第48回 「Sky Captain and the World of Tomorrow」 | |||
新聞記者で、記事のためなら危険も顧みないポリー(グウィネス・パルトロウ)は、有名科学者の連続失踪事件を追っていた。突然、NYが巨大なロボットの攻撃を受け、ポリーはかつての恋人で、スカイキャプテンと呼ばれる飛行家、ジョー(ジュード・ロウ)を訪れ、共に事件を解決しようとする。が、地球を滅亡させようと企む、トーテンコープ博士の激しい攻撃を受け、そしてジョーの相棒である天才メカニック、デックス(ジョバンニ・リビシ)が誘拐される。 「ロケにチベットまで行ったのか~」とか「ああああ! 飛行機がたくさん爆発してる~(お金すごい掛けてるな)」とか感心していたのに、すべてのシーンがスタジオ内で撮影されたデジタル合成映画だという。そうなると今度は、「デジタル合成でここまでできるのか~」と、これまた感心。 全編セピア色でアンティークっぽいのが、お洒落だ。かなり危険なシーンでも、そのせいで、そんなにハラハラしない、というのも実際のところ……。出てくるロボット達を見ていると、どうしても「天空の城ラピュタ」を思い出してしまうのは私だけだろうか。とにかく、ストーリーというよりも目で十分に楽しませてくれる作品と言えよう。
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石渕裕子 群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。 |
Sky Captain and the World of Tomorrow
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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