Sin City

フランク・ミラー原作のコミックを元に斬新的かつクリエイティブなアクション・フィルムを製作し、また最近では「キル・ビル2」のディレクターをしたことで有名なロバート・ロドリゲスが監督した話題の新作。

危険な町、シン・シティーを舞台に、この町に生きる荒くれ者、マーブ（ミッキー・ローク）はひと晩だけ共にした美しいストリート・ガールが、翌日、隣で死んでいるのを発見。警察に追われつつも、真の殺人者を捜し出すため、シン・シティーをさまよう。映画は、このマーブを中心に心臓の悪い警察官（ブルース・ウィリス）と昔自分が救った子供の（ジェシカ・アルバ）のストーリー、また悪徳警察官（ベニチオ・デル・トロ）を殺してしまったストリート・ガール達を守るため、ドワイト(クライブ・オーエン)が奮闘するストーリーが交差する。

まぁ～たくさんの豪華キャストがこれだけ集まってるのも珍しいけど、それなりに、みんな持ち味が出ていて、なんとかうまくまとまってたっていうのが感想。始まりは、コミック調で淡々とし過ぎて、ついていけないかも？と思ったけど、引き込まれてしまえば、そのテンポについて最後まで見切れたわね。映画のほとんどはモノクロなだけあって、げろげろ～なグロテスクなシーン（私の中では「キル・ビル」を超えたわ）も見るに耐えられないほどでもない（すべてカラーだったら会場からみんな飛び出すほど……）。「ロード・オブ・ザ・リング」では、かわいい悩めるホビッツだったあの彼が……。残酷です。また、我々にお馴染みの「ベニハナ・レストラン」のオーナーの娘、スーパーモデルのデボンちゃんも美しいながらに、これでもかってぐらい残酷……。デボンちゃんが美しいと言えば、この映画に出てくる女の子はみ～んな可愛い＆美しい!! 大人気のブリタニー・マーフィやジェシカ・アルバを始め、ストリート・ガールズはみんなセクシー。男ならこの美しさを見たいだけでも。この映画を鑑賞するだけの価値ありよ。