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The Matrix Revolutions

第7回 「The Matrix Revolutions」
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブズ、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、ヒューゴ・ウィービング、ジャダ・ビンケット・スミス
公式サイト:http://whatisthematrix.warnerbros.com/japan/

ポスター
© Warner Bros.

前作「The Matrix Reloaded」の衝撃的なエンディングで、ネオ(キアヌ・リーブス)はさらなる進化を遂げる。最後の戦いも終わりに近づく今、マシンに世界が征服されてしまうのか、ネオが未知のパワーを引き出し、人類の滅亡の危機を救うのか……。

エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィービング)が船の乗員に巧妙に乗り移り、内部から破壊を始める。一方でネオは、マトリックスと現実世界の境界に迷い込んでしまい、トリニティ(キャリー=アン・モス)とモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)が預言者であるオラクルの力を借りてネオを助け出す。オラクルはネオに最後の導きの言葉を告げる。「戦いは今夜で終わる。悪の闇が世界を包んでいくのが見える。包まれたら最後、われわれの明日はない」。ナイオビ(ジャダ・ビンケット・スミス)の助けで、ネオとトリニティーは、未だかつて誰も挑んだことのない敵の本拠地、マシン・シティーの心臓部へ乗り込むことを決意する……。

人類とマシン、2つの文明の未来は、ネオとエージェント・スミスの最後の対決にすべて委ねられる。圧倒的不利な状況の中、全員が力を合わせ、人類の未来のために自分の命を懸け、必死の攻防を試みる。自分の命を犠牲にしても、愛する者を救いたい。その人間の強さ、信念がひしひしと伝わる感動のグランド・フィナーレである。

世界62ヵ国、120都市にて同時公開。誰もが待ちにまった 3部作完結編。日本は、上映開始のカウントダウンのために出演者達が来日したこともあり、大騒ぎだったようである。新宿歌舞伎町ミラノ座前の広場に設置した特設ステージには約2,000人のファンが集結し、カウントダウンが始まると、緑色に光る人口雪が降ったり飛行船が舞い上がったりと、このイベントの総費用だけでも1億円掛かったそうだ。また、めったに公の場に姿を見せないウォシャウスキー兄弟も登場し、そのイベントの模様は世界中に衛星配信され、歴史的なオープンニング・セレモニーとなった。

石渕裕子
群馬県生まれ。2002年までインターネットの会社(川崎)で勤務。結婚を機に渡米し、シアトルへ。小学校勤務を経た後、現在はコンピュータ会社にて勤務中。