(2010年5月)
子供が病気になると親は不安になるが、それが異国でともなればなおのこと。「嘔吐って英語でなんて言うの?」「あの予防注射は何の病気のため?」「アメリカの保険システムは複雑過ぎてわからない」。こんな経験はないだろうか?
ビーバートンにこの春オープンしたドクター・ルース小児科クリニックのルース真理医師は、日本語と英語のバイリンガル。日本語が通じるのはもちろんのこと、日本の習慣や文化も知っている。そのうえ、自身にも小さい子供がいるので、子育てや子供の健康管理に不安を感じる親の気持ちがよくわかる。Eメールや電話での相談にも応じているので、疑問や悩みがあれば、クリニックに出向かなくても気軽に聞けるのがありがたい。健康や病気、医療に関してだけではなく、赤ちゃんの成長や発達について「うちの子、これで大丈夫?」と思ったことや、保険についてもアドバイスをもらえる。
「他州で小児科医として勤務していた時には、たくさんの患者さんを抱え、診療時間がひとり5分というようなこともありました。これではいけないと思い、同じく小児科医である夫のマーカスと共に開院したのがこのクリニックです」と、真理さん。患者数を抑え、ひとりひとりの患者にきめ細かく質の高い診察、治療をすること。それが、ドクター・ルース小児科クリニックの目標だ。
5月末には同じビル内にデイ・ケア施設もオープン予定。最新情報はウェブサイトで確認を。
▲クリニックの入るビル。オフィスは改築したてで、デイ・ケアも併設
▲小児科医の真理さんは2歳と0歳、
2児の母でもある
■The Doctors Luce Pediatrics, LLC
16280 NW Bethany Ct., Beaverton, OR 97006
TEL: 503-713-5330
診療時間:9:00 a.m.~6:00 p.m.(土曜10:00 a.m.~3:00 p.m.)休み:日曜
www.thedoctorsluce.com
*掲載の情報は()内の日付の時点のものです。
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