第55回 「Finding Neverland」 | |||
私、おこげは、最近観たミュージカル『ピーターパン』(The 5th Avenue Theatreで公演中。イベント情報を参照)に感激したことから、作者ジェームス・M・バリの物語『Finding Neverland』を観に行くことにしました(そこ、「単純なヤツ!」とか言わない)。監督が『Monster’s Ball(邦題『チョコレート』)』のマーク・フォスターというのも期待大です。 舞台は1904年。ロンドンのデューク・オブ・ヨーク劇場。劇作家ジェームス・M・バリ(ジョニー・デップ)の新作『リトル・メアリー』がオープニングしたが、評価はイマイチで、興行主のチャールズ・フローマン(ダスティン・ホフマン)も苦い顔。そんなジェームスが、ひょんなことから父親を亡くした4人の子供とその母親シルビア(ケイト・ウィンスレット)に出会う。子供達との遊びを通して、ジェームスはのちの傑作『ピーターパン』を見い出していく。しかし、既婚者と未亡人の親密な関係に世間の目は冷たく、特に、妻メアリー(ラダ・ミッチェル)との疎外感は深まって……。 まず、ケイト・ウィンスレットの肝っ玉母さんぶりにびっくり。さすが、2児の母になっただけあります。びしょぬれになって、あんなに胸がはだけていても、全然エロくないです(どこ見てるんだよ。私はヒロシさんかよ。YOUMAGA.COMの激闘シーホークス観戦記を参照)。ジョニー・デップも久しぶりに泣かせてくれました(私、『シザーハンズ』でも大泣きします)。私もネバーランドに連れてっておくれ……(現実逃避)。 まだ見てない人は、この映画を見る前に『ピーターパン』の原作をおさらいしておいてください。すると、主人公が『ピーターパン』の物語の欠片を見つけていく様子がもっとわかりやすくなると思います。 私的2004年度「コレを見ろ!」大賞はダントツでこの映画ですね。 余談ですが、ジョニー・デップとピーター役のフレディ・ハイモア君は、『Charlie and the Chocolate Factory』でまた共演します。『Willy Wonka & the Chocolate Factory』のジーン・ワイルダーの印象が強すぎて、この映画でジョニー・デップがどんな姿で登場するのか、気になります。しかも、監督は『シザーハンズ』のティム・バートン。どんな映画になるのかな?と今からワクワクです。
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おこげ:シアトル在住4年目。8月に大学を卒業したものの、まだ学生気分が抜けていない。コメディーや家族向け映画ばかり見てしまうお年頃(?)。 パー子:社会人1年目。数々の名言を残す偉大な人。「骨盤送ってもらったの」は名言中の名言。ちなみにどこかのパー子さんと違ってピンクの服は着ていません。 |
Finding Neverland
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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