第23回 「Starsky & Hutch」 | |||
1970年代に流行った刑事ドラマの映画化。「Zoolander」で、ベン・スティラーとオーエン・ウィルソンのダサクールな演技を見てから、公開を非常に楽しみにしていた。期待通り、ここ最近のコメディーでは文句なし! ずば抜けておもしろかった。 刑事達の間で伝説となっている母親を持ち(TVドラマでは、母親ではなく父親だった)、常にGパンに皮ジャン、車をこよなく愛すスタースキー(ベン・スティラー)。そして、ブロンドの髪に青い目、ギターの腕も一流のハッチ(オーエン・ウィルソン)。このふたりがぶつかりあい、理解しながら、難事件を解決していく。共演コンビとして定着してきている彼らは、息もぴったり。映画の中で使用されている70年代の衣装・小物などは、どこか懐かしく、色使いなどは見ていてとても楽しめた。 脇を固める、情報屋のハギー(スヌープ・ドッグ)や「Old School」での共演者達もいい味を出していた。こんなに大笑いした映画は久しぶりで、シリーズ物になってもいいのにと思う。このふたりで次回は何をやってくれるかと、今からワクワクしている。 | |||
石渕裕子 群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。 |
Starsky & Hutch
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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