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Elektra

第62回 「Elektra」
監督:ロブ・ボウマン
出演:ジェニファー・ガーナー、ゴラン・ヴィスニィック、テレンス・スタンプ、ジェイソン・アイザックス、ウィル・ユン・リー、ほか
公式ウェブサイト:http://www.elektramovie.com

The Aviator

「デアデビル」のスピンオフ※1作品。エレクトラは、彼女を訓練した暗殺者グループであるザ・ハンドによって復活し、マーク・ミラーとその13歳の娘を殺すよう命じられる。しかし、エレクトラは、その親子と仲良くなってしまい、グループに反逆することを決意する……。

あのボブ・サップや、金川弘敦も出演し、妖しい魅力がたっぷりのこの映画(あ、主役ジェニファー・ガーナーを忘れては失礼ですね)。一体どんな映画になっているのか、ワクワクしながら映画館を訪れました。

主役のジェニファー・ガーナーは何であんな不思議な歩き方、表情をするんだろう。ナイス・バディーでかわいいのに……(「13 going on 30」と同じ印象。苦しくなって途中で見るのやめた映画)。その点では、デアデビルでのかなりのチョイ役のほうがかわいかった。アクションも正直、うーん……。早送りしすぎですよ。体はかなり鍛えられてましたがね。あの腹筋欲しいです。人間的なちょっと情けないヒロインということで似合ってました……。

ボブ・サップと金川弘敦は、かなり悪役がはまってました。ただのメイクのせいかもしれませんが……。ボブ・サップは、見てくれのみでほとんど演技してません。しかし、この映画って、エレクトラを始め悪役のみなさんも日本の忍者ということらしいので、日本語を話したりするわけですが(会議の時は、なぜか英語)、ハリウッドの日本語ってどうして、あんなに訛っているんでしょうか。ぼけーっとしてたら、日本語かどうかもわからない。最近、多いですね、こういう映画。ぱっと思い付くのは、「キル・ビル」、「ラスト・サムライ」ですかね。

たまに頭を使わないで見ることのできる映画もいいなと思います。後味もいいし。わかりやすくてクサい台詞もないし、展開が早いので、「スパイダー・マン」※2より好きです。


※1:映画の脇役を主役にして新しい映画に仕上げること。続編ともちょっと違う。
※2:同じマーベル・コミックが原作の映画。人気があるのだけれど、私は良さがあまりわからない。



 

おこげ:シアトル在住4年目。8月に大学を卒業したものの、まだ学生気分が抜けていない。コメディーや家族向け映画ばかり見てしまうお年頃(?)。
パー子:社会人1年目。数々の名言を残す偉大な人。「骨盤送ってもらったの」は名言中の名言。ちなみにどこかのパー子さんと違ってピンクの服は着ていません。