シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

i, Robot

第44回 「i, Robot」
監督:アレックス・プロヤス
出演:ウィル・スミス、アラン・テュディック、ブリジット・モイナハン、ブルース・グリーンウッド、ほか
公式ウェブサイト:
www.irobotmovie.com
www.foxjapan.com/movies/irobot(日本語)

The Terminal

舞台は、2035年。今や人々の生活にロボットは、なくてはならないものになっている。掃除、買い物、犬の散歩など、あらゆるところで使用され、人間に絶対服従するものとして人々に信頼されている。巨大企業、USロボティックス社で新型ロボットを発表した直後、開発者アルフレッド・ラニング博士が自殺か他殺かわからない謎の死を遂げる。常日頃、このロボット社会のあり方に疑問を持っていたデル・スプーナー刑事が捜査に乗り出すが、新型ロボットを容疑者として扱うことができないまま捜査が打ち切られる。そして、USロボテック社の巨大な魔の手が刑事に襲い掛かる。

やっぱり、くだらなかった……。2035年という時代設定は、あまりにも早過ぎるのでは? 新型ロボットが、50階からダイブして大丈夫だったり、とことんやられてもしつこく起き上がったり。それは、あり得ないでしょう?と思う出来事の繰り返しだった。個人的にロボットなどの機械系に興味がないので、将来ロボットが身近になる日が来るのかもしれないが、遠い先の物語としか考えられない。最後の結末も、えぇ~?というのが正直な感想。ちなみに、この新型ロボット「NS-5」のサイトは、すごく凝っていて必見。

 

石渕裕子
群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。