貯まるのだろうか?ということと、彼女が旅行先で泊まったホテルで注文したディナーの量。食べ終わった後のお皿を見ると、すべてきれいに食べているではないですか! いくら彼女の体型でも、「こんなには平らげられんだろ……」と思ったのは私だけではないはず。 いくら映画の中の話とはいえ、彼女のようなお金の使い方にはうらやましくなるばかり。私もいつか飛行機のファースト・クラスに乗って、世界で一番良いホテルの一番良い部屋に泊まり、一番おいしいご飯を食べて、極上のエステでサービスを受けたいものです。 | ||||
だば: 東京生まれ、千葉県育ち。都内の中学高校一貫の女子校に通い、高3の夏、オレゴンに1年間交換留学したのをきっかけに、卒業後に再び渡米。現在はBCCに通う。映画が大好きで、将来映画関係の仕事に就くため勉強中。好きな俳優はジョシュ・ハートネット。 |
Last Holiday
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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