シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

She’s the Man

第120回 「She’s the Man」
監督:アンディ・フィックマン
出演:アマンダ・バインズ、ジェームズ・カーク、チャニング・テイタム、ロバート・ホフマンほか
公開日:3月17日(金)
レート:PG-13
公式ウェブサイト:www.shestheman-themovie.com

 
she is the man
© DreamWorks Pictures

今回紹介する映画「She’s the Man」は、「何かの漫画で読んだことがあるような……」と思ってしまうような内容。ヒロインが双子の兄になりすまし、男子寮に入って男の子達と一緒にサッカーしたり、クラスメートの女の子から思いを寄せられたりと、よくある(?)パターンのストーリー展開。
ビオラ(アマンダ・バインズ)は、学校で所属する女子サッカー・チームが存続の危機に陥り悩む女の子。ミュージシャンになることを目指してロンドンに旅立った双子の兄・セバスチャン(ジェームズ・カーク)になりすまして、彼が通う学校で男子サッカー・チームに入部することに。そこでビオラはルームメートになったデューク(チャニング・テイタム)が気になり始めます。しかし、デュークは校内一人気のオリビアが好きで、そのオリビアはセバスチャンになりすましたビオラのことが好きになり、そしてそこに本物のセバスチャンがロンドンから戻って来て……!?

正直言って、私が予想していた以上に面白い映画でした! 基本的にこの手の映画は女の子向けだと思いますが、一緒に見に行った男友達も思ったより面白かったと言っていたのでビックリ。女の子だとバレないように、一生懸命男らしく演じているビオラの行動が「超」が付くほど不自然で笑えました! 私はティーンエイジャーのラブコメがすごく好き。この映画の中にも、どこにでもありそうなハイスクールでの恋愛話(男の子のふりをして男子寮に入っていくところ以外)がたくさん織り込まれていて、まさに私のストライク・ゾーンど真ん中。

キャラクターとしてはビオラの性格がかなり好き。同じ女の子としてちょっと憧れます。男の子達と肩を並べるくらいサッカーができて、だらしのない男の子にはハッキリ物を言うし、支えてくれる友達にも恵まれていて、「かっこいいな……」と思いました。

どうしても気になったのは、ビオラとセバスチャンは双子でも身長差があったのに、周囲があそこまで気付かないのはありえないだろうということ。細かいところまで気にしてしまう私の性格から「顔とかで絶対わかるだろ」とかツッコミを入れたくなりますが、「まぁ映画だから」で済ませましょう。

だば:
東京生まれ、千葉県育ち。都内の中学高校一貫の女子校に通い、高3の夏、オレゴンに1年間交換留学したのをきっかけに、卒業後に再び渡米。現在はBCCに通う。映画が大好きで、将来映画関係の仕事に就くため勉強中。好きな俳優はジョシュ・ハートネット。