第42回 「The Terminal」 | |||
東欧の小国からやって来たビクター・ナボロスキー(トム・ハンクス)が、自国の政情不安定のためNYの空港に到着しながらも出国できず、空港内で許可が出るまで足止めになってしまった。お金も使えない、言葉がわからない、一体いつ帰れるのかわからない状況の中で、さまざまな出来事が起こる。空港内という限られた世界の中で、多くの人との出会い、友情、美しいフライトアテンダントのアメリア(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)とのロマンスなど、彼の人柄が周りの人達の心を和ませていく。 見た後に、スティーブン・スピルバーグの最新作ということを知る。はぁー、そうだったんだー、と。おそらく知っていたらもっと期待し過ぎていたに違いない。最後が、ええええ~なんで?と思ったが、終始かわいらしく温かくまとまっていた。 トム・ハンクスはいつもまで経っても(年齢関係なく)、恋愛映画の主演を張れる俳優のひとりだと感心しきりであった。また、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、美しいが太っ腹母さんというイメージ(個人的には)だったが、痩せてふた周りくらい小さくなっていて驚いた。 | |||
石渕裕子 群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。 |
The Terminal
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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