第78回 「The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy」 監督:ガース・ジェニングス 出演:マーティン・フリーマン、モス・デフ、サム・ロックウェル、ズーイー・デシャネル、ビル・ナイフィー ウェブサイト:hitchhikers.movies.go.com | |||
見て参りました、地球の誕生を滑稽に描いた映画「The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy」(しかもシネラマで)。物語は普通のそこら辺にいるような男のアーサー(マーティン・フリーマン)が、バイパスを建設するため立ち退きを要求される朝から物語は始まります。アーサーの親友のフォード(モス・デフ)は実は諸星を放浪し、素晴らしい本『銀河ヒッチハイク・ガイド』を伝えるエイリアン。移動手段の問題により、15年間、自分の星へ帰れないでいたのだった(親友だったアーサーも知らなかった!)。そんなフォードはとんでもなくおバカな銀河系の大統領(サム・ロックウェル)が地球を消滅させてしまう直前に、アーサーを地球外へ救い出します。あっという間に完全なるホームレスになってしまったアーサーとフォードは銀河系を飛び出し、宇宙の旅へ出る……。消滅してしまった地球は元に戻るのか? ダグラス・アダムスの傑作SFパロディ『銀河ヒッチハイク・ガイド』を映画化。このコメディーは子供から大人まで楽しめるファミリー向け映画。いきなり、地球が消滅してしまい(よりによって、アホな男によって。本人はバカを装ってるつもりらしいけど)、家どころが住む星さえ、なくしてしまった男と、愉快な仲間、特に頭でっかちなスーパーロボット(ワーウィック・デイビス)のキャラは最高! 日本はまだ公開していないようですが、日本でなら一気に携帯ストラップ(まだ流行ってるのか知らないけど)とかまでできちゃいそうなぐらい人気になりそう……。本当にかわいい~! やる気のなさげな声と顔がマッチング!!! あと、宇宙船が瞬間移動するシーンも見もの。そして、宇宙船のドア。たかがドアとあなどるなかれ!……笑えます。気になる人は映画館に行って今すぐ見る価値ありますよ。
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おこげ:シアトル在住4年目。8月に大学を卒業したものの、まだ学生気分が抜けていない。コメディーや家族向け映画ばかり見てしまうお年頃(?)。 パー子:社会人1年目。数々の名言を残す偉大な人。「骨盤送ってもらったの」は名言中の名言。ちなみにどこかのパー子さんと違ってピンクの服は着ていません |
The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy
- 12/07/2020
- とれたて!映画レビュー
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