第24回 「Spartan」 | |||
大物政治家(映画の最初では、はっきり誰なのかわからない)の隠し子である娘、ローラが誘拐された。スコット(バル・キルマー)と若いパートナーは、彼女の足跡を追い、大掛かりな救出作戦に乗り出すのだが……。 監督は、猟奇殺人を描いた映画「ハンニバル」の脚本家、デビッド・マメット。主演はバル・キルマーで、迫真の演技が素晴らしかった。緊迫した迫力満点のシーンなどは確かに見応えがあったが、根本であるストーリーや話の結末が物足りなく、正直、観ていて長く感じてしまった。 映画が終わってから、「なぜ、ほかの映画を選ばなかったんだろう」と、ちょっぴり悔やまれた。ちなみに、私の友人はすごく気に入っているし、観客の中にも、満足そうな会話をしながら帰っていった人達もいたので、人によって意見が分かれるのかもしれない。もしこの映画を観たら、web@jeninc.comにぜひ感想をお寄せください。 | |||
石渕裕子 群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。 |
Spartan
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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